デロンギ現行2機種を比較|クラシックとスティローザの違いを解説!

デロンギECP3220J本体を斜め前から撮影した外観写真 エスプレッソマシン

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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

デロンギの手動エスプレッソマシンを初めて選ぶとき、候補になりやすいのがクラシックEM450J-MとスティローザEC235J-Wです。

クラシックは税込35,800円、スティローザは税込22,800円なので、公式価格には13,000円の差があります。

これだけを見ると、安いスティローザで十分なのか、クラシックへ予算を上げる意味があるのか迷いますよね。

先に結論を言うと、抽出圧を確認しながら調整し、抽出量の自動停止も使いたいならクラシックが向いています。

一方で、価格を抑え、自分で抽出の開始と停止を操作しながら手動機を始めたいならスティローザが選びやすいです。

なお、デロンギ公式にはデディカ系やグラインダー付きのラ・スペシャリスタ系なども掲載されています。

この記事でいう現行2機種とは、価格と役割が近く、グラインダーを内蔵しない入門向けのクラシックとスティローザを指します。

私はこの2機種そのものを長期所有しているわけではなく、同じ手動エスプレッソ機のECP3220を実際に使っています。

そのため、各機種固有の機能は公式仕様を基準にし、準備、抽出後の片付け、ミルク作りなど共通する部分だけを実体験として分けてお伝えします。

この記事のポイント
1クラシックとスティローザの価格・機能差
2圧力計と自動停止に予算を払う意味
3初心者やミルク派に向く機種
4購入前に確認したい手入れと設置条件

結論は操作支援で選ぶ

2機種とも、コーヒー粉をポルタフィルターへ詰めて抽出し、手動フロッサーでミルクを泡立てる家庭用エスプレッソマシンです。

ただし、同じ手動機でも、抽出を助ける機能とユーザーが担当する範囲が違います。

クラシックが向く人

クラシックEM450J-Mが向くのは、手動抽出の工程を楽しみつつ、失敗を減らす手掛かりも欲しい人です。

本体前面の圧力計で抽出状態を確認できるため、粉の量やタンピングを変えた結果が目で分かります。

シングルとダブルの抽出ボタンもあり、設定した量で止まる定量抽出を使えるのも大きな違いです。

抽出中につきっきりでカップの量を見なくてもよいので、手動機らしさを残しながら操作を少し楽にできます。

また、フォームミルクの仕上がりを調整できるフロッサーを備えているため、エスプレッソだけでなくカプチーノやカフェラテも作り込みたい人に合います。

クラシックが特に合う人

圧力計を使って抽出を調整したい人、1杯と2杯の定量抽出を使いたい人、ミルクの泡立ちも変えて楽しみたい人です。

スティローザが向く人

スティローザEC235J-Wが向くのは、まず予算を抑えて手動エスプレッソを始めたい人です。

電源、予熱、抽出、スチームの切り替えを一つのダイヤルで行うため、操作の流れを覚えやすい設計です。

抽出は自分で開始し、好みの量になったところで止めます。

最初はタイミングを迷うかもしれませんが、自分で一連の工程を動かしたい人には、むしろ分かりやすい操作方法でしょう。

コーヒー粉だけでなくE.S.E.規格のカフェポッドにも対応しているので、粉を量って詰める作業を省きたい日にも使えます。

スティローザが特に合う人

本体価格を抑えたい人、ダイヤル操作で始めたい人、カフェポッドも使いたい人、自分で抽出を止める工程を楽しめる人です。

価格差だけで決めない

公式価格の差は13,000円ですが、クラシックを選べば必ずスティローザよりおいしくなる、と単純には言えません。

エスプレッソの味は、豆の種類、鮮度、挽き目、粉量、タンピング、抽出量、清掃状態でも変わるからです。

クラシックの価格差は、主に圧力計、定量抽出、サーモブロック、調整つまみ付きフロッサー、大きめの水タンク、金属を使った外観へ支払うものと考えると分かりやすいです。

これらを使う場面が想像できるなら、クラシックへ予算を上げる意味があります。

反対に、抽出量は自分で止めればよく、圧力計も細かく見ないと思うなら、スティローザの方が無駄の少ない買い物です。

takaのワンポイントアドバイス

上位機能が付いていることより、毎回使う機能かどうかが大切です。

購入後に使わない機能へお金を払うより、余った予算をグラインダーや新鮮な豆へ回した方が満足しやすい場合もありますよ。

2機種の仕様を比較

まずは、購入判断に関わる仕様を並べて確認します。

価格や在庫は変わることがあるため、表の金額は2026年8月1日に公式サイトで確認した税込価格として見てください。

比較項目 クラシック EM450J-M スティローザ EC235J-W
公式税込価格 35,800円 22,800円
操作方法 抽出ボタン・スチームつまみ メインダイヤル・スチームつまみ
抽出量 1杯・2杯の定量設定 手動で開始・停止
圧力計 あり なし
最大ポンプ圧 15気圧 15気圧
加熱方式 サーモブロック ステンレス製ボイラー
ミルク機能 調整つまみ付きフロッサー 手動フロッサー
水タンク容量 1.7L 1.0L
本体寸法 幅225×奥行290×高さ315mm 幅210×奥行265×高さ300mm
重量 約4.2kg 約3.6kg
消費電力 1350W 1100W
カフェポッド 公式付属品では明記なし E.S.E.規格に対応
グラインダー 非搭載 非搭載

価格差は1万3000円

クラシックは35,800円、スティローザは22,800円で、公式価格の差は13,000円です。

本体だけを安くそろえるならスティローザが明確に有利です。

ただし、どちらもグラインダーを内蔵していないため、豆から挽くなら別に電動ミルや手挽きミルが必要になります。

本体予算を使い切るのではなく、グラインダー、ミルクピッチャー、豆、清掃用ブラシまで含めて合計額を考えましょう。

後の見出しで各々の商品について触れています。

とくにエスプレッソは挽き目の影響が出やすいため、豆から使う予定ならグラインダー代を後回しにしない方がよいです。

本体サイズと容量の差

スティローザは幅210mm、奥行265mm、高さ300mmで、クラシックより一回り小さく軽量です。

キッチンの空きが限られる場合や、使用後に本体を動かしたい場合はスティローザが扱いやすいでしょう。

クラシックは幅225mm、奥行290mm、高さ315mmで、水タンク容量は1.7Lあります。

スティローザの1.0Lより700ml多いため、複数杯を続けて作る家庭では給水回数を減らしやすいです。

ただし、仕様表の奥行きだけで設置を決めると、給水タンクの着脱やポルタフィルターを回す手元の空間が足りないことがあります。

左右と上部に手を入れられる余裕まで測っておくと、購入後の窮屈さを防げます。

 

共通する基本機能

両機種の最大ポンプ圧は15気圧で、エスプレッソ抽出と手動のミルク泡立てに対応します。

ここで注意したいのは、最大ポンプ圧が同じだから仕上がりも同じになるわけではないことです。

スティローザは公式に、抽出時の圧力9気圧と温度90度を実現する設計として説明されています。

クラシックは圧力計を見ながら粉量やタンピングを調整でき、サーモブロックで抽出温度の安定を図る構成です。

つまり、最大値を競う比較ではなく、抽出条件をどう作り、どう確認できるかを見るべきです。

また、両方ともカップ受けを取り外せるため、カップの高さに合わせやすく、受け皿の清掃もしやすい設計です。

クラシックの違い

クラシックEM450J-Mは、手動機の楽しさを残しながら、抽出を確認しやすくしたモデルです。

価格差の中心となる四つの機能を見ていきます。

圧力計で抽出を確認

クラシックの大きな特徴は、本体前面に圧力計を備えていることです。

エスプレッソでは、粉が粗すぎたり量が少なすぎたりするとお湯が速く通り、反対に細かすぎたり詰めすぎたりすると流れにくくなります。

圧力計があれば、抽出状態を見ながら粉の量やタンピングを変える手掛かりになります。

ただし、針を特定の位置へ合わせるだけで味が自動的に決まるものではありません。

抽出時間、液量、クレマ、香り、実際に飲んだ味と一緒に見て、次の一杯を調整するために使う機能です。

毎回の違いを確認しながら上達したい人ほど、圧力計の価値を感じやすいでしょう。

ワンプッシュで自動停止

クラシックはシングルとダブルのボタンを備え、抽出量をそれぞれ設定できます。

ボタンを押せば設定量で止まるため、抽出中に液量を見続ける負担を減らせます。

手動機を使いたいけれど、朝は少しでも工程を短くしたい人には便利です。

また、同じカップと設定を使えば、日ごとの抽出量をそろえやすくなります。

もちろん、粉の状態によって味は変わりますが、液量という一つの条件を固定できるのは調整しやすさにつながります。

サーモブロックを採用

クラシックは、必要な湯を加熱するサーモブロックを採用しています。

公式では、同クラスで初採用し、安定した抽出温度を目指した機能として案内されています。

エスプレッソは少量のお湯で短時間に抽出するため、温度が大きくぶれると味の印象も変わりやすいです。

そのため、抽出条件を詰めたい人にとって温度の安定は見逃せない要素です。

ただし、電源を入れた直後の準備時間や連続使用時の感覚は、室温や使用状況でも変わります。

初回使用や予熱の方法は、必ず付属の取扱説明書に従ってください。

フロッサーを調整できる

クラシックには、フォームミルクの仕上がりを調整するつまみ付きフロッサーがあります。

カプチーノ向けの空気を含んだ泡と、カフェラテ向けのなめらかなミルクを作り分けたい人に魅力があります。

ただし、つまみがあるから最初から理想の泡になるわけではありません。

牛乳の温度、脂肪分、ノズルの深さ、ピッチャーの角度、空気を入れる時間で仕上がりが変わります。

機能を生かすには何度か練習が必要ですが、その試行錯誤も楽しめる人にはクラシックが合います。

スティローザの魅力

スティローザEC235J-Wは、必要な機能へ絞り、手動エスプレッソを始めやすい価格にしたモデルです。

高機能ではないから不十分なのではなく、ユーザーが自分で操作する範囲が広い機種と考えましょう。

価格を抑えて始めやすい

22,800円という公式価格は、デロンギの現行エスプレッソメーカーの中でも入りやすい水準です。

初めての手動機で続けられるか分からない人や、週末を中心に使いたい人には現実的な選択肢でしょう。

クラシックとの差額13,000円をグラインダーや豆へ回す考え方もできます。

すでに挽いたコーヒー粉を購入するなら、本体とミルクピッチャーから小さく始めることも可能です。

ただし、安さだけで選び、抽出の開始と停止を毎回自分で行うことを負担に感じると、使用頻度が下がるかもしれません。

購入前に、手動操作を面倒と感じるか、楽しいと感じるかを想像しておくことが大切です。

ダイヤル操作がシンプル

スティローザは、正面のメインダイヤルで電源、予熱、抽出、スチームの準備を切り替えます。

ボタンが多くないので、初めて見ても操作の流れを把握しやすいです。

エスプレッソはダイヤルを抽出側へ回して始め、必要な量になったら戻して止めます。

自動停止はありませんが、カップへ落ちる色や量を見ながら止められるため、自分で淹れている感覚は得やすいでしょう。

最初は計量カップやタイマーを使い、同じ粉量と抽出量を記録すると、好みの一杯を再現しやすくなります。

カフェポッドにも対応

スティローザには、1杯用と2杯用のコーヒー粉フィルターに加え、E.S.E.規格のカフェポッドに対応するフィルターが付属します。

カフェポッドは、決められた量のコーヒー粉を紙で包んだものです。

粉を量り、こぼさないように詰め、タンピングする工程を減らせるため、忙しい日や後片付けを軽くしたい日に使いやすいです。

一方で、豆や挽き目を細かく変えて抽出を追求する自由度は、コーヒー粉を自分で用意する方法の方が高くなります。

手軽さと調整の余地を、その日の気分で使い分けられるのがスティローザの面白いところです。

軽くて置きやすい

スティローザは約3.6kgで、クラシックより約600g軽量です。

幅、奥行き、高さも少しずつ小さいため、一人暮らしのキッチンや棚の限られた場所では置きやすいでしょう。

ただし、抽出時はポルタフィルターを本体へしっかり取り付けるため、軽さだけで設置場所を決めないでください。

ぐらつきにくい平らな台へ置き、電源コードや蒸気が周囲の物に触れない空間を確保する必要があります。

本体寸法に加えて、カップ、ミルクピッチャー、ポルタフィルターを一時的に置く作業場所も用意しましょう。

味と使い勝手の考え方

機種の仕様だけでは、毎日の使いやすさや一杯の味を完全には判断できません。

ここでは、私が同系統のECP3220を使って感じたことを、2機種にも共通しやすい作業へ限ってお伝えします。

デロンギECP3220J本体を斜め前から撮影した外観写真私が実際に使用している同系統の手動機ECP3220J

味は粉と挽き目で変わる

クラシックとスティローザのどちらを選んでも、味を左右するのは本体だけではありません。

同じ機種でも、深煎りと浅煎り、挽きたてと時間がたった粉、細挽きと粗い粉では抽出の流れが変わります。

細かく挽きすぎるとお湯が通りにくくなり、粗すぎると短時間で流れやすくなります。

そのため、最初から完璧を狙うより、粉量と抽出量を固定し、挽き目を一段ずつ変える方が原因を見つけやすいです。

クラシックでは圧力計も手掛かりにでき、スティローザでは抽出時間と液量を記録する方法が役立ちます。

私の環境でも、豆と挽き目を変えただけでクレマや苦味の印象はかなり変わりました。

コーヒー粉を詰めてタンピングしたポルタフィルターの様子コーヒー粉を入れてタンピングしたポルタフィルター

同系統機で感じた準備

手動機は、全自動機のように豆を入れてボタンを押せば完了する家電ではありません。

水を入れ、予熱し、粉を量り、フィルターへ入れ、表面をならし、ポルタフィルターを取り付けてから抽出します。

工程だけを見ると多いのですが、置き場所と道具が決まれば、毎回の動きはかなり慣れます。

私がECP3220を使うときも、電源を入れて準備完了のランプを待つ間に粉とカップを用意しています。

忙しい朝でも使えないほど長いとは感じませんが、粉をこぼしたり道具を探したりすると一気に面倒になります。

木製メジャー、タンパー、ブラシ、カップの定位置を決めておくことが、機種選びと同じくらい大事です。

ミルク作りは練習も必要

手動フロッサーを使うと、自分で泡立てるより細かなフォームを作りやすいと感じています。

私の環境では、乳脂肪分3.5%以上の冷たい牛乳を使うと泡立てやすく、エスプレッソへ少量のはちみつを加えると口当たりがまろやかになりました。

ただし、これは使用した牛乳や好みによる個人的な感想で、同じ仕上がりを保証するものではありません。

最初は大きな泡になったり、牛乳を温めすぎたりすることもあります。

ノズルの先を液面近くへ置いて空気を取り込み、その後はミルク全体を回すようにすると、泡をなじませやすいです。

蒸気と牛乳は高温になるため、やけどを防ぐためにも取扱説明書の手順を優先してください。

デロンギのスチームで泡立てたミルクフォームの仕上がり手動フロッサーで泡立てたミルクフォームの仕上がり

朝の使いやすさ

朝の使いやすさで見ると、クラシックの定量抽出は一歩有利です。

設定した量で止まるため、抽出中に別の道具を片付ける余裕ができます。

スティローザは自分で止める必要がありますが、ダイヤル操作が単純なので、工程を覚えれば迷いにくいです。

どちらも粉の準備と抽出後の片付けは必要なので、全自動機と同じ速さを期待すると違いを感じるでしょう。

反対に、朝でも自分で粉を詰めて一杯を作る時間を楽しめるなら、手動機ならではの満足があります。

あなたが求めるのは最短時間でしょうか、それとも短い作業を含めたコーヒー時間でしょうか。

この答えによって、2機種の評価は変わります。

お手入れと注意点

手動機は構造が見えやすい一方で、コーヒー粉と乳成分をそのままにすると、臭い、詰まり、味の変化につながります。

難しい分解を毎回行う必要はありませんが、使用直後の小さな手入れは欠かせません。

抽出後は冷めてから清掃

抽出直後の抽出口やポルタフィルター周辺は、熱く濡れています。

私も使用直後には触らず、十分に冷めてからティッシュや柔らかい布で拭き、残った粉をブラシで落としています。

無理にすぐ掃除するとやけどの危険があるため、早く片付けたい日でも冷めるまで待ってください。

フィルターに残ったコーヒー粉は捨て、洗浄可能な部品だけを説明書どおりに洗います。

本体内部へ水をかけたり、指定されていない部品を分解したりするのは避けましょう。

フロッサーはすぐ洗う

ミルクを泡立てた後は、ノズル表面に牛乳が乾く前に拭き取り、説明書に従って内部の蒸気やお湯を出します。

乳成分が固まると、臭いだけでなく蒸気の出方にも影響する可能性があります。

ミルクピッチャーは使用後すぐに水ですすぐと、後からこびり付きを落とす手間を減らせます。

私が使う350mlのステンレス製ピッチャーは、家庭で1杯分を作るときに扱いやすい大きさです。

ただし、必要な容量は作る杯数と牛乳量で変わるため、泡が膨らむ余裕を残せるサイズを選びましょう。

私が泡立てるときは150ML程度入れます。
そうすると量がいい感じに調整されます。

ステンレス製ミルクピッチャー350ml家庭用で扱いやすい350mlのステンレス製ミルクピッチャー

 

除石灰は説明書を優先

水に含まれる成分は、使用を続けるうちに内部へ付着します。

除石灰の時期や方法は、水質、使用頻度、機種によって異なるため、自己流で薬剤を入れないでください。

使用機種の取扱説明書とデロンギ公式サポートを確認し、指定された方法と除石灰剤を使うのが基本です。

デロンギ純正除石灰剤ECODECALKのパッケージ写真私が使用しているデロンギ純正除石灰剤ECODECALK

上の写真は、私が実際に使用しているデロンギ純正の除石灰剤です。

 

使用量や作業手順は機種によって異なるため、写真と同じ製品であっても、必ず使用機種の取扱説明書に従ってください。

異音、焦げたような臭い、電源異常、繰り返す水漏れがある場合は使用を中止し、メーカーまたは購入店へ相談しましょう。

正確な情報は公式サイトをご確認いただき、故障や安全に関わる最終的な判断はメーカーの専門窓口へ相談してください。

グラインダーも必要

クラシックとスティローザは、どちらも豆を挽く機能を搭載していません。

挽いた粉を買う方法もありますが、豆から使うならグラインダーの置き場所と予算が追加で必要です。

私はKG79Jを使っていますが、粉が静電気で受け容器へ付着することがあり、使用後はブラシで周囲を掃除しています。

エスプレッソ向けに細かく調整したい場合は、単に電動であればよいのではなく、細挽き側の調整幅も確認してください。

デロンギの現行グラインダーについては、デロンギコーヒーグラインダーの比較記事で用途別に解説しています。

本体価格だけで予算を決めず、グラインダー、豆、ミルクピッチャー、タンパー、清掃ブラシまで含めて考えると、購入後に道具が足りない失敗を防げます。

購入前の選び方

最後に、生活スタイルから2機種を選び分けます。

機能数ではなく、自分が毎回どの工程まで行いたいかを基準にしてください。

予算を優先する場合

本体価格を最優先するなら、スティローザEC235J-Wです。

クラシックとの差額を使えば、家庭用グラインダーやミルクピッチャー、数種類の豆をそろえやすくなります。

抽出を自分で止めることと、圧力計がないことを受け入れられるなら、必要な基本機能は備えています。

また、カフェポッドを使えるため、毎回粉を準備するのが負担になりそうな人にも向きます。

ただし、セールや販売店のポイントで実質差が縮まる場合もあるため、購入時点の価格をAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、公式サイトで比較しましょう。

 

抽出を追求したい場合

粉量やタンピングを変えながら、抽出状態を確認したいならクラシックEM450J-Mです。

圧力計があることで、味の変化と抽出状態を結び付けやすくなります。

定量抽出を使えば液量をそろえやすいため、挽き目や粉量の違いも比較しやすいです。

さらに、フォームミルクの状態を調整できるため、ブラックだけでなくカプチーノやカフェラテも作り込みたい人に合います。

手動機を買う目的が、安くエスプレッソを飲むことより、試しながら上達することにあるならクラシックを選ぶのが良いでしょう。

 

家族で使う場合

家族で何杯も続けて使うなら、水タンク1.7Lのクラシックが便利です。

1.0Lのスティローザより給水の余裕があり、シングルとダブルのボタンも使い分けられます。

ただし、家族全員が手動抽出を覚えるとは限りません。

ダイヤルを自分で止めるスティローザの方が直感的と感じる人もいれば、ボタンで止まるクラシックの方が安心と感じる人もいます。

購入前に、誰が粉を詰め、誰が洗い、ミルク機能をどの程度使うのか話しておきましょう。

家族がワンタッチ操作を最優先するなら、そもそも手動機ではなく全自動機の方が合う可能性もあります。

設置場所を確認する

本体が置けても、給水、抽出、スチーム、清掃ができなければ快適には使えません。

クラシックは幅225mm、奥行290mm、高さ315mm、スティローザは幅210mm、奥行265mm、高さ300mmです。

この寸法に加え、背面のコード、上部や側面へ手を入れる空間、フロッサーを動かす空間を見込みます。

棚の下へ置く場合は、給水タンクを外せるかも確認しましょう。

また、グラインダーを横へ置くなら、その幅と粉を移す作業場所も必要です。

購入前の注意

製品仕様、価格、在庫、付属品は変更される場合があります。

注文前には必ずデロンギ公式サイトと販売店の商品ページで型番を確認してください。

よくある質問

検索時に迷いやすい名称や、購入前によく出る疑問へ回答します。

2機種比較のよくある質問

Q1. クラシックとスティローザはどちらがおすすめですか?

A. 圧力計、1杯・2杯の定量抽出、調整つまみ付きフロッサーを使い、抽出を試しながら追求したいならクラシックがおすすめです。

価格を抑え、ダイヤルで抽出を自分で操作しながら始めたいならスティローザが合います。

Q2. 初心者でもクラシックの圧力計を使えますか?

A. 初心者でも確認できます。

ただし、針だけで正解を決めず、粉量、挽き目、抽出時間、液量、味と一緒に見て、次の抽出を調整するための手掛かりとして使ってください。

Q3. スティローザでラテアートはできますか?

A. 公式ではカプチーノやラテアートを楽しめる手動フロッサーとして案内されています。

ただし、なめらかなフォームを作るには牛乳の濃度や温度、ノズル位置、空気を入れる時間の練習が必要です。

Q4. どちらもコーヒー豆から挽けますか?

A. どちらもグラインダーを内蔵していません。

豆から使う場合は別売りのグラインダーが必要で、挽いたコーヒー粉を購入する場合は本体だけでも抽出を始められます。

Q5. デロンギスティローザーは別の機種ですか?

A. デロンギの正式な製品名は「スティローザ」です。

「スティローザー」は検索時に使われることがある表記ですが、この記事ではEC235J-Wの正式名称に合わせてスティローザと記載しています。

まとめ

クラシックEM450J-MとスティローザEC235J-Wは、どちらも自分で粉を詰め、抽出とミルク作りを楽しむ手動エスプレッソマシンです。

違いは、単なる価格や見た目ではなく、抽出をどこまで機械が助けてくれるかにあります。

  • クラシックは圧力計と定量抽出で調整しやすい
  • クラシックは調整つまみ付きフロッサーを備える
  • スティローザは13,000円安く始めやすい
  • スティローザはダイヤル操作とカフェポッド対応が魅力
  • どちらも豆から使うなら別売りグラインダーが必要

私の結論は、抽出の変化を確認しながら長く試したいならクラシックです。

一方で、初期費用を抑え、手動操作を自分で覚えたいならスティローザが無理のない選択になります。

最後は、予算、設置場所、使う人数、飲みたいメニュー、毎回かけられる手間を並べ、あなたが続けやすい方を選びましょう。

価格や仕様は変更される可能性があるため、購入前には必ず公式サイトと販売店で最新情報をご確認ください。

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