マグニフィカSのサイズと置き場所|必要な設置寸法と設置前の注意点

マグニフィカSの本体寸法と設置場所を示す記事アイキャッチ画像 マグニフィカ

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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

マグニフィカSを検討していると、幅238mmという数字を見て「これなら置けそう」と感じるかもしれません。

ただ、実際に設置するときに迷いやすいのは、本体の幅よりも奥行きと、給水や豆補充のために手を動かす空間です。

本体が台に収まっても、水タンクを引き出せない、上の棚が邪魔で豆を入れにくい、背面のコンセントへ手が届かないとなれば、毎日の使い勝手はかなり変わります。

友人宅では、マグニフィカSの実際の配置や、給水、豆の補充、使用後の片付けに必要な空間を確認しました。

さらに、自宅ではマグニフィカSとほぼ同じ大きさのマグニフィカ スタートECAM22020を約1年間設置しているため、前後左右と上部にどの程度の余裕があると使いやすいかも実感しています。

この記事では、これらの実機経験をもとに、本体寸法だけでは分かりにくい設置条件を確認し、自宅のカウンターや棚へ無理なく置けるか判断できるようにお伝えします。

この記事のポイント
1マグニフィカSの本体寸法と重量
2給水や豆補充に必要な作業空間
3置き場所とコンセントの確認方法
4採寸から設置判断までの手順

マグニフィカSの本体サイズ

最初に、設置判断の基準となるECAM22112BとECAM22112Wの外形寸法を確認します。

ブラックとホワイトで色は異なりますが、本体の大きさは同じです。

確認項目 公式仕様 設置時に見る部分
幅 238mm ミルク操作と側面の拭き取り
奥行 430mm 背面コードと前方の引き出し動線
高さ 350mm 豆ホッパーと粉投入口の上部空間
重量 約9.33kg 台の耐荷重と移動のしやすさ
電源コード 約2m 壁コンセントまでの経路

寸法と重量は、デロンギ公式のマグニフィカS製品ページで確認できます。

友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカSの正面写真友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカS正面写真

幅238mmで細身

マグニフィカSの幅は238mmで、全自動コーヒーマシンの正面幅としては抑えられています。

A4用紙の短辺210mmより約28mm広いので、正面から見た大きさはイメージしやすいでしょう。

幅30cmの空きがあれば本体だけは収まりやすいものの、設置幅を30cmちょうどで考えるのはおすすめしません。

左前にはミルクフロッサーがあり、使用時はピッチャーを持って動かします。

また、側面の汚れを拭いたり、本体の横へこぼれた豆を拾ったりするには、手が入る余裕も欲しいところです。

奥行430mmが要注意

マグニフィカSの大きさで最も見落としやすいのが、430mmある奥行きです。

正面は細身でも、横から見るとA3用紙の長辺420mmより約10mm長く、一般的な電気ケトルより前後に長い形をしています。

奥行45cmの台なら数字上は置けますが、背面へ電源コードを通す余白まで含めると、ほぼ使い切る計算です。

壁にコードを押しつぶすような置き方や、本体の前脚が台の縁へ寄りすぎる置き方は避けてください。

さらに、排水トレイとカス受け、水タンクは本体前方へ引き出して扱います。

台の奥行きだけでなく、本体の前に扉や蛇口、別の家電がなく、部品をまっすぐ引けるかまで見る必要があります。

友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカSの斜め横写真友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカSを斜め横から撮影

実機を見ると、幅より奥行きの存在感が目立ちます。

台の前後が数cm広いだけでも、豆補充や掃除のしやすさは変わりますよ。

高さ350mmと重さ

本体の高さは350mmですが、高さ35cmの棚へそのまま収めればよいわけではありません。

上部には豆ホッパーのふた、コーヒー粉の投入口、挽き目調整ダイヤルがあるため、手を上から入れられる空間が必要です。

吊戸棚の下や可動棚へ置く場合は、棚板までの高さだけでなく、豆の袋や計量容器を傾けられるか試してください。

重量は約9.33kgで、水タンクを満水にして豆を入れると、使用時の重さは11kgを超えます。

軽いコーヒーメーカーのように、飲むたびに棚から出し入れする使い方は負担になりやすいでしょう。

実際に必要な設置寸法

ここからは、公式の本体寸法と、毎日使うための作業空間を分けて考えます。

以下の数値はメーカーが指定する一律の設置寸法ではなく、私が実機の動かし方を確認したうえで考える採寸の目安です。

実用上の設置寸法の目安

方向 本体寸法 確認を始める目安
横幅 23.8cm 40cm前後
奥行 43cm 50cm前後
棚までの高さ 35cm 55cm前後
前方 本体外 タンクとトレイを抜ける空間

目安は公式指定ではなく、実機の作業動線から私が採寸を始める基準です。

設置幅は40cm前後を目安

マグニフィカSの本体幅は238mmですが、本体だけが収まればよいわけではありません。

側面を拭くための隙間や、左側のミルクフロッサーを扱う空間まで含め、幅40cm前後から確認すると判断しやすくなります。

ブラックコーヒー中心なら、ミルクピッチャーを動かす機会が少ないため、もう少し狭い場所でも使える可能性はあります。

一方、カプチーノを作る場合は、左側でピッチャーを上げ下げし、使用後にフロッサーを拭く動きが加わります。

隣に炊飯器や電気ケトルを置くなら、それぞれのふたや取っ手を動かしても、本体や腕がぶつからないか確かめてください。

奥行は50cm前後から確認

マグニフィカSの本体奥行は430mmなので、背面の電源コードまで含め、まず奥行50cm前後の台を基準に確認すると分かりやすいです。

奥行45cmの台でも本体寸法だけなら収まりますが、残る余裕は約2cmしかありません。

その状態では、背面のコードが壁へ押し付けられたり、本体を手前へ出したことで前脚が台の縁へ近づいたりする可能性があります。

奥行きがぎりぎりの場合は、本体の外形寸法だけで判断せず、脚がすべて天板へ乗るか、コードを無理なく通せるかまで確認してください。

上部は55cm前後を試す

本体の高さは350mmですが、棚板まで35cmあれば使えるという意味ではありません。

豆ホッパーは本体上部にあるため、ふたを開け、豆袋やメジャーを持った手を入れる空間が必要です。

まずは棚板まで55cm前後ある場所で動きを試すと、豆を補充できるか判断しやすくなります。

ただし、必要な高さは使用する豆袋や容器の大きさでも変わるため、55cmは公式指定ではなく、採寸を始めるための目安です。

棚板が低く、豆を入れるたびに本体を動かすことになる場合は、マシン自体を手前へ引き出せるトレーも検討対象になります。

前方は引き出し動線を空ける

水タンク、排水トレイ、カス受けは、本体前方へ引き出して扱います。

そのため、設置台の前に蛇口や食器かご、別の家電があると、部品を最後まで抜けない場合があります。

特に排水トレイには洗浄水がたまるため、水平に引き出し、そのまま両手でシンクへ運べる動線が必要です。

前方に部品やカップを一時的に置く場所がない場合は、家電の下から補助天板を引き出せるスライドテーブルも候補になります。

幅60×奥行45cmのスライドテーブルを使う場合

ステンレス製の家電下スライドテーブルは、必要なときだけ補助天板を引き出し、カップや取り外した部品の一時置き場を作れる商品です。

ただし、本体を載せたままマシン全体を前後へ動かすスライドトレーではありません。

マグニフィカSの奥行43cmに対してテーブルの奥行は45cmなので、数値上の余裕は約2cmです。

購入前に、本体の脚が天板内へ収まるか、背面のコードを通せるか、約11kgを超える満水時の重量に対応できるかを商品仕様で確認してください。

また、製品幅が60cmあるため、このテーブルを使う場合は、設置場所にも幅60cm以上が必要です。

給水と手入れの動線

マグニフィカSは、給水や日常の片付けで触れる部品が、前面と上部に配置されています。

背面へ毎回回り込む必要はありませんが、前方と上部がふさがっている場所では、本来の扱いやすさを活かせません。

水タンクは前から引き出す

給水タンクは、本体の右前方から手前へ引き出して外します。

上へ持ち上げて抜く方式ではないため、吊戸棚の下へ設置した場合でも、給水タンク自体は取り出しやすい構造です。

ただし、タンク容量は1.8Lあり、満水にすると水だけで約1.8kgになります。

本体前方に食器や別の家電があると、タンクをまっすぐ抜けず、水を入れた状態で戻す動作も窮屈になるでしょう。

給水タンクを外せるだけでなく、シンクまで無理なく運び、そのまま本体へ戻せる動線まで確認してください。

トレイも手前へ引き出す

排水トレイとカス受けも、前面からまとめて引き出せるため、本体を動かさずに片付けられます。

ただし、全自動洗浄で流れた水がトレイへたまるので、勢いよく引くと中の水が揺れ、こぼれそうになることがあります。

私はECAM22020をキッチンカウンターに置いているため、トレイを水平に引き出したら、そのまますぐ横のシンクへ運べます。

給水タンクを外したときも、そのままシンクで給水できるので、シンクとの距離が近いだけで給水や排水の負担はかなり減りました。

友人宅のマグニフィカSでも、排水トレイとカス受けを前から取り出せるため、給水から使用後の片付けまでの流れは分かりやすいと感じました。

抽出ユニットは右側で扱う

抽出ユニットを手入れするときは、給水タンクを外し、その奥にある扉から取り出します。

本体側面に大きな扉を開く構造ではありませんが、右前方へ手を入れられないほど別の家電を密着させると、抽出ユニットを扱いにくくなります。

設置したまま抽出ユニットを取り外せるか、右隣の家電を毎回動かすことになるかで、定期的な手入れの負担は変わります。

取り外し方や洗浄方法は自己流で判断せず、使用する型番の取扱説明書に従ってください。

豆は本体上部から補充

豆ホッパーは本体上部にあり、ふたを開けてコーヒー豆を入れます。

ホッパー容量は250gですが、250gの豆が入ることと、袋からこぼさず補充できることは別の問題です。

棚板との隙間が小さいと、豆袋を十分に傾けられず、豆が周囲へこぼれたり、補充するたびに本体を手前へ動かしたりすることになります。

豆をメジャーや保存容器から移す場合は、その道具を持った手が本体上部へ入るかも確かめてください。

本体を動かさず、給水とカス捨てまで行える場所が理想です。

置ける寸法だけでなく、シンクまでの動線も確認してください。

友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカSの斜め前写真友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカSを斜め前から撮影

置き場所ごとの向き不向き

同じ空き寸法でも、置く家具の形や、シンクまでの距離によって使いやすさは変わります。

ここでは、マグニフィカSの設置候補になりやすい場所を見ていきましょう。

キッチンカウンター

キッチンカウンターは、給水タンクと排水トレイをシンクへ運びやすいため、マグニフィカSを日常的に使いやすい置き場所です。

私の自宅でもECAM22020をカウンターに置いており、給水タンクを外したらすぐに水を入れられ、排水トレイも短い距離でシンクへ運べます。

マグニフィカSとECAM22020は本体寸法が近く、どちらも水タンクやトレイを前から取り外すため、この配置はマグニフィカSでも使いやすいでしょう。

ただし、調理スペースを削って置く場合は、包丁や熱い鍋を扱う動線と重ならないか確認してください。

コンロのすぐ横は、油はねや高温の影響を受けやすいため、設置場所には向いていません。

食器棚やレンジ台

食器棚やレンジ台へ置く場合は、棚板の奥行きと耐荷重を最初に確認します。

マグニフィカSは本体だけで約9.33kgあり、水と豆を入れると11kgを超えます。

見た目が丈夫な棚でも、仕様上の耐荷重を超えていないか確認してください。

扉付きの棚では、マシンを置いたまま扉を閉められるかだけでなく、開いた扉が給水タンクや排水トレイの引き出しを妨げないかも重要です。

背板にコードを通す穴がない場合は、コードを扉へ挟んだり、本体を必要以上に手前へ出したりしない配置を考える必要があります。

可動棚と吊戸棚の下

可動棚は棚板の高さを調整できるため、本体上部から豆を補充するための空間を確保しやすい置き場所です。

ただし、本体が棚へ収まる高さと、置いたまま豆を補充できる高さは異なります。

設置面から35cmの位置に棚板を合わせるのではなく、豆袋やメジャーを持った手が無理なく入るところまで棚板を上げてください。

吊戸棚の下へ置く場合は、豆補充のしやすさに加え、ミルクを泡立てたときの蒸気が棚板へ直接当たらないかも確認します。

木製の棚板は蒸気や水滴が残ると傷みにつながる可能性があるため、使用後に拭き取れるだけの空間も必要です。

豆を補充するたびにマシンを手前へ動かさなければならない場合は、棚板の位置を変えるか、別の設置場所を検討した方が使い続けやすいでしょう。

ワゴンやテーブル

ワゴンはコンセントやシンクとの位置に合わせやすい一方、キャスターの安定性と天板の耐荷重を慎重に確認する必要があります。

グラインダーやポンプが作動すると振動が出るため、ぐらつく家具ではカップや排水トレイの水が不安定になります。

キャスター付きのワゴンを使う場合は、使用中に動かないよう確実に固定できるものを選んでください。

テーブルは奥行きを確保しやすいものの、シンクから離れていると、満水の給水タンクや洗浄水が入ったトレイを長い距離運ぶことになります。

空いている場所だけで決めず、給水と排水を行うたびにどこを歩くことになるかも確認しましょう。

コンセントの確認事項

マグニフィカSは消費電力1450Wの電気製品なので、置き場所とコンセントは一緒に確認する必要があります。

ここは見た目の収まりより安全を優先し、取扱説明書の指定に合わせてください。

電源に関する注意

定格15A・交流100Vの壁コンセントを単独で使用し、延長コードやテーブルタップ、取り付けの悪いコンセントは使わないでください。

正確な注意事項は、デロンギ公式サポートのECAM22112B取扱説明書で確認できます。

15Aの壁コンセントを使う

マグニフィカSの消費電力1450Wは、一般的な15A・100V回路の上限1500Wに近い値です。

そのため、同じ差込口や回路で、電気ケトル、電子レンジ、トースターなどを同時に使う方法は避けてください。

差込口が二つ並んでいても、内部では同じ回路につながっている場合があります。

ブレーカーが落ちる、コンセントが熱を持つ、焦げた臭いがするといった異常があれば、直ちに使用を中止しましょう。

使用できる回路が分からない場合や、コンセントの増設が必要な場合は、有資格の電気工事業者へ相談してください。

延長コードは使わない

マグニフィカSの消費電力は1450Wで、定格15A・100Vのコンセントで使用できる容量に近い電力を使います。

延長コードやテーブルタップを介すると、コードや接続部分が発熱しやすくなり、ほかの家電を同時につないだ場合は定格容量を超えるおそれがあります。

そのため、電源コードが壁コンセントまで届かない場合は延長せず、置き場所を変えるか、適切な壁コンセントの増設を検討してください。

コードを家具の裏へ強く挟む、束ねたまま使用する、通路へ渡す置き方も、コードの発熱や損傷、転倒につながるため避けましょう。

採寸するときは直線距離だけでなく、家具の角や背板を避けてコードを通す実際の経路を測ってください。

背面スイッチへ手を届かせる

マグニフィカSには、前面の電源ボタンとは別に、本体背面へ主電源スイッチがあります。

一杯ごとに背面へ手を回す必要はありませんが、初めて使用するときや、長期間使用しないときに確認する部分です。

本体を壁へぴったり押し付けると、必要な場面でマシン全体を動かさなければならない場合があります。

満水時には11kgを超えるため、コードを差したまま本体を無理に引きずる使い方は避けてください。

背面へ大きな空間を常に空けるというより、主電源スイッチとプラグへ必要なときに手が届く配置にしましょう。

水と蒸気から電源を離す

マグニフィカSでは、給水タンク、排水トレイ、ミルクフロッサーを使用するため、本体周辺で水や蒸気が発生します。

給水や排水のしやすさを考えるとシンクの近くは便利ですが、電源まわりまで水に近づけてよいわけではありません。

シンクの近くへ置く場合は、水がはねにくく、濡れた手で電源プラグへ触れずに使える配置にしてください。

電源コードが給水タンクや排水トレイを運ぶ経路へ出ていると、手や容器を引っかける原因になります。

本体やプラグへ水がかかった場合や、コードの傷、異臭、異常な発熱が見られる場合は、使用を続けないでください。

安全に関する正確な対処方法は、使用している型番の最新取扱説明書を優先してください。

設置前の採寸手順

空いている場所をメジャーで一度測るだけでは、給水や片付けに必要な動きまでは分かりません。

購入前に実際の使い方を再現すると、設置後の思い違いを減らせます。

設置範囲をメジャーで確認する

まず、設置候補の場所で幅23.8cm、奥行43cmを測り、四隅へ付箋やマスキングテープを貼って本体が占める範囲を示します。

そのまま周囲を見れば、調理スペースが狭くならないか、隣の家電とぶつからないかを判断できます。

次に、設置面から35cmの高さにも印を付け、豆袋やメジャーを持った手が本体上部へ入るか試してください。

最後に、正面へ手を伸ばし、給水タンクと排水トレイをまっすぐ引き出せる空間があるか確認します。

型紙を作らなくても、設置面と高さに数か所印を付けるだけで、置いた後の使い方まで具体的に確認できます。

周囲の扉と引き出しを確認する

設置場所へ本体サイズの印を付けたまま、近くの食器棚や冷蔵庫、引き出しを実際に開閉します。

本体は収まっていても、冷蔵庫の扉が前面へ当たる、引き出しを開けると給水タンクを抜けないといった問題が起こることがあります。

給水や片付けをするために毎回扉を閉めたり、周囲の物を動かしたりする配置では、使い続けるうちに負担を感じやすくなります。

カプチーノを作る人は、本体左側でミルクピッチャーを持ち上げる動きも試してください。

腕や肘が壁や隣の家電へ当たらず、温めたミルクを安全に下ろせる空間があれば、実際の使用時にも扱いやすいでしょう。

一杯の流れを予行する

豆を入れる、給水タンクを外す、カップを置く、排水トレイを抜く、シンクへ運ぶという流れを順番に再現します。

この途中で何度も家具や家電を動かす必要があるなら、マグニフィカSを設置した後も同じ手間が続く可能性があります。

友人宅のマグニフィカSでも、給水タンクやトレイを前から取り出せる点は扱いやすく感じました。

ただし、本体前方へ物を置くと、その使いやすさは失われます。

マグニフィカSの口コミと実機で確認した使い勝手では、設置性以外の動作音や日常清掃についても紹介しています。

コード経路まで確かめる

最後に、設置予定位置から壁コンセントまで、ひもを使って電源コードの経路を再現します。

約2mのコードがあっても、家具の背面や角を回すと、直線距離より長さが必要です。

プラグを差したことで本体が壁から押し出されないか、コードが引き出しや扉へ挟まらないかも確認してください。

安全に届かない場合は、購入前に置き場所かコンセントのどちらを変更するか決めましょう。

マットと補助テーブルの必要性

本体の下へマットを敷くべきか、家電下スライドテーブルを用意するべきかも、設置環境によって判断が分かれます。

どちらもマグニフィカSを使うための必須品ではありません。

耐熱マットは必須ではない

私は現在使用しているECAM22020の下に、耐熱マットを敷いていません。

以前はタオルを敷いていた時期もありますが、現在は何も敷かず、こぼれた水をその場で拭き取っています。

ただし、この使い方だけを基準に、すべての設置台でマットが不要とは言えません。

水染みが残りやすい天板や、傷を付けたくない家具へ置く場合は、保護用マットが役立つことがあります。

使用する場合は、本体の脚がすべて乗り、滑りにくく、厚みによって本体が不安定にならないものを確認してください。

補助テーブルが合う人

前方にカップや取り外した部品を置く場所がない場合は、家電の下から補助天板を引き出せるスライドテーブルが候補になります。

今回紹介するステンレス製の家電下スライドテーブルは、幅60cm、奥行45cmで、必要なときだけ補助天板を引き出して作業場所を増やせます。

カップを置いたり、取り外した部品を一時的に置いたりする場所として使いやすい商品です。

ただし、マグニフィカS本体を前後へ動かすスライドトレーではありません。

棚が低く、豆補充のためにマシン本体を手前へ動かしたい場合は、この商品では解決できないので注意してください。

幅と奥行を確認する

スライドテーブルの幅は60cmなので、設置場所にも幅60cm以上の空間が必要です。

奥行は45cmで、マグニフィカSの本体奥行43cmに対して残る余裕は約2cmです。

本体の脚が天板内へ収まるか、背面の電源コードを無理なく通せるかを購入前に確認してください。

また、本体約9.33kgに水最大1.8kgと豆最大250gを加えると、使用時の重量は単純計算で約11.38kgになります。

スライドテーブルの耐荷重が、この重量へ十分対応しているかも商品仕様で確かめましょう。

製品を設置すると本体全体の高さも上がるため、吊戸棚との隙間も再度測ってください。

ヘアライン調のステンレスを使用した国内製造の完成品なので、前方の一時置き場を増やしたい人は、設置寸法と耐荷重を確認したうえで検討しましょう。

購入前に判断したいこと

ここまで採寸すると、自宅へ置けるかだけでなく、置いたまま無理なく使えるかが見えてきます。

最後は、本体寸法と毎日の使い方を合わせて購入を判断しましょう。

置けるより使えるを優先

本体が設置台へ収まることは、置き場所を決めるための最初の条件にすぎません。

給水タンクを引き出せる、排水トレイを水平に運べる、豆を上から補充できる、壁コンセントへ安全につなげられるところまで確認して、初めて日常的に使いやすい置き場所と判断できます。

私の自宅では、ECAM22020をキッチンカウンターへ置き、給水タンクと排水トレイをすぐ横のシンクへ運べる配置にしています。

給水や排水のたびにキッチン内を移動する必要がないため、毎日の片付けも負担に感じにくくなりました。

マグニフィカSとECAM22020は本体サイズが近く、給水タンクや排水トレイを前方から取り出す点も共通しています。

そのため前述した通り、マグニフィカSの設置場所を選ぶときも、本体が収まるかだけでなく、取り出した部品をシンクまで運びやすいか確認しておくことが大切です。

両機種の設置条件や機能を比較したい場合は、マグニフィカSとマグニフィカ スタートの違いも確認してください。

奥行が足りない場合

設置台の奥行きが43cm未満なら、マグニフィカSの本体や脚が安全に収まるか判断できないため、そのまま置くのは避けてください。

43cm以上あっても、背面の電源コードを通せない、本体を手前へ出したことで前脚が台の縁へ寄りすぎる場合は、奥行きのある台が必要です。

今回紹介した奥行45cmの家電下スライドテーブルも、マグニフィカSを置いた場合に残る余裕は約2cmです。

補助天板を増やす目的では使えますが、奥行不足を解消するための商品ではありません。

奥行きのあるカウンターへ置き場所を変えるか、脚の位置と電源コードまで無理なく収まる設置台を用意してください。

新品と中古の判断

設置場所へ収まる中古品を見つけても、新品との価格差が小さいなら、私は基本的に新品を選びます。

全自動コーヒーマシンは、外観だけでは内部の使用杯数、除石灰履歴、抽出ユニットの状態まで判断しにくいからです。

せっかく置き場所を用意しても、購入後すぐに修理が必要になれば、中古品を安く買った利点は薄れます。

中古を選ぶ条件や購入前の確認項目は、マグニフィカSの中古をおすすめしない理由で詳しくまとめています。

本体リンクを確認

設置条件を満たしたら、購入ページでECAM22112BまたはECAM22112Wの型番を確認します。

商品画像が似ていても、マグニフィカS スマートやマグニフィカ スタートは、本体寸法と機能が同じではありません。

販売価格だけでなく、販売元、保証、返品条件、付属品まで確認したうえで選びましょう。

価格差やセール実績は、マグニフィカSを安く買う方法でも確認できます。

正確な価格、在庫、保証内容は、購入時に各販売店とデロンギ公式サイトで最終確認してください。

設置前のよくある質問

マグニフィカSのサイズと置き場所について、購入直前に迷いやすい疑問へ回答します。

マグニフィカS設置のFAQ

Q1. 奥行45cmの台に置けますか?

A. 本体奥行は43cmなので、数字上は奥行45cmの台へ収まります。

ただし、残る余裕は約2cmしかないため、背面の電源コードを無理なく通せるか、本体の脚がすべて天板へ乗るかを確認してください。

Q2. 高さ35cmの棚に収まれば使えますか?

A. 本体と同じ高さ35cmでは、上部の豆ホッパーやコーヒー粉投入口を扱えません。

豆袋やメジャーを持った手が入る高さを加え、まずは棚板まで55cm前後ある場所で動きを試してください。

55cmは公式指定ではなく、使用する豆袋や容器によって必要な高さは変わります。

Q3. 給水タンクは上へ外しますか?

A. 給水タンクは、本体の右前方から手前へ引き出します。

上へ持ち上げて外す方式ではありませんが、満水のタンクをシンクまで安全に運べる動線が必要です。

私の自宅ではカウンターからすぐシンクへ移動できるため、給水の負担をあまり感じずに使えています。

Q4. 延長コードを使ってもよいですか?

A. 延長コードやテーブルタップは使用せず、定格15A・交流100Vの壁コンセントを単独で使用してください。

希望する置き場所までコードが届かない場合は、設置場所を変えるか、有資格の電気工事業者へ相談しましょう。

Q5. 家電下スライドテーブルは必要ですか?

A. 給水タンクや排水トレイは前から取り出せるため、全員に必要な商品ではありません。

カウンターの作業場所が少なく、カップや取り外した部品の一時置き場が欲しい人には便利です。

ただし、マグニフィカS本体を前後へ動かすスライドトレーではありません。

幅60×奥行45cmの商品を使う場合は、設置幅、背面コードの余裕、本体の脚が収まる有効寸法、耐荷重を確認してください。

マグニフィカSの設置まとめ

マグニフィカS ECAM22112B・Wの本体寸法は、幅238mm、奥行430mm、高さ350mmです。

購入前には、本体が収まるかだけでなく、給水、排水、豆補充、コンセントまで含めて置き場所を確認してください。

  • 給水タンクと排水トレイを前へ引き出せる空間を確保する
  • 水タンクとトレイをシンクまで運びやすい場所を選ぶ
  • 豆袋やメジャーを持った手が入る上部空間を確保する
  • 背面コードと主電源スイッチへ無理なく届く配置にする
  • 定格15A・交流100Vの壁コンセントを単独で使う
  • 満水時に11kgを超える重さへ対応した台を選ぶ

友人宅のマグニフィカSと、自宅で約1年間設置しているマグニフィカ スタートECAM22020を確認して感じるのは、シンクに近いカウンターへ置けると給水と片付けを続けやすいことです。

給水タンクを外したらすぐに水を入れられ、排水トレイも水平に保ったままシンクへ運べるため、毎日の負担を減らせます。

注文前に幅23.8cm、奥行43cmの型紙を置き、豆の補充から使用後の片付けまで一連の動きを試してください。

本体が収まるだけでなく、給水や片付けの動きに無理がなく、コンセントの条件も満たせる場所なら、設置後の後悔を減らせるでしょう。

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