この記事にはプロモーションが含まれています
こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。
マグニフィカ スタートECAM22020の説明書には、初回だけ行う空気抜きと普段の抽出操作、味の設定が続けて記載されています。
そのため、初めて使うときは「まず何をすればコーヒーを淹れられるのか」が分かりにくいですよね。
私も使い始めは迷いましたが、家族共用のマシンとして約1年間使うなかで、初期設定を済ませれば普段の操作は難しくないと分かりました。
味を調整するときも、豆量や挽き目などを一度に変えず、一項目ずつ試すと好みへ近づけやすくなります。
この記事では、ECAM22020の初期設定から抽出、味の調整、ミルクの泡立て、使用後の手入れまで、実際に使う順番で解説します。
使い始める前の確認
最初に確認したいのは、操作方法よりも型番、付属品、設置場所です。
似た名前の機種でもミルク機能や操作部が異なるため、ECAM22020用の説明書を見ながら進めてください。
対象型番と付属品を確認する
この記事で扱うのは、手動ミルクフロッサーを備えたECAM22020BとECAM22020Wです。
末尾のBはブラック、Wはホワイトを示し、基本的な使い方は共通しています。
同じマグニフィカ スタートでも、ECAM22062とECAM22080GBは自動ミルク機能を搭載しており、初期設定やミルクメニューの操作が同じではありません。
まず、本体の型式番号と説明書の表紙を照合し、付属の計量スプーン、クリーニングブラシ、除石灰剤、水硬度チェッカーがそろっているか確認しましょう。
水硬度チェッカーは初回設定で使用するため、梱包材と一緒に処分しないでください。
ECAM22020の取扱説明書と付属の計量スプーン・ブラシ
紙の説明書が見当たらない場合は、デロンギ公式のECAM22020サポートページから取扱説明書を確認できます。
ECAM22020本体を探している方は、色と販売元、付属品、保証条件まで商品ページで確かめてください。
置き場所と電源を確認する
ECAM22020の本体寸法は幅240mm、奥行440mm、高さ350mmで、消費電力は1450Wです。
正面は幅24cmに収まりますが、上から豆を入れ、前から水タンクとトレイを引き出すため、本体寸法だけの空間では使いにくくなります。
背面のコードやプラグを無理に曲げず、豆袋を傾けられる上部空間も残してください。
置き場所が決まっていない場合は、マグニフィカ スタートの設置寸法と置き場所で、マスキングテープを使った採寸方法も確認できます。
電源は交流100V、15Aの壁コンセントを単独で使い、延長コードやテーブルタップは使用しません。
電子レンジや電気ケトルの使用動線と重ならない場所へ置き、水や蒸気がコンセントへかからないことも確かめましょう。
ECAM22020本体背面から伸びる電源コードとプラグ
初回に行う初期設定
初回は、普段の抽出にはない空気抜きと水硬度設定を行います。
ここを済ませてから豆を入れると、途中で作業を止めずに最初の一杯まで進められます。
部品を洗って取り付ける
保護フィルムや固定材を外したら、水タンク、抽出トレイ、カス受けなど、説明書で水洗いできると示されている着脱部品を確認します。
本体そのものや豆ホッパーへ水をかけず、洗った部品は水気を切って正しい位置へ戻してください。
抽出口は、使うカップの高さに合わせて上下できます。
低すぎるとカップへ当たり、高すぎると抽出時にはねやすいので、カップ上端との間を必要以上に空けない位置が使いやすいです。
この段階では豆を入れなくても構いません。
まず水経路へ水を通し、初回の空気抜きが完了することを優先しましょう。
空気抜きを済ませる
初めて使うときは、本体内部の水経路から空気を抜きます。
ECAM22020では、次の流れです。
- 電源プラグを壁コンセントへ差し込みます。
- 水タンクを手前へ外し、MAXの目盛りまで新しい水を入れます。
- ふたの前後を確認し、水タンクを奥まで差し込みます。
- 抽出口の下へ容量100mL以上の容器を置きます。
- 高速点滅している給湯のアイコンへ触れ、空気抜きを始めます。
- 抽出口からお湯が出て、自動で止まるまで待ちます。
開始直後は大きなポンプ音がする場合がありますが、水経路から空気が抜けると音は小さくなります。
お湯が止まれば初回の空気抜きは完了です。

最初のポンプ音は驚きやすいですが、お湯が止まるまで操作を追加せずに待てば大丈夫です。
水硬度を設定する
付属の水硬度チェッカーを使い、使用する水の硬度に合わせて本体を設定します。
水硬度設定はコーヒーの濃さを直接変える機能ではなく、石灰除去を知らせる時期へ関わる設定です。
初期値のまま使い始めるのではなく、チェッカーの反応とECAM22020の説明書に掲載されたアイコンの対応表を照らし合わせてください。
ウォーターフィルターは水に含まれる石灰分の付着を抑えるための別売品です。
取り付ける場合は、フィルターへ1分以上水を流し、水中で傾けながら約10秒間沈めて内部の空気を抜き、タンクへ装着したあと本体側でも使用設定を行います。
ウォーターフィルターを取り付けたECAM22020の水タンク
フィルターを付けるだけでは本体設定まで完了しないため、説明書の「ウォーターフィルターの設定」まで続けてください。
豆から抽出する基本操作
初期設定後は、水、豆、カップ、操作パネルの順に確認すれば抽出できます。
一杯目は細かな変更を加えず、購入時の設定で各メニューの違いを確かめてみましょう。
水と豆を準備する
水タンクへ新しい水を入れ、本体の奥まで差し込みます。
水タンク容量は1.8Lですが、電源を入れたときと切ったときの内部洗浄にも水を使うため、残量が少ない日は抽出前に補充した方が途中で止まりにくいです。
豆ホッパーには焙煎済みのコーヒー豆を入れます。
生豆やコーヒー豆以外のものは入れず、豆の袋や異物がホッパーへ落ちないようにしてください。
最初から満杯にする必要はありません。
味を試している間は、同じ豆を数杯分だけ入れると、設定変更による違いを追いやすくなります。
ECAM22020上部にある豆ホッパーと挽き目調整ノブ
電源を入れて予熱を待つ
抽出口の下へ空のカップや洗浄水を受ける容器を置いてから電源を入れます。
起動時には内部洗浄のお湯が出るため、飲むためのカップを置く場合は、洗浄水を捨ててからコーヒーを抽出してください。
操作パネルの点滅が終わり、選べるメニューのランプが点灯したら予熱完了です。
節電モードが有効な状態では、操作してから追加の予熱が入り、抽出開始まで少し待つ場合があります。
反応が遅いからと同じメニューへ何度も触れず、ランプの状態を見てください。
濃さとメニューを選ぶ
豆量ボタンへ触れるたびに、マイルド、スタンダード、ストロング、コーヒー粉の順で切り替わります。
豆から初めて抽出するときは、初期設定のスタンダードがおすすめです。
次に、エスプレッソ、スペシャルティ、カフェ・ジャポーネから飲みたいメニューを選びます。
| メニュー | 向いている飲み方 | 最初に見る点 |
|---|---|---|
| エスプレッソ | 少量で濃い一杯 | 苦味と口当たり |
| スペシャルティ | すっきり飲みたいとき | 香りと後味 |
| カフェ・ジャポーネ | 普段のレギュラーコーヒー | 量と飲みやすさ |
選んだメニューのランプが点滅し、豆挽きから抽出まで自動で進みます。
エスプレッソは2杯抽出に対応しますが、スペシャルティとカフェ・ジャポーネを同じ方法で2杯にする操作ではありません。
カフェ・ジャポーネは、給湯と蒸らしを繰り返す間欠抽出を2回行うため、途中で動きが変わっても完了するまでカップを外さないでください。
ECAM22020が豆を挽き、カップへコーヒーを抽出するまでの様子
粉コーヒーから抽出する
カフェインレスなど別の粉を一杯だけ飲みたいときは、パウダー投入口を使えます。
電源を入れ、起動時の動作音が止まってから、付属の計量スプーンですり切りから山盛り1杯、目安7~12gを投入口へ入れてください。
豆量ボタンでコーヒー粉の表示を選び、飲みたいメニューへ触れると抽出が始まります。
粉コーヒーでは濃さを切り替えられず、2杯抽出もできません。
また、山盛り1杯を超えて入れたり、電源が切れた状態で先に粉を入れたりすると、内部へ粉が飛び散る原因になります。
カフェ・ジャポーネを粉から作る場合は、途中で追加を求めるランプが点滅したら説明書どおりに粉を追加し、同じメニューへ触れて再開します。
豆ホッパーとパウダー投入口は別です。
投入口へ豆を入れたり、ホッパーへコーヒー粉を入れたりしないでください。
おすすめ設定の合わせ方
味を変える項目は、豆量、抽出量、温度、挽き目の4つです。
一度に動かさず、影響を確かめやすい順に一項目ずつ変更します。
最初は標準設定で飲む
購入時は、豆量がスタンダード、挽き目が5、抽出温度が中温に設定されています。

豆ホッパー内にある挽き目調整ダイヤルを実機で撮影
最初の数杯はこの状態で飲み、薄いのか、濃いのか、量が多いのか、温度が気になるのかを一つだけ決めてください。
豆の種類や焙煎度を同時に変えると比較しにくいため、設定中は同じ豆と同じカップを使うのがおすすめです。
なお、新しいマシンではコーヒー経路が安定するまで、数杯で印象が変わる場合があります。
一杯目だけで挽き目まで動かさず、まずは標準の味を把握しましょう。
濃さは豆量から変える
標準の一杯が軽く感じるならストロングへ、重く感じるならマイルドへ変えてください。
豆量は操作パネルで選び直せるため、挽き目よりも結果を比較しやすく、元の設定へ戻すのも簡単です。
選んだ豆量は次の抽出にも保存されます。
家族が別の濃さを選んだあとは、前回の設定が残っていないか、抽出前にランプを確認すると飲み違いを防げます。
豆量を変えても飲みにくい場合は、次に抽出量を見直します。
単に薄いと感じているのか、それとも一杯の湯量が多すぎるのかを分けて考えることが大切です。
抽出量を記憶させる
普段使うカップに対して量が合わない場合は、定量設定機能でメニューごとの抽出量を記憶できます。
予熱が終わった状態で設定したいメニューを数秒長押しし、ランプが高速点滅して抽出が始まったら指を離します。
カップ内がお好みの量になったところで、同じメニューへもう一度触れると抽出が止まり、設定完了です。
途中で取り消す場合は別のメニューへ触れます。
2杯抽出には定量設定を使えないため、1杯のメニューで行ってください。
量を増やしすぎると同じ豆量に対する湯量が増え、味が軽く感じられることがあります。
濃さと量の両方が気になる場合は、先に豆量、そのあとに抽出量という順番が分かりやすいです。
温度は必要なときだけ変える
ECAM22020の抽出温度は低温、中温、高温の3段階で、購入時は中温です。
飲み始めがぬるく感じても、すぐ高温へ変える前に、給湯でカップを温める方法を試してください。
冷えた厚手のカップは抽出後の温度を下げるため、本体の温度設定だけが原因とは限りません。
カップを温めても好みに合わない場合は、プログラムモードへ入り、説明書のアイコン表を見ながら温度を一段変更します。
設定後は同じ豆とカップで飲み比べましょう。
温度を上げれば必ずおいしくなるわけではなく、苦味や香りの感じ方は豆によって変わります。
挽き目は症状を見て動かす
グラインダーの購入時設定は5で、デロンギ公式も通常はそのまま使うよう案内しています。
抽出されない、または極端に遅い場合は7の粗い方向へ一目盛り。
コーヒーが薄く、もう少しクリーミーにしたい場合は1の細かい方向へ一目盛り動かします。
調整ノブを回せるのは、グラインダーが豆を挽いている最中だけです。
停止中に無理に回すと故障の原因になるため、抽出を開始し、豆を挽く音がしている短い間に一目盛りだけ動かしてください。
変更結果はすぐに出切らず、公式案内では2杯以上抽出してから効果を確かめます。
改善しない場合も、一度に複数目盛りを動かさず、同じ手順を繰り返しましょう。
ミルクと給湯の使い方
ECAM22020はコーヒー抽出を自動で行いますが、カフェラテやカプチーノのミルクは自分で泡立てます。
スチームと給湯は同じフロッサーを使うため、選択状態を確かめてからつまみを開いてください。
ミルクを手動で泡立てる
冷蔵庫から出した新鮮な牛乳と、容量250~400mLほどの取っ手付き金属製ピッチャーを用意します。
家庭で一杯分を作るなら、350mLのミルクピッチャーへ牛乳を150mL入れると、泡立てるための余裕を確保しやすくなります。
目盛り付きなら毎回同じ牛乳量を再現しやすく、入れすぎや作りすぎも防げるためおすすめです。
ピッチャーへ牛乳を入れたら、スチームを選択して準備完了の表示を待ちます。
フロッサーの下へ別の容器を置き、つまみを短時間開いて内部の水分を出したら、一度閉じてください。
次にフロッサーの先端を牛乳へ入れ、つまみを開いて泡立てます。
牛乳が回る位置を探し、泡の量と温度が好みに近づいたら、先につまみを閉じてからピッチャーを外します。
ECAM22020のフロッサーで牛乳を泡立てている様子
泡立てた牛乳150mLは、ECAM22020で抽出したエスプレッソ一杯へ注ぐ組み合わせがおすすめです。
我が家でもこの量を基準にしており、コーヒーの風味を残しながら、ミルクの甘みと泡の口当たりを楽しめます。
牛乳150mLとエスプレッソ一杯で作ったカフェラテ
ミルク使用後すぐに洗う
泡立て終わったら、フロッサーの外側に付いた牛乳を乾く前に拭き取ります。
続けて空の容器を下へ置き、説明書に従って短くスチームを出し、内部に残った乳成分を排出してください。
本体が冷めてからフロッサーの着脱部品を外し、穴の詰まりや牛乳の付着を確認して洗います。
外側を拭くだけでは、内部へ残った牛乳まで落とせません。
乳成分が乾くと臭いや詰まりにつながるため、ミルクを使った日だけはコーヒー抽出後の片付けと分けず、その場で済ませる方が楽です。
部品が外れにくいときや穴の位置が分からないときは、熱い状態で無理に触らず、ECAM22020の説明書で分解範囲を確認しましょう。
給湯でカップを温める
給湯を使うと、紅茶やお茶用のお湯を出したり、抽出前のカップを温めたりできます。
フロッサーの下へカップを置き、スチームつまみを縦線の位置まで回すとお湯が出ます。
節電モード中は予熱に少し時間がかかる場合があるので、そのまま待ってください。
必要量が出たら、つまみを丸印の位置へ戻して止めます。
カップを温める場合は、入れたお湯を捨ててから抽出します。
この方法なら抽出温度の設定を変えずに、飲み始めの温度低下を抑えやすくなります。
使用後の片付けと手入れ
全自動なのは豆挽きから抽出、内部洗浄までで、洗浄水やコーヒーカスの処理は自分で行います。
毎回見る部分と、表示が出たときに行う作業を分けて覚えましょう。
洗浄水とカスを処理する
電源を切ると内部洗浄が始まり、抽出口からお湯が出ます。
洗浄が終わって本体の動作が止まってから、トレイにたまった水とカス受けを確認してください。
カス受けの表示が出たときは、見た目に余裕があってもカスを捨てます。
カス受けだけを持ち上げず、抽出トレイを前へ引き出した状態で処理し、洗った部品を元の位置へ戻してください。
使用後のコーヒーカスと洗浄水がたまった排水トレイ
私はトレイを水平に引き出し、そのままシンクへ運ぶと洗浄水をこぼしにくいと感じています。
給水やカス捨て以外の使用感も知りたい方は、ECAM22020を約1年間使った口コミレビューも参考にしてください。
抽出ユニットを水洗いする
抽出ユニットは、本体の電源を切り、動作が完全に止まってから取り外します。
水タンクを外して内部のふたを開け、抽出ユニット左右の赤いボタンを押しながら手前へ引き出してください。
水タンク奥にある抽出ユニットの取り付け位置
付着したコーヒー粉を流水で落とし、洗剤、研磨剤、漂白剤、食器洗い機は使用しません。
水気を切って乾かしたら本体へ戻し、「PUSH」の位置をカチッと音がするまで押します。
赤いボタンがへこんだままの場合は正しく取り付けられていない可能性があるため、一度外して取り付け直してください。
お手入れの頻度は自己判断で変えず、ECAM22020の取扱説明書に記載された周期を守りましょう。
除石灰表示に対応する
水に含まれる石灰分は使用とともに内部へ付着するため、除石灰の表示が出たら専用除石灰剤で作業します。
ECAM22020の除石灰は所要時間が約30分で、開始後は途中で中断できません。
ウォーターフィルターを使っている場合は外し、ミルクフロッサーと抽出口の下へ2L以上の空容器を置いてから始めます。
除石灰剤と水を入れる位置、スチームつまみを動かすタイミング、2回のすすぎはランプ表示に沿って進めてください。
自己判断で酢や別の薬剤へ置き換えず、デロンギが指定する除石灰剤を使用します。
ECAM22020の除石灰に使用するデロンギ純正除石灰剤
注意点と困ったときの対応
ここでは、通常操作とは分けて、安全上の注意と、抽出できないときの確認順をまとめます。
ランプの意味は型番で異なるため、ECAM22020の表示一覧を基準にしてください。
熱湯と蒸気に触れない
起動時と終了時の内部洗浄、給湯、スチーム、除石灰では、高温のお湯や蒸気が出ます。
動作中は抽出口やフロッサーの下へ手を入れず、容器を外す前につまみが閉じていることを確認してください。
ミルク使用直後のフロッサーは熱いため、清掃は説明書で指定された持ち方と冷却手順に従います。
また、濡れた手で電源プラグへ触れたり、トレイを傾けてコンセント側へ水をこぼしたりしないでください。
正確な操作方法はECAM22020の公式取扱説明書をご確認ください。
やけど、電源、水漏れに関わる異常がある場合は使用を止め、デロンギのお客様サポートへ相談してください。
豆切れ表示へ対応する
豆切れの表示が出たら、豆ホッパーへ焙煎済みのコーヒー豆を追加し、選んでいたメニューを改めて操作します。
豆を足しただけでは、途中で止まった一杯が自動的に完成するわけではありません。
カップ内に途中まで抽出されたコーヒーが残っている場合は、そのまま再抽出すると量や濃さが変わるため、新しいカップへ交換するか、状態を見て判断してください。
豆が入っているのに同じ表示が続く場合や、生豆を誤って入れた場合は、無理に繰り返し動かさず公式サポートへ相談します。
コーヒー豆の補充が必要なことを知らせるECAM22020の表示
お湯が出ないときに確認する
大きなポンプ音がしてコーヒーやお湯が出ない場合は、水経路へ空気が入っている可能性があります。
まず水タンクに水が入り、奥まで正しく差し込まれているか確認してください。
初回の空気抜きでお湯が出ないときは、水入りのタンクを破損させないよう数回抜き差しし、正しく取り付けた状態で約30分待ってから、再度給湯を試します。
ウォーターフィルター装着時だけ出ない場合は、いったんフィルターを外して給湯を確認し、フィルターを十分に水へ浸して空気を抜いてから取り付け直します。
それでも改善しない場合は分解せず、公式サポートへ連絡してください。
異常があれば使用を中止する
次のような異常が見られた場合は、そのまま使用を続けないでください。
- 焦げたような臭いがする
- 電源プラグが異常に熱い
- 何度も水漏れする
- 普段とは異なる大きな音がする
- 説明書どおりに対処してもエラーが消えない
安全に操作できる状態であれば本体の電源を切り、取扱説明書の「故障かな?」と表示一覧を確認します。
自分で本体を分解したり、電気系統を修理したりせず、改善しない場合は購入店またはデロンギのお客様サポートへ相談してください。
問い合わせる際は、次の情報を準備しておくと症状を伝えやすくなります。
- 本体の型式番号
- 購入日と購入店
- 点灯または点滅しているランプ
- 異常が起きる直前に行った操作
- 音、水漏れ、臭いなどの具体的な症状
マグニフィカスタートのFAQ
初期設定や基本操作で迷いやすい点を、ECAM22020の使い方に絞って回答します。
使い方に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ECAM22020の説明書はどこで確認できますか?
A. 付属の紙説明書に加え、デロンギ公式のECAM22020Bサポートページから製品マニュアルを確認できます。
本体の表示や操作が記事の説明と異なる場合は、手元の型式番号を確かめ、公式説明書を優先してください。
Q2. 最初からおすすめの濃さに変えてよいですか?
A. まずは購入時のスタンダード、挽き目5、中温で数杯飲むのがおすすめです。
そのあと豆量、抽出量、温度、挽き目の順に一項目ずつ変えると、味が変わった理由を判断しやすくなります。
Q3. 挽き目調整ノブは停止中に回せますか?
A.停止中には回しません。
グラインダーが豆を挽いている最中だけ、一目盛りずつ動かしてください。
変更後は2杯以上抽出し、結果を見てから次の調整を行います。
Q4. 市販の粉コーヒーも使えますか?
A. パウダー投入口から使えます。
電源を入れて動作音が止まってから、付属スプーンですり切りから山盛り1杯を入れ、コーヒー粉の表示を選んで抽出してください。
粉では濃さ変更と2杯抽出はできません。
Q5. ウォーターフィルターは必須ですか?
A. フィルターなしでも使用できますが、水に含まれる石灰分の付着を抑えられるため、使用をおススメします。
使用するなら、取り付けだけでなく本体側の設定も行い、交換表示に従ってください。
除石灰を行うときはフィルターを外します。
使い方と設定のまとめ
マグニフィカ スタートECAM22020は、初回の空気抜きと水硬度設定を終えれば、普段は水と豆を確認し、カップを置いてメニューへ触れる流れで使えます。
最初からすべてを好みに変えようとせず、購入時の標準設定で味を知ってから調整することが近道です。
- 初回は空気抜きと水硬度設定を行う
- 豆量はスタンダードから試す
- 抽出量はメニューごとに記憶できる
- 挽き目は作動中だけ一目盛り動かす
- ミルク使用後はフロッサーをすぐ洗う
- 除石灰表示が出たら約30分確保する
ECAM22020はタッチ操作でメニューを選びやすい一方、ミルクの泡立てと使用後の清掃は手作業です。
その範囲まで理解して順番どおりに使えば、毎朝の一杯を無理なく同じ流れで用意できるようになります。
マグニフィカSとの操作やメニューの違いが気になる場合は、マグニフィカSとスタートの7項目比較も確認してください。

