この記事にはプロモーションが含まれています
こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。
デロンギのマグニフィカ スタートは、コーヒー豆を本体へ入れてメニューを選ぶだけで、豆を挽くところから抽出まで自動で行ってくれるコーヒーマシンです。
豆を挽いたり、お湯を注いだりする手間を減らせるため、毎日のコーヒーをもっと簡単に楽しみたい方にとって、魅力的な選択肢ですよね。
ただ、マグニフィカ スタートは決して安い買い物ではありません。
さらに、同じシリーズの中に複数の型番があり、選ぶ機種によって飲めるメニューやミルクの作り方、価格が異なります。
そのため、「本当に毎日使いやすいのか」「音や手入れは負担にならないのか」「自分にはどの型番が合うのか」と、購入直前になって迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
私は家族共用のコーヒーマシンとしてECAM22020を導入し、約1年間使ってきました。
毎朝のコーヒー作りはもちろん、家族がそれぞれ使用する中で、操作の分かりやすさや味、給水と豆補充の頻度、使用後の片付け、動作音なども確認しています。
この記事では、マグニフィカ スタートに寄せられている口コミを確認しながら、ECAM22020を実際に使って感じたメリットと欠点を紹介します。
型番ごとの違いや向いている人も解説するので、自分の生活に合う機種なのかを購入前に判断してみてください。
結論と購入前の判断
マグニフィカ スタートを選ぶ際は価格だけを見るのではなく、ブラックコーヒー中心なのか、ミルクメニューまで自動で作りたいのかを先に決めることが大切です。
ECAM22020が向く人
ECAM22020は、エスプレッソ、スペシャルティ、カフェ・ジャポーネを手軽に飲みたい人に向いています。
豆を挽く作業から抽出まで自動なので、朝の支度中でもカップを置いてメニューを選べば一杯を作れます。
操作パネルにはメニューのイラストが表示されており、複雑な画面を何度も切り替える必要はありません。
家族共用で使っている私の環境でも、基本操作を一度覚えれば、それぞれが自分でコーヒーを淹れられています。
ブラックコーヒーを飲む機会が多く、ミルクは必要なときだけ自分で泡立てればよい方なら、ECAM22020で目的を満たしやすいでしょう。
別の型番が向く人
カプチーノやラテマキアートをよく飲み、ミルクの泡立てまで機械に任せたい方には、ECAM22062・ECAM22080が向いています。
どちらもラテクレマ ホットを搭載しており、ミルクコンテナとカップをセットしてメニューを選べば、泡立てたミルクとコーヒーを自動で抽出できます。
毎朝の支度中に飲む一杯や、家族の分を続けて用意するときなど、自分でピッチャーを持って泡立てる作業を省きたい場合に便利です。
ただし、自動ミルクでも使用後のすすぎやミルクコンテナの分解洗浄は必要です。
洗い物がなくなることではなく、飲むたびにミルクを自分で泡立てなくてよいことに、追加費用を払いたいかで考えてみてください。

私はエレッタの自動ミルクを使い、手動より泡がきめ細かく、味も好みだと感じました。
片付けの負担はそれほど変わらず、泡立てを任せられる点が特によかったです。
口コミ評判の全体傾向
マグニフィカ スタートの口コミでは、手軽さや味を評価する声がある一方、本体サイズや音、清掃に関する不満も見られます。
良い口コミで多い声
良い口コミで目立つのは、ボタン操作だけで豆からコーヒーを作れることです。
一般的なドリップコーヒーでは、豆を量る、挽く、フィルターを用意する、お湯を注ぐという工程があります。
マグニフィカ スタートは、豆と水が入っていれば、挽く工程から抽出までを本体に任せられます。
そのため、「朝のコーヒーが楽になった」「毎回の味が大きくぶれにくい」「家で飲む回数が増えた」と感じる人がいます。
コーヒーの濃さを段階的に選べることや、抽出量を好みに合わせて設定できる点も、日常的な使いやすさにつながります。
特にカフェ・ジャポーネは、エスプレッソより量が多く、日本で普段飲まれているレギュラーコーヒーに近い感覚で楽しめるメニューです。
悪い口コミで多い声
悪い口コミでは、グラインダーが豆を挽くときの音や、本体の奥行きに驚いたという声があります。
全自動という言葉から、使用後の片付けまで何もしなくてよいと想像していた人からは、トレイやカス受けを洗う必要があることに不満が出る場合もあります。
また、電源を入れたときと切ったときには内部洗浄の水が排出されるため、抽出杯数が少なくてもトレイに水がたまります。
これは本体内部を清潔に保つための動作ですが、仕組みを知らずに購入すると、「思ったより水を使う」「トレイを捨てる回数が多い」と感じやすい部分です。
全自動は、すべての片付けが不要になるという意味ではありません。
豆を挽く作業や抽出は自動になりますが、給水、豆の補充、カス捨て、トレイの洗浄などは必要です。
口コミを見る際の注意
口コミは、使用人数や飲む杯数、選んだ豆、置いている場所によって評価が変わります。
例えば、一人で1日1杯だけ飲む人と、家族で1日6杯以上飲む家庭では、給水やカス捨ての頻度が同じにはなりません。
動作音についても、昼間のキッチンで使う場合と、家族が寝ている早朝に使う場合では感じ方が異なります。
そのため、口コミの評価点だけで判断せず、その人がどのような環境で使っているのかまで確認することが大切です。
ECAM22020を使った感想
ここからは、私がECAM22020を約1年間、家族共用で使って感じたことを項目ごとにお伝えします。
マグニフィカ スタート正面外観
操作は直感的で迷いにくい
ECAM22020の操作パネルは、本体前面にまとめられています。
電源、コーヒーメニュー、濃さ、スチームなどがイラストで表示されるため、文字が多い家電よりも操作を覚えやすい印象です。
普段はカップを置き、飲みたいメニューと濃さを選ぶだけなので、毎回取扱説明書を開くような使い方にはなりませんでした。
家族がそれぞれ使用する場合も、細かな設定を触らなければ、操作を間違えにくいと思います。
ただし、ランプの意味や除石灰の操作など、使用頻度が低い機能については取扱説明書の確認が必要です。
朝の一杯がかなり楽になる
導入前は、豆を挽いてから抽出する工程を毎朝行うのは、時間に余裕がないと難しいと感じていました。
ですが、ECAM22020では豆と水を確認してボタンを押せばよいため、朝食や身支度をしながらコーヒーを用意できます。
抽出中にずっと本体の前へ立っている必要もないので、コーヒーを淹れるためだけに朝の動きを止める時間が減りました。
さらに、豆を量って挽き、抽出器具を準備し、使い終わった器具を片付けるといった一連の工程も少なくなります。
その結果、コーヒーを一杯淹れるためにかかる手間が全体的に減り、朝の準備と並行しやすくなりました。
一回だけなら小さな違いですが、毎朝繰り返す作業だからこそ、使い続けるほど負担の差を感じています。

味は豆と設定で変わる
全自動コーヒーマシンでも、どの豆を入れても同じ味になるわけではありません。
焙煎度、豆の鮮度、保存状態、濃さの設定、抽出量によって、苦味や香り、口当たりは変化します。
私の環境では、深煎りの豆を使ってカフェ・ジャポーネを淹れると、しっかりした苦味を感じやすく、ミルクを加えても味がぼやけにくいと感じました。
一方、同じ設定でも豆を変更すると印象は変わります。
最初から細かな設定を何度も変更するより、標準に近い状態で数杯飲んでから、濃さや量を少しずつ変える方が自分の好みを見つけやすいでしょう。
動作音は静かではない
マグニフィカ スタートのECAM22020・22062・22080は、いずれも円錐形の刃を使うコーン式グラインダーを搭載しています。
この刃を回転させてコーヒー豆を挽くため、抽出前にはグラインダーの作動音が出ます。
ミルクの泡立てが手動か自動かにかかわらず、3機種とも豆を挽く工程があるので、22062・22080を選ぶ場合も、この音を見込んでおきたいところです。
私がECAM22020を使って特に大きく感じたのも、コーヒーを抽出している音より、豆を挽いているときの音でした。
まずは、実際に使ったスタートの動画で、豆挽きから抽出までの音を確認してみてください。
マグニフィカ スタートECAM22020の抽出動画。豆を挽く音と、その後の抽出音を確認できます。
豆を挽いている間は、モーターと豆を砕く音がはっきり聞こえます。
一方、挽き終わって抽出に入ると、私の場合はグラインダーの作動中ほど音は気になりませんでした。
比較の参考に、同じコーン式グラインダーを搭載したマグニフィカSの動画も掲載します。
マグニフィカSの抽出動画。こちらも豆を挽く工程で動作音が出ます。
グラインダーの方式は共通していますが、動画は撮影条件をそろえた騒音測定ではありません。
音量の細かな優劣ではなく、どの工程でどのような音がするかを確認する参考にしてください。
日中にキッチンで使う分には、私はそれほど気になりませんでした。
ただ、周囲が静かな早朝や深夜は、短時間でも豆挽き音が目立ちます。
寝室との距離や、家族が寝ている時間に使うかどうかまで考えて設置場所を決めると、購入後の不満を減らせます。

私は夜に使い、寝ていた家族から音を指摘されたことがあります。
昼間は気にならなくても、静かな時間帯は豆を挽く音が思った以上に響きました。
給水と豆補充は生活次第
水タンク容量は1.8Lですが、入れた水のすべてが飲み物になるわけではありません。
電源のオンとオフに伴う内部洗浄やスチームにも水を使います。
そのため、表示上の容量だけを見て、何日も補充しなくてよいと考えない方がよいでしょう。
家族で複数杯飲む私の環境では、水の残量を見ながら適宜補充しています。
豆についても、残りが少なくなると途中で不足する場合があります。
デロンギ マグニフィカ スタートの豆切れランプが点灯した操作パネル
豆切れの表示が出たときは、豆を追加しただけで終わりではなく、説明書に沿って再度抽出操作を行います。
マグニフィカスタートの欠点
マグニフィカ スタートの欠点には、3機種に共通するものと、型番によって異なるものがあります。
本体の奥行きや日常の手入れ、豆の切り替えは共通して確認したい点です。
一方、ミルク作りの手間と選べるメニューは、ECAM22020・22062・22080で異なります。
3機種とも奥行きがある
ECAM22020・22062・22080は、いずれも幅約24×奥行約44×高さ約35cmの本体です。
正面から見ると比較的すっきりしていますが、奥行きは44cmあります。
浅いキッチンボードでは、本体を置くだけで作業面の大部分を使ってしまう場合があります。
さらに、背面の電源コード、前面へ引き出す水タンクやトレイ、上部から豆を補充するための空間も必要です。
22020ではミルクピッチャーを動かせる場所、22062・22080ではミルクコンテナを着脱できる場所まで確認してください。
購入前に新聞紙や段ボールで幅24×奥行44cmを再現すると、置いた後にどのくらい作業場所が残るかをイメージしやすくなります。

写真は使用したECAM22020。3機種とも本体の奥行きに加え、部品を着脱する場所が必要です。
自動洗浄でも手入れは必要
3機種とも、内部の自動すすぎだけで日常の手入れがすべて済むわけではありません。
排水トレイ、カス受け、水タンク、抽出ユニットなどは、取扱説明書に従って清掃します。
私は22020を使っていて、飲んだコーヒーの量とは別に、すすぎの水がトレイへたまることを意外に感じました。
そのため、カスを捨てるタイミングで排水も処理するようにしていました。

22020のトレイを取り外した状態。自動すすぎがあっても、排水とカスの処理は必要です。
ミルクを使った場合は、22020ならフロッサーとピッチャー、22062・22080ならミルクコンテナやノズル類の手入れも加わります。
自動ミルクの使用後に行うノズルのすすぎと、コンテナを外して行う分解洗浄は別の作業です。
22062・22080も、ミルクの抽出を任せられるからといって、洗浄まで不要になる機種ではありません。

参考写真はエレッタのミルクコンテナ洗浄。22062・22080でも、使用後は各機種の説明書に沿った手入れが必要です。
22020はミルク作りが手動
ECAM22020は、カフェラテやカプチーノを作れますが、ミルクの泡立ては自分で行います。
ピッチャーに牛乳を入れ、フロッサーの蒸気で泡立ててから、抽出したコーヒーへ合わせる方式です。
私も使い始めは大きな泡ができてしまい、10回程度使ったころから少しずつ慣れてきました。
毎朝ミルク入りを飲みたい方にとっては、泡立ての作業と、仕上がりを安定させるまでの慣れが欠点になります。

22020でミルクを泡立てている様子。ピッチャーを持ち、自分で仕上げます。

手動でもおいしいラテは作れましたが、エレッタの自動ミルクを使うと、泡立てを任せられる便利さを感じました。
毎日飲むなら、私は自動ミルクを選びたいです。
22062はメニューが限られる
ECAM22062は自動ミルクに対応していますが、自動で選べるミルクメニューはカプチーノです。
ラテマキアートやカフェラテを、それぞれ専用のメニューとして選ぶことはできません。
また、ブラックはエスプレッソとカフェ・ジャポーネで、22020にあるスペシャルティは搭載していません。
そのため、「22020に自動ミルクを追加した機種」と考えると、飲めるメニューの違いを見落とします。
カプチーノとジャポーネが中心なら使いやすい構成ですが、スペシャルティや複数のミルクメニューを楽しみたい方には物足りなくなる可能性があります。
22080にはジャポーネがない
ECAM22080は、カプチーノとラテマキアートを自動で作れる一方、カフェ・ジャポーネを搭載していません。
ブラックはエスプレッソとスペシャルティなので、22062の機能をすべて含む機種ではありません。
普段からジャポーネを飲みたい方にとっては、ミルクメニューが増えることより、好みのブラックメニューを選べなくなることが欠点になります。
また、ラテマキアートはカフェラテと同じメニューではなく、22080にも自動カフェラテ専用メニューはありません。
「ラテ系を自動で作れる」という説明だけで決めず、普段飲みたいものがカプチーノなのか、ラテマキアートなのかまで確認してください。
豆の入れ替えは手軽ではない
22020・22062・22080は、いずれも豆ホッパーを取り外して、別の豆が入ったホッパーへ交換する構造ではありません。
そのため、朝は深煎り、昼は浅煎り、夜はカフェインレスというように、豆を頻繁に切り替えたい方には不便です。
普段飲む豆をホッパーへ入れ、必要な一杯だけ別の粉コーヒーを使う方法なら、豆を取り出さずに飲み分けられます。
私も粉コーヒーを使い、ホッパーの豆を入れ替えずに別の味を飲める点を便利に感じました。
ただし、粉の投入量や操作手順は決まっているため、購入した型番の説明書に従ってください。

写真は22020の豆ホッパー。3機種とも、複数のホッパーを交換して豆を切り替える方式ではありません。
型番ごとの違いを比較
マグニフィカ スタートは、同じシリーズでも型番によって選べるメニューとミルク方式が異なります。
2026年8月6日時点の公式ラインアップでは、ECAM22020、ECAM22062、ECAM22080などが販売されています。
3機種で迷った場合は、単純に価格が高いモデルを選ぶのではなく、普段飲みたいメニューが入っているかを基準にすると決めやすいです。
| 型番 | 主なコーヒーメニュー | ミルク方式 | 公式税込価格 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ECAM22020B・W | エスプレッソ スペシャルティ カフェ・ジャポーネ |
手動フロッサー | 97,800円 | ブラック中心で価格も抑えたい人 |
| ECAM22062B・W | エスプレッソ カフェ・ジャポーネ カプチーノ 給湯 |
自動ラテクレマ | 128,000円 | カフェ・ジャポーネと自動カプチーノを使いたい人 |
| ECAM22080GB | エスプレッソ スペシャルティ カプチーノ ラテマキアート 給湯 |
自動ラテクレマ | 124,800円 | ラテマキアートまで自動で作りたい人 |
価格は2026年8月6日時点のデロンギ公式税込価格です。
販売店の価格、在庫、キャンペーンは変動するため、購入時に最新情報を確認してください。
ECAM22020がおすすめな人
ECAM22020は、ブラックコーヒーを中心に飲む人や、3機種の中で価格を抑えたい人に向いています。
エスプレッソに加えて、スペシャルティとカフェ・ジャポーネを搭載しているため、少量の濃いコーヒーだけでなく、日常的に飲みやすい量のコーヒーにも対応できます。
ミルクメニューは手動フロッサーを使って作るため、カプチーノをワンタッチで完成させることはできません。
その一方で、自動ミルクコンテナを使用しないため、普段ほとんどミルクメニューを飲まない人なら、自動ミルク機能に予算をかけずに済みます。
- 普段はカフェ・ジャポーネやブラックコーヒーを飲むことが多い
- スペシャルティも使いたい
- ミルクメニューはたまに作れれば十分
- 3機種の中では購入価格を抑えたい
ブラック中心なら、まずECAM22020から検討するのが分かりやすいです。
ECAM22062がおすすめな人
ECAM22062は、カフェ・ジャポーネを残しながら、カプチーノも自動で作りたい人に向いています。
ECAM22020との大きな違いは、自動のラテクレマ機能を搭載していることです。
ミルクを自分で泡立てる必要がなく、カプチーノまでボタン操作で作れるため、ブラックとミルクメニューの両方を飲む家庭では使い分けやすくなります。
- カフェ・ジャポーネを普段から飲みたい
- カプチーノは自動で作りたい
- 自分でミルクを泡立てる手間を減らしたい
- 家族でブラックとミルクメニューを飲み分けたい
「カフェ・ジャポーネは外したくない。でもカプチーノはワンタッチで作りたい」という人は、ECAM22062が候補になります。
ECAM22080がおすすめな人
ECAM22080は、カプチーノに加えてラテマキアートまで自動で楽しみたい人に向いています。
ECAM22080GBは2026年3月に発売された自動ミルクモデルで、エスプレッソ、スペシャルティ、カプチーノ、ラテマキアートなどを選べます。
2026年8月6日時点の公式価格は124,800円で、ECAM22062の128,000円より3,200円安く設定されています。
具体的な違いとしては、ECAM22080ではラテマキアートとスペシャルティを選べる一方で、ECAM22062に搭載されているカフェ・ジャポーネは選べません。
- カプチーノやラテマキアートを頻繁に飲みたい
- ミルクメニューをできるだけ自動で作りたい
- スペシャルティも使いたい
- カフェ・ジャポーネがなくても困らない
カフェ・ジャポーネよりもラテマキアートやスペシャルティを優先したい人には、ECAM22080が合いやすいです。
毎日のお手入れと維持費
マグニフィカ スタートを長く使うには、毎日の簡単な片付けと、一定期間ごとの手入れを分けて考えると続けやすくなります。
使用後に行うこと
日常的に確認するのは、抽出トレイの水、カス受け、水タンク、スチームノズルです。
トレイの満水表示が出る前でも、使用杯数が多い日は水がたまっている場合があります。
カス受けには水分を含んだコーヒーカスが残るため、長期間放置せずに捨てて洗います。
手動フロッサーを使った場合は、使用直後に外側を拭き、説明書で指定された方法で内部も清掃してください。
定期的に行うこと
本体内部の抽出ユニットは、電源を正しく切った状態で取り外し、指定された方法で手入れします。
豆の粉が内部へ落ちている場合もあるため、見える範囲を定期的に確認します。
ただし、本体内部へ水を直接かけたり、分解できない部分まで無理に外したりしてはいけません。
取扱説明書には、部品ごとに水洗いの可否や洗剤使用の可否が示されています。
ECAM22020取扱説明書と付属計量スプーン・ブラシ
フィルターと除石灰
ウォーターフィルターは、水に含まれる成分を抑え、本体内部へ石灰分が付着するのを軽減するために使用します。
フィルターを使用していても、除石灰作業が永久に不要になるわけではありません。
本体に除石灰の表示が出た場合は、指定された除石灰剤を用意し、取扱説明書の手順に従います。
交換時期や除石灰の頻度は、水の硬度や使用量によって変わります。
マグニフィカ スタートの浄水フィルター付き給水タンク
購入前に確認したいこと
本体価格や口コミだけでは、購入後の使い方までは判断できません。
置き場所、飲むメニュー、使用人数、手入れにかけられる時間を具体的に考えてみましょう。
設置場所とコンセント
設置するときは、本体サイズの幅240mm、奥行440mm、高さ350mmだけでなく、豆の補充や日常のお手入れに必要なスペースも確保しておきます。
豆は本体上部から補充するため、棚板との間に余裕がない場所では使いにくくなります。
また、前方には抽出トレイを引き出すためのスペースが必要です。
設置後に本体を動かしにくい場所だと、トレイの取り外しや周囲の掃除もしづらくなります。
設置場所を決めたら、あわせてコンセントの位置も確認しておきましょう。
電源については、延長コードや電源タップを自己判断で使わず、取扱説明書に記載された条件に従ってください。
販売店と保証
購入価格を比較するときは、本体代だけでなく、送料、ポイント、保証期間、初期不良時の対応も確認します。
極端に安い商品では、国内正規品か、中古品や展示品ではないかを確認してください。
販売価格や保証内容は時期によって変わります。
正確な情報はデロンギ公式サイトと購入予定の販売店をご確認ください。
安全と故障時の注意
安全に使い続けるために、使用時の注意点と、故障や異常が起きたときの対応を確認しておきましょう。
取扱説明書を確認して使用する
設定変更や清掃、除石灰、部品の取り外し方は、使用している型番の取扱説明書を確認してください。
マグニフィカ スタートは型番によって搭載機能や部品が異なるため、似た機種の動画や記事で紹介されている手順が、そのまま当てはまるとは限りません。
異常がある場合は使用を中止する
水漏れが繰り返す、焦げたような臭いがする、普段とは違う大きな異音が出る、電源が入らない・途中で落ちる、抽出できない状態が続く場合は、使用を中止してください。
取扱説明書を確認しても改善しない場合は、自分で分解せず、デロンギのお客様サポートや購入店へ相談します。
よくある質問
マグニフィカ スタートを検討している方から出やすい疑問へ回答します。
マグニフィカスタートのFAQ
Q1. ECAM22020でカフェラテを作れますか?
A. 作れます。
ただし、ECAM22020は牛乳を自動で注ぐ機種ではないため、スチームフロッサーを使って自分でミルクを泡立て、抽出したコーヒーと合わせます。
Q2. ECAM22020とECAM22062はどちらがおすすめですか?
A. ブラックコーヒー中心ならECAM22020、自動でカプチーノを作りたいならECAM22062が候補です。
ECAM22062には自動ミルク機能がありますが、価格と洗う部品も増えるため、使用頻度から判断してください。
Q3. マグニフィカスタートの音は大きいですか?
A. 豆を挽く際には、グラインダーの動作音が発生します。
日中は気にならなくても、静かな早朝や深夜には大きく感じる可能性があるため、設置場所と使用時間を考えておきましょう。
Q4. 毎日どこまで洗う必要がありますか?
A. 私は普段、使い終わったあとに抽出トレイやカス受けを確認し、水が減っていればタンクへ補充しています。
特にカス受けは気づかないうちにたまっていることがあるので、抽出トレイを外すタイミングで一緒に確認しています。
毎回すべてを細かく掃除しているわけではなく、普段の手入れはこの程度です。
抽出ユニットの清掃や除石灰は毎回行うものではないため、必要なタイミングで取扱説明書を確認しながら行っています。
Q5. マグニフィカSとどちらを選ぶべきですか?
A. タッチ式の分かりやすい操作を重視するならマグニフィカ スタート、購入価格を抑えたい場合はマグニフィカSも比較対象になります。
価格だけで決めず、操作方法や対応メニューの違いまで確認して選びましょう。マグニフィカSの特徴や口コミはこちらの記事で詳しく解説しています。
マグニフィカスタートまとめ
マグニフィカ スタートは、豆を挽く工程から抽出までを自動化し、毎日のコーヒー作りを楽にしたい人に向いています。
私がECAM22020を約1年間使った範囲では、操作が分かりやすく、朝の忙しい時間でもコーヒーを用意しやすい点に満足しています。
一方で、本体の奥行き、グラインダーの音、給水、カス捨て、トレイの洗浄など、購入前に知っておきたい部分もあります。
ECAM22020はブラックコーヒー中心の人、ECAM22062はカフェ・ジャポーネと自動カプチーノを楽しみたい人、ECAM22080はラテマキアートやスペシャルティまで自動で作りたい人に合わせやすい機種です。
シリーズ名だけで決めず、普段飲むメニューと続けられる手入れを基準に型番を選んでください。
使わない機能へ余分な費用をかけず、必要な機能を不足させないことが、購入後の後悔を減らす選び方です。

