マグニフィカSの抽出量設定|豆量と濃さの調整方法と味を整えるコツ

マグニフィカSの抽出量・豆量・挽き目設定方法を示した解説画像 マグニフィカ

この記事にはプロモーションが含まれています

こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

マグニフィカSでコーヒーを淹れたときに、「カップへ出る量は多いけれど味は薄い」「もう少し濃くしたいけれど、どのつまみを動かせばよいのか分からない」と迷うことがありますよね。

抽出量、豆量、挽き目は、どれも一杯の仕上がりに関わります。

ただ、それぞれが変える部分は同じではありません。

ここを分けて考えないまま全部を動かすと、好みに近づいた理由も、かえって飲みにくくなった理由も分からなくなります。

この記事では、デロンギマグニフィカスタートを一年間運用した経験と、友人が半年近く使用しているマグニフィカS ECAM22112を実際に操作し、コーヒーを飲んだ経験も交えながら、抽出量の登録方法と味の合わせ方を順に解説します。

この記事のポイント
1抽出量と豆量が変える部分の違い
21杯と2杯の抽出量を登録する方法
3初期の抽出量へ近づける手順
4薄い、苦いと感じたときの調整順

友人宅で使うマグニフィカSの正面と操作部友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカSの正面

マグニフィカSで変えられる設定

味を合わせる前に、前面の豆量調整つまみ、抽出ボタンで登録する抽出量、豆ホッパー内のグラインダーノブが何を変えるのかを確認します。

三つの役割が分かれば、量の不満と味の不満を切り分けられます。

設定 主に変わるもの 操作する場所 先に確認したい不満
抽出量 カップへ出るコーヒー量 1杯・2杯抽出ボタン 量が多い、後半が水っぽい
豆量 一回に挽く豆の量 前面中央の調整つまみ 量はよいが飲みごたえが足りない
挽き目 お湯の通り方と抽出速度 豆ホッパー内のノブ 抽出が速すぎる、極端に遅い

抽出量はカップへ出る量

抽出量は、抽出ボタンを押したあとにカップへ注がれるコーヒーの量です。

同じ豆量のまま抽出量を増やすと、一杯の総量は増えますが、口に含んだときの濃度は下がりやすくなります。

さらに、抽出の後半までお湯を通すため、薄さだけでなく苦味や乾いた後味が目立つこともあります。

反対に抽出量を短くすると、カップは小さくなるものの、味の輪郭と飲みごたえを感じやすくなります。

カップの量が多いこと自体に困っているなら、最初に触るのは抽出量です。

豆量は濃さの土台

豆量調整つまみは、一回の抽出でグラインダーが挽く豆の量を変えます。

時計回りのMAX側へ動かすほど使用する豆が増え、同じ抽出量でも濃く感じやすくなる仕組みです。

ここでいう豆量は、ホッパーへ入れておく豆の総量ではありません。

ホッパーを満杯にしても、中央つまみの位置が同じなら、一回に使う量が自動的に最大になるわけではない点を押さえておきましょう。

挽き目は流れ方を変える

挽き目を細かくするとコーヒーの層をお湯が通りにくくなり、抽出に時間がかかる方向へ変わります。

粗くすれば通りやすくなり、抽出速度は上がる方向です。

そのため、挽き目は単純な濃さのつまみというより、抽出の流れ方を補正する設定と考えると分かりやすいですよ。

普段の抽出速度に大きな問題がない段階で動かすと、調整箇所だけが増えてしまいます。

友人宅で味を確かめたときも、まず一杯の量と濃さを別々に見ました。
最初から三つの設定を動かさないほうが変化をつかみやすいです。

マグニフィカS本体の仕様や販売価格も確認したい方は、こちらの商品リンクからECAM22112B・Wを見比べられます。

抽出量を好みに設定する手順

ECAM22112は、エスプレッソの1杯ボタンと2杯ボタンに、それぞれ好みの抽出量を記憶させられます。

一度登録すれば、次回からは対象ボタンを通常どおり押すだけで、登録した位置まで自動で抽出されます。

1杯ボタンの定量設定

最初に、給水タンクと豆ホッパーを確認し、通常の抽出ができる状態まで電源を入れます。

  1. コーヒー抽出ランプが点灯するまで待つ
  2. 希望量が入るカップを抽出口の下へ置く
  3. エスプレッソ1杯ボタンを抽出ランプが点滅するまで長押しする
  4. ランプが点滅したらボタンから指を離す
  5. 抽出が始まったらカップ内の量を見る
  6. 希望量になった時点で同じ1杯ボタンをもう一度押す

最後にボタンを押した位置で抽出が止まり、その量が新しい定量として保存されます。

長押ししたまま希望量まで待つ操作ではなく、点滅後にいったん指を離し、止めたい位置でもう一度押す流れです。

2杯ボタンの定量設定

2杯ボタンも登録方法は同じですが、公式手順では抽出口の下へカップを二つ置きます。

2杯ボタンをランプが点滅するまで長押しし、指を離して抽出を開始したあと、希望量になったところでもう一度2杯ボタンを押してください。

左右で同じ容量のカップを使うと、二つのカップへどの程度入ったかを比べやすくなります。

なお、1杯ボタンに登録した量を基準に2杯分が自動計算されるのではなく、2杯ボタン側も個別に登録する方式です。

設定できる抽出量の範囲

デロンギ公式FAQで案内されているECAM22112の設定範囲と購入時の量は、次のとおりです。

抽出ボタン 設定できる範囲 購入時の設定
エスプレッソ1杯 約20~180ml 約30ml
エスプレッソ2杯 約40~360ml 約60ml

数値は狙う位置を決める目安として使い、普段使うカップで飲んだときの量と味も一緒に確認してください。

詳しいボタン操作は、デロンギ公式のECAM22112定量設定でも確認できます。

カフェ・ジャポーネは対象外

ECAM22112で好みの量を登録できるのは、エスプレッソの1杯ボタンと2杯ボタンです。

カフェ・ジャポーネの抽出量は、この定量設定では変更できません。

カフェ・ジャポーネ1杯・2杯ボタンを長押ししても、エスプレッソと同じ方法で任意量を保存する操作にはならないため、ボタンを取り違えないようにしてください。

基本操作や各ボタンの役割から確認したい場合は、マグニフィカSの使い方と初期設定で一連の流れを解説しています。

マグニフィカSの抽出ボタンと豆量つまみ友人宅のマグニフィカS操作パネルと中央の豆量調整つまみ

抽出量を元へ戻す方法

登録後に以前の味へ戻したくなった場合は、抽出量だけを購入時の目安へ合わせ直します。

「リセット」という言葉から初期化ボタンを探しがちですが、定量設定では再登録の考え方が基本です。

専用のリセット操作はない

ECAM22112の公式定量設定では、登録した抽出量だけをワンタッチで購入時へ戻す専用操作は案内されていません。

そのため、抽出量を元へ戻したいときは、1杯を約30ml、2杯を約60mlで止めるように再登録します。

インターネット上には複数ボタンを同時に押す初期化方法も見つかりますが、抽出量だけを戻したい場面で、出所の分からない本体全体の初期化を行う必要はありません。

ほかの設定まで変わる可能性がある操作は避け、手元の型番に対応した取扱説明書または公式サポートを優先してください。

30mlと60mlを再登録

用意するのは、少量を読み取れる計量カップまたは目盛り付きの容器です。

1杯ボタンを定量設定モードにして抽出を始め、約30mlに達したところで同じボタンを押します。

次に2杯ボタンを同じ流れで操作し、合計約60mlを目安に止めれば、購入時の抽出量へ近づけられます。

完全に1ml単位まで合わせることより、同じカップと同じ豆で飲んだときに、以前の量と味へ戻ったかを確かめるほうが実用的です。

豆量で濃さを合わせる

抽出量を普段使うカップに合わせても飲みごたえが足りない場合は、前面中央の豆量調整つまみを見直します。

ここでは、一回に挽かれる豆の量と、つまみの端にある粉抽出位置を混同しないことがポイントです。

中央つまみの回し方

豆量を増やしたい場合は、中央のつまみを時計回りにMAX側へ回します。

反対に軽い味へ寄せたい場合は、反時計回りにMIN側へ動かしてください。

いきなり端まで回すのではなく、今の位置が分かるように写真を撮り、少し動かして一杯飲むと差を追いやすくなります。

抽出量がすでに好みなら、豆量を変えてもカップへ出る量そのものは定量設定のままです。

つまり、量を保ちながら味の厚みを変えたい場面に向いています。

使用する豆量の目安

デロンギ公式が示す使用豆量は、1杯で約6~11g、2杯で約10~14g、カフェ・ジャポーネで約12~20gです。

ただし、豆の状態や挽き目によって実際に挽かれる量は変わるため、固定値ではなく目安として見てください。

ホッパーには、一回分ぴったりではなく、グラインダーが安定して豆を取り込めるだけの量を入れておきます。

豆が少なすぎる状態では、設定の問題ではなく豆切れによって味が薄くなったり、抽出が途中で止まったりすることがあります。

豆切れランプが点灯しているなら、つまみを動かす前に豆を補充しましょう。

粉抽出の位置に注意

豆量調整つまみをMINよりさらに反時計回りへ動かすと、豆を挽く設定ではなく、パウダー投入口からコーヒー粉を使う設定へ切り替わります。

豆を入れているのにグラインダーが動かないときは、つまみがMINから先のスプーンマーク側に入っていないか確認してください。

豆抽出へ戻す場合は、つまみをMINとMAXの間へ戻します。

粉を使う場合は付属計量スプーンのすり切りから山盛り1杯、約6~11gが目安で、山盛り1杯を超えて入れないよう公式に案内されています。

挽き目を見直すタイミング

抽出量と豆量を合わせたあとも、コーヒーの出方が速すぎる、または極端に遅いときに挽き目を確認します。

味の変化が反映されるまで時間差があるため、ほかの二つより慎重に動かす設定です。

初期設定の5から試す

ECAM22112の挽き目は1〜7の7段階で、購入時は「5」に設定されています。

数字を小さくすると挽き目が細かくなり、数字を大きくすると粗くなります。

コーヒーが薄く、クレマも少ない場合は、豆を挽いている最中に5から4へ1目盛り動かしてください。

変更後は2杯以上抽出して味と出方を確認し、それでも薄い場合に4から3へ動かします。

反対に、抽出が極端に遅い、またはコーヒーがほとんど出ない場合は、5から6のように数字の大きい方向へ1目盛り動かします。

私はマグニフィカ スタートの挽き目を「3」にしています。
コーヒーの苦味がダイレクトに伝わり、ブラックでも飲みごたえがあっておいしいからです。

マグニフィカSでも同じ方向の味を試したい場合は、購入時の5から1目盛りずつ細かくし、3を目安に飲み比べてみてください。

回すのは作動中に1目盛り

グラインダーノブは、豆ホッパーのふたを外した内側にあります。

抽出が極端に遅い、またはコーヒーが出ない場合は、豆を挽いている最中に時計回りへ1目盛り動かして粗くします。

反対に、抽出が速く、薄さやクレマの少なさが気になる場合は、作動中に反時計回りへ1目盛り動かして細かくしてください。

グラインダーノブは、停止中に回さず、必ず豆を挽いている最中に1目盛りだけ動かします。

一度に数段動かすと、お湯が通りにくくなりすぎたときに、どの位置へ戻せばよいか分からなくなります。

効果は2杯以上待って見る

挽き目を変えても、直後の一杯だけでは違いを正しく判断できません。

内部には変更前の挽き目で挽かれた粉が残っているため、公式では2杯以上抽出してから効果を確認するよう案内されています。

2杯以上抽出しても同じ症状が続く場合に、もう1目盛り動かして様子を見ましょう。

設定変更時の注意点

挽き目を調整してもコーヒーが出ない場合や、異音、焦げた臭いなどの異常がある場合は使用を中止してください。

正確な対処方法は、ECAM22112の取扱説明書とデロンギ公式の濃さ調整案内を確認し、解決しない場合は公式サポートへ相談してください。

好みの味へ近づける順序

ここからは、コーヒーが薄いと感じたときに、原因を見失わず好みへ近づける進め方です。

抽出量、豆量、挽き目の順に一つずつ試すと、どの変更が効いたのかを飲み比べられます。

最初は抽出量だけ短くする

カップの後半が水っぽい、飲み切るまでに味がぼやけると感じるなら、豆量つまみは動かさず、1杯ボタンの抽出量だけを短くします。

現在の量を一度測り、そこから10~20ml程度少ない位置を試すと、変化が大きくなりすぎません。

この幅は好みを探すための目安であり、公式の推奨値ではありません。

同じ豆、同じ豆量、同じカップで飲めば、抽出量を短くした影響だけを確かめられます。

次に豆量を少し増やす

一杯の量はちょうどよくなったのに、口当たりが軽く物足りない場合は、中央つまみをMAX側へ少し動かします。

この段階では抽出量を再変更せず、豆量だけを増やした一杯を飲んでください。

豆量を増やすと香りや苦味も出やすくなるため、MAXへ近づけること自体が正解ではありません。

飲みごたえが出て、後味が重くなりすぎない位置があなたの基準です。

最後に挽き目を見直す

抽出量と豆量を決めても、流れが明らかに速く薄いときに、挽き目を1目盛り細かくします。

反対に、ぽたぽたとしか出ないほど遅い場合は、1目盛り粗くする方向です。

挽き目を味の微調整として使うのは、抽出の流れに気になる点があるときだけで十分でしょう。

変更後は2杯以上待つため、この段階だけは一日で結論を出そうとせず、数杯かけて確かめるのが向いています。

豆を替えた日は基準へ戻す

同じ設定でも、焙煎度、鮮度、豆の大きさが変われば、苦味や酸味、香りの出方は変わります。

新しい豆へ替えた直後に飲みにくく感じたら、以前の豆に合わせた挽き目や豆量が、その豆には合っていない可能性があります。

まず記録しておいた基準へ戻し、抽出量、豆量、挽き目の順に一つずつ確かめてください。

苦味を楽しむならKIRKLAND

友人宅のマグニフィカSでは、KIRKLAND Espresso Blendを使用していました。

私がブラックで飲んだときは、深煎りらしい苦味が前へ出て、飲みごたえのある味に感じました。

酸味を抑えた苦いコーヒーが好きな方や、ミルクを加えてもコーヒーの味を残したい方に向いています。

友人がマグニフィカSで使うKIRKLANDの豆友人がマグニフィカSで使用しているKIRKLAND Espresso Blend

KIRKLANDは苦味をしっかり感じられる豆でした。
ブラックで濃い味を楽しみたい方におすすめです。

アイスならカルディもおすすめ

私が普段飲んでいるのは、カルディのイタリアンロースト(アイスブレンド)です。

深煎りの苦味とコクがあるため、氷で薄まってもコーヒーの味が残りやすく、アイスコーヒーにするとおいしく飲めます。

マグニフィカSで抽出するときは、氷を入れたグラスへ直接たっぷり抽出するより、抽出量を短めにして濃く淹れるのがおすすめです。

抽出後に氷を加えれば、水っぽさを抑えながら、苦味の効いたアイスコーヒーに仕上げられます。

アイスコーヒーに使用するカルディの深煎り豆私がアイスコーヒーに使用しているカルディのコーヒー豆

カルディのイタリアンローストは、アイスコーヒーで飲むのがうまいです。
氷を入れても苦味とコクが残るので、暑い時期によく飲んでいます。

マグニフィカSで実際に感じた味や使い勝手は、マグニフィカSの口コミ評判と実機レビューでも詳しく紹介しています。

症状別の設定見直し方

飲んだときの印象だけでなく、カップに出た量と抽出中の流れも確認すると、見直す設定を選びやすくなります。

水っぽく感じる

一杯の量が多く、特に後半になるほど水っぽく感じる場合は、抽出量を短くします。

カップに入る量はちょうどよいのに飲みごたえが足りないなら、豆量調整つまみをMAX側へ少し動かしてください。

抽出が明らかに速く、クレマも少ない場合は、挽き目を細かい側へ1目盛り動かす余地があります。

同じ薄さでも原因は異なるため、カップ量、豆量、抽出速度のどこに違和感があるかを見て判断しましょう。

苦味が残りすぎる

苦味や重い後味が気になる場合は、豆量調整つまみがMAX側へ寄りすぎていないか確認します。

豆量を戻しても苦い場合は、深煎り豆を使っていることや、挽き目が細かすぎて抽出に時間がかかっていることも考えられます。

また、抽出量を増やしすぎると、後半までお湯を通すことで苦味や乾いた後味が目立つ場合があります。

最後に変更した設定から元の位置へ戻し、どの条件が苦味に影響していたのかを確かめてください。

抽出が極端に遅い

コーヒーがぽたぽたとしか落ちない、またはほとんど出ない場合は、挽き目が細かすぎる可能性があります。

豆を挽いている最中にグラインダーノブを時計回りへ1目盛り動かし、粗い側へ調整します。

変更後も正常に抽出されない場合は、挽き目だけの問題とは限りません。

警告ランプを確認し、取扱説明書に従って抽出口や抽出ユニットの状態を確かめてください。

異音や焦げた臭いを伴う場合は使用を中止し、公式サポートへ相談しましょう。

日によって味が変わる

設定を変えていないのに味が違う場合は、豆の残量や保存状態を確認します。

ホッパー内の豆が少ない、開封から時間がたっている、焙煎日の異なる豆を継ぎ足したといった変化でも、香りや苦味の出方は変わります。

起動後の一杯目と続けて抽出した一杯では、温度によって味の感じ方が変わることもあります。

普段と同じ豆、カップ、抽出ボタンで淹れてから、設定を変える必要があるか判断してください。

設定で起きやすい失敗

設定の方向が合っていても、試し方によっては変化を判断しにくくなります。

ここでは、好みの位置を探すときに避けたい操作と飲み比べ方を確認します。

三つを同時に変える

抽出量、豆量、挽き目を同時に変えると、味が変わった理由を特定できません。

変更前につまみやダイヤルの位置を写真に残し、一項目を試したら、そのほかの設定は動かさずに飲み比べてください。

挽き目は変更後すぐに判断せず、2杯以上抽出してから変化を確認します。

この進め方なら、飲みにくくなった場合も一つ前の状態へ戻せます。

大きいカップを満たそうとする

大きなマグカップを一回の抽出で満たそうとして抽出量を延ばすと、後半の水っぽさや苦味が目立つ場合があります。

量を増やしながら飲みごたえを残したいなら、好みの位置で抽出を終えたあとに、お湯を加える方法も試してみてください。

長時間抽出する方法と、抽出後にお湯で割る方法では、同じ総量でも後味が異なります。

カップの大きさに合わせるのではなく、最後までおいしく飲める抽出量を基準にしましょう。

1杯と2杯を同じ設定と思う

1杯ボタンと2杯ボタンの抽出量は、それぞれ別に登録します。

1杯ボタンの量を変更しても、2杯ボタンの登録内容まで連動して変わるわけではありません。

両方のボタンを使う場合は、それぞれ実際に抽出し、必要なほうを個別に設定してください。

購入時の2杯ボタンは合計約60mlが目安で、二つの抽出口からカップへ分かれて注がれます。

一口目だけで決める

抽出したコーヒーは、最初からカップ内の濃度が完全に均一とは限りません。

さらに、表面のクレマだけを口にすると、苦味を目立って感じることがあります。

スプーンで軽く混ぜ、少し温度が下がったところまで飲んでから、一杯全体の印象を判断してください。

気に入った抽出量、豆量つまみ、挽き目を記録しておけば、豆を替えたときも比較の基準として使えます。

マグニフィカSのFAQ

抽出量の登録や濃さ調整で迷いやすい点を、短く確認できる形にまとめます。

マグニフィカS設定のよくある質問

Q1. 抽出量と豆量は同じ設定ですか?

A. 同じではありません。 抽出量はカップへ出るコーヒーの量、豆量は一回に挽く豆の量です。 カップ量が多いなら抽出量、量はよいのに物足りないなら豆量から確認してください。

Q2. 抽出量を初期設定へリセットできますか?

A. 抽出量だけを購入時へ戻す専用リセット操作は、ECAM22112の公式定量設定では案内されていません。 1杯を約30ml、2杯を約60mlで止めるように再登録すれば、購入時の量へ近づけられます。

Q3. カフェ・ジャポーネの量も変更できますか?

A. ECAM22112では、カフェ・ジャポーネの抽出量は定量設定の対象外です。 好みの量を登録できるのは、エスプレッソの1杯ボタンと2杯ボタンです。

Q4. コーヒーを濃くするなら何から変えますか?

A. カップ量が多く後半が水っぽいなら、最初に抽出量を少し短くします。 量が希望どおりでも物足りない場合は豆量を増やし、抽出速度にも問題がある場合に挽き目を1目盛り見直してください。

Q5. 挽き目は電源を切って変更しますか?

A. いいえ。 グラインダーノブは、コーヒー豆が挽かれている作動中に1目盛りだけ回します。 変更後は2杯以上抽出し、効果が反映されてから次の判断をしてください。

まとめ

マグニフィカSは、前面のつまみと抽出ボタンで細かく好みへ寄せられますが、設定ごとの役割を分けることが欠かせません。

毎日の一杯を基準にする

  • カップ量や後半の水っぽさは抽出量で見直す
  • 量はよいのに物足りないときは豆量を増やす
  • 抽出速度に問題があるときだけ挽き目を動かす
  • 1杯と2杯の抽出量は別々に登録する
  • 初期量へ戻すなら約30mlと約60mlを再登録する

一度に変えるのは一項目だけにして、気に入った位置を写真と数字で残してください。

そうすれば、豆を替えたあとに味が動いても、戻る基準を見失わずに調整できます。

タイトルとURLをコピーしました