ディナミカとマグニフィカSの違い|価格とメニューを比較して解説

白いディナミカと黒いマグニフィカSを並べ、価格とメニューの違いを紹介する比較記事のアイキャッチ マグニフィカ

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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

ディナミカとマグニフィカSを見比べると、「価格が高い分、コーヒーも変わるの?」「増えるメニューを自分は使う?」と迷いますよね。

私の結論は、エスプレッソとカフェ・ジャポーネを中心に飲むならマグニフィカS、ブラックの飲み分けと好みの登録を楽しみたいならディナミカです。

どちらも豆挽きから抽出まで自動なので、基本の便利さはSでも得られます。

追加メニューをほとんど飲まないなら、ディナミカとの価格差を無理に払う必要はありません。

私はマグニフィカSをCLASで約一か月半借り、1日約2杯の抽出や片付けを経験しました。

半年以上Sを使っている友人の使用状況に加え、家族共用のスタートECAM22020を約1年間使った経験も、選び方の参考にしています。

さらに、2026年8月25日からエレッタ エクスプロアECAM45086Tをレンティオで借り、現在も日常的に使用しています。

エレッタ エクスプロアでのメニューの飲み分けや自動ミルク、日々のお手入れを通じて感じたことも交え、追加機能が毎日の使い方にどう関わるのかをお伝えします。

ディナミカは未使用ですが、公式仕様で共通すると確認できる仕組みや作業は、これまで使った機種の経験を踏まえて比較します。

機種固有の仕様と実際に使った感想を分けながら、ディナミカECAM35035WとマグニフィカS ECAM22112B/Wのどちらがあなたの飲み方に合うのかを解説していきます。

この記事のポイント
1ディナミカとSの価格・基本仕様の違い
2ブラックメニューの特徴と飲み分け
3表示・登録・ミルク機能の使い勝手
4実機写真と動画で考える購入判断

ディナミカとSの違いを比較

まずは、購入判断に関係する仕様を一覧で確認しましょう。

比較対象は国内向けのECAM35035WとECAM22112B/Wで、Sスマートや自動ミルク付きの別モデルは含めていません。

ディナミカとマグニフィカSの基本仕様比較
比較項目 ディナミカ マグニフィカS
型番 ECAM35035W ECAM22112B/W
本体色 ホワイト ブラック/ホワイト
公式表示価格・税込 138,000円 69,800円
ブラックメニュー エスプレッソ、スペシャルティ、カフェ・ジャポーネ、ドッピオ+、エスプレッソLARGE、ロングコーヒー エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ
操作・表示 タッチボタンと日本語対応の液晶表示 物理ボタン、豆量ダイヤル、表示ランプ
濃さの選び方 豆量を5段階で選択。ドッピオ+は固定 ダイヤルで豆量を調整
好みの登録 通常メニューとMy Menuへ別々に登録可能 コーヒーの抽出量をボタンへ登録可能
ジャポーネの定量設定 約115~250mLで変更可能 変更不可
ミルクの泡立て 手動。フロス調整つまみ付き 手動。フロス調整つまみなし
本体寸法 幅240×奥行445×高さ360mm 幅238×奥行430×高さ350mm
水タンク容量 1.8L 1.8L
豆ホッパー容量 300g 250g
グラインダー コーン式、挽き目の手動調整に対応 コーン式、挽き目の手動調整に対応
抽出温度の設定 4段階 4段階
コーヒー粉の使用 対応 対応
定格消費電力 1450W 1450W

価格は2026年10月15日に確認した公式表示で、差額は68,200円です。

仕様は各機種の公式製品情報と取扱説明書を基準にしています。

出典:ディナミカの公式製品情報、Sの公式販売情報、ECAM35035Wの公式取扱説明書、ECAM22112Bの公式取扱説明書。

表で注目したいのは、温度調整や粉対応といった基本機能はSにもあることです。

ディナミカへ予算を上げると、飲めるブラックの種類が増え、設定や本体の状態を文字で確認できるようになります。

全自動コーヒーマシンを初めて買うあなたは、「豆から自動で淹れたい」のか、「淹れ方まで日によって選びたい」のかを分けて考えると、必要な機能が見えてきます。

ブラックメニューの特徴

メニューの数だけでは、何が増えるのか分かりにくいですよね。

ここでは、メーカーが説明する抽出方法と味の方向を、私自身の飲用感想と分けて紹介します。

メーカー説明をもとにしたメニューの特徴
メニュー 抽出方法・味の方向 ディナミカの初期量 Sでの対応
エスプレッソ 少量へ凝縮して抽出する、濃厚な風味のコーヒー。ミルクを加える飲み方のベースにもなる 約30mL 対応。初期量約30mL
カフェ・ジャポーネ 豆を蒸らしながら間欠抽出し、エスプレッソの旨味とドリップのすっきりした後味を合わせる 約180mL 対応。1杯約120mL、2杯約240mL
スペシャルティ 通常より多めの豆を使い、蒸らさず直接抽出。メーカーは繊細ですっきりした飲み口と浅煎り豆との相性を説明 約180mL 非対応
ドッピオ+ 多めの豆と十分な蒸らしを組み合わせ、濃密な旨味と長く残る余韻を狙う 約120mL 専用メニューなし
エスプレッソLARGE エスプレッソとは別に選べる、初期量を約40mLとしたメニュー 約40mL 専用メニューなし。通常コーヒーの抽出量は変更可能
ロングコーヒー メーカーがレギュラーコーヒーとして案内するメニュー。ジャポーネとは別に選択できる 約120mL 専用メニューなし

抽出量は説明書に記載された1杯分の目安で、実際の量には多少の差が出ます。

味の特徴の出典は、デロンギ公式のメニュー解説です。

普段のブラックはSでも作れる

エスプレッソを食後に飲む、朝はジャポーネを飲むという使い方なら、Sの二つのメニューで対応できます。

私がSで飲んだエスプレッソも、コクを感じられ、日常的に楽しめるおいしさでした。

豆量を増やしたり抽出量を合わせたりできるため、購入価格が低いから自分の好みに調整できない、ということはありません。

ジャポーネは、濃縮したエスプレッソへ後からお湯を加える飲み方とは異なり、本体が蒸らしを含む抽出を行います。

一方、両機のジャポーネは初期の抽出量が異なります。

マグニフィカSで抽出したエスプレッソと表面のクレマ

Sで抽出したエスプレッソと、表面に浮かぶクレマ。

デロンギ マグニフィカSで抽出したカフェ・ジャポーネのクレマを上から見た様子

マグニフィカSで抽出したカフェ・ジャポーネを上から撮影した様子。表面にクレマが広がっています。

ディナミカで増える飲み方

ディナミカの追加メニューで、特に購入理由になりやすいのはスペシャルティとドッピオ+です。

スペシャルティは、同じ豆をいつもと別の淹れ方で飲みたいときや、浅煎りの豆をブラックで試したいときに選べます。

ドッピオ+は、豆を多めに使い、十分な蒸らしを加えて抽出する、濃厚なコーヒーを楽しむためのメニューです。

Sでも豆量ダイヤルを濃い側へ調整できますが、ドッピオ+専用の蒸らしや抽出工程を選べるわけではありません。

また、ディナミカにはロングコーヒーもあるため、ジャポーネ以外のレギュラーコーヒーを飲み分けられます。

エスプレッソLARGEは初期量が約40mLで、標準のエスプレッソより少し多い設定です。

Sでも通常コーヒーの抽出量は変更できるので、40mL程度の量で飲みたいだけなら、Sでも対応できます。

ディナミカの追加メニューを選ぶ価値は、量の選択肢だけでなく、スペシャルティやドッピオ+など、抽出方法の異なるコーヒーを楽しめることにあります。

実際に飲んだ味はどうだったか

私は、濃く深みのあるコーヒーを好みます。

実際に使った機種とメニュー、飲んだときの印象を比較表にまとめました。

実際に飲んだコーヒーの味と設定の比較
使用機種・メニュー 実際に感じた味や変化 私の好みとの相性
エレッタ エクスプロアのドッピオ+ コーヒーの濃厚さがガツンと伝わり、エスプレッソの濃厚さを楽しみながら飲める量が増えたように感じた 濃厚な味が好きな私には好みの飲み方。エスプレッソの味わいを、もう少し量も楽しみたいときに選びたい
スタートのスペシャルティ コーヒーの深みとクレマのクリーミーさを楽しめた一方、浅煎りや中煎りの豆では酸味が前へ出ると感じたこともあった 豆との組み合わせで好みが変わる。メーカーが浅煎りとの相性を説明していても、私には酸味が目立ちすぎる場合があった
マグニフィカSの挽き目調整 レンタル機で挽き目を7、5、3などに変えて飲み、設定による仕上がりを確認した 使った豆では3程度が好み。同じ設定が、ほかの豆や飲む人にも合うとは限らない
Sとスタートで同じ豆を使用 私が飲み比べた範囲では、本体を替えただけで劇的な味の差が出たとは感じなかった 機種の価格だけで選ぶより、豆と設定、飲みたいメニューを合わせることが大切だと感じた

表は、それぞれの機種で飲んだ私個人の感想です。

機種も豆や設定も異なるため、同じ条件で味の順位を付けた比較ではありません。

こちらは、エレッタ エクスプロアで実際に飲んだドッピオ+です。

エレッタ エクスプロアで抽出したドッピオ+と表面の厚めのクレマ

エレッタ エクスプロアで抽出したドッピオ+で、表面には厚めのクレマが広がっています。

ディナミカ自体の飲み比べはしていませんが、エレッタ エクスプロアでの経験は、ディナミカにもあるドッピオ+という飲み方を選ぶ参考になります。

複数の機種でメニューを試して感じたのは、自分が好きな味の方向に合う抽出方法を選べることの価値です。

今回のドッピオ+のように、好みに合うメニューを普段から飲みたいと思えるなら、追加機能へ予算をかける理由も具体的になります。

表示と好みの登録の違い

飲めるコーヒーが似ていても、毎日の操作と設定の呼び出し方には違いがあります。

ここは、決まった一杯を繰り返す人と、量や濃さを使い分ける人で評価が分かれる部分です。

ボタン操作と日本語表示を比べる

Sは物理ボタンでメニューを選び、中央のダイヤルで豆量を調整します。

ダイヤルの位置が見えるので、いつもの濃さを保ちたい場合は、そのまま同じ操作を繰り返せます。

私も説明書を一度読んで使い始め、その後は日常の抽出で大きく困ることはありませんでした。

友人も通常は1日約1杯の使い方なので、操作を覚えた後に毎回設定を探すような負担は少ない使い方です。

ただ、ランプが点いた理由は、アイコンの意味を理解するか説明書で確認する必要があります。

ディナミカは、タッチボタンに加えて日本語対応の液晶があり、選んだメニューや本体の状態を文字で確認できます。

給水やカス受けの処理などを文章で案内してもらいたいあなたには、こちらの表示が購入理由になります。

なお、液晶画面そのものをスマートフォンのように操作する方式ではなく、画面を見ながら対応するタッチボタンを押します。

エスプレッソ、スペシャルティ、ジャポーネ、ドッピオ+は直接選ぶボタンがあり、LARGEやロングコーヒーはドリンクメニューから選択します。

すべての飲み物に専用ボタンが並んでいるわけではないので、使いたいメニューの呼び出し方まで確認しておくと安心です。

使用したマグニフィカSの物理ボタンと中央の豆量調整ダイヤル

使用したSの操作部で、抽出ボタンと中央の豆量ダイヤルが確認できます。

My Menuで二通りを使い分ける

ディナミカは、通常メニューとMy Menuへ、それぞれ好みの濃さと抽出量を登録できます。

例えば、通常のスペシャルティは朝に使うマグカップ用、My Menu側は少し小さなカップ用として設定できます。

家族で飲む量や濃さが違う場合も、通常側とMy Menu側に分けて登録しておけば、飲むたびに設定を変える手間を減らせます。

一度好みの量を決めれば、毎回カップを見ながら抽出を止めずに、登録した設定を呼び出して淹れられるのが便利なところです。

ただし、家族それぞれの名前で設定を保存するプロフィール機能ではなく、通常メニューとMy Menuの二通りを使い分ける仕組みです。

また、ドッピオ+は豆量が固定されているため、好みに合わせて登録できるのは抽出量です。

Sにも通常コーヒーの抽出量を登録する機能があるので、毎日同じ量のエスプレッソを飲む使い方なら、Sでも対応できます。

ディナミカを選ぶ利点は、スペシャルティやジャポーネなども登録対象になり、通常側とは別の濃さや量を用意できることです。

使うカップや飲む人に合わせて設定を切り替えたいなら、My Menuを活かしやすいと思います。

出典:デロンギ公式の定量設定とMy Menuの説明。

ジャポーネの量を合わせられる

ジャポーネを普段のマグカップに合わせたいなら、定量設定の差も購入理由になります。

Sのジャポーネは、説明書上、1杯約120mL、2杯約240mLの設定で、好みの量へ登録し直すことはできません。

ディナミカは約115~250mLの範囲で登録できます。

大きなカップを満杯にすることよりも、「このカップで毎回この量を飲みたい」という使い方に関係する違いです。

さらに、ディナミカはジャポーネの設定量によって豆挽きと抽出の回数が変わります。

公式FAQでは120mL以下は1回、120mLを超える設定では2回と案内されています。

少量へ変更すると豆の使用量も変わるため、量だけを減らせば必ず濃くなる、という調整ではありません。

Sの量の登録や豆量の合わせ方を詳しく確認したい場合は、マグニフィカSの抽出量と濃さの設定方法を参考にしてください。

ミルク作りで変わること

カフェラテやカプチーノを飲むなら、ブラックメニューの多さとミルクの作業は分けて確認しましょう。

今回のディナミカECAM35035WとSは、どちらも自分で牛乳を泡立てる手動式です。

ディナミカは泡の量を切り替える

ディナミカのフロッサーには、フロス調整つまみがあります。

カプチーノ用は「CAPPUCCINO」、泡が少ない温かいミルクを作る場合は「HOT MILK」へ切り替えて使います。

ふんわりした泡をのせたい日と、温めた牛乳を合わせたい日で、フロッサーの設定を変えられるのがSとの違いです。

Sにはこの切り替えつまみがなく、牛乳の中へノズルを入れる深さやピッチャーの位置を自分で調整します。

そのため、ミルクの泡立てを楽しみながら覚えたい人ならSでも作れますが、二つのミルクの仕上げ方を機器側で切り替えたいならディナミカが候補になります。

冷たい牛乳を用意し、蒸気で温め、エスプレッソへ注ぐ流れは両機で共通です。

Sで泡立てたミルクの実例

私がSとスタートで手動ミルクを使い始めたころは、泡が大きくなり、思ったようにクリーミーにならないことがありました。

10回程度試したころから少しずつ慣れた感覚はありましたが、最初から毎回きれいに仕上がったわけではありません。

それでも、泡立てた牛乳をエスプレッソへ加えると、コーヒーの深みとミルクの甘さを楽しめました。

はちみつを加えて飲んだときは家族にも好評で、ブラックだけで使っていたときとは違う楽しみ方ができました。

こちらは、Sで実際に牛乳を泡立てた写真と動画です。

マグニフィカSの手動フロッサーでピッチャーの牛乳を泡立てている様子

Sでノズルの位置を見ながら、ミルクピッチャーを支えて泡立てている様子。

泡立てたミルクをコーヒーへ注ぐと、次のようにカプチーノとして楽しめます。

マグニフィカSで作ったカプチーノの表面に広がるミルクフォーム

Sで抽出したエスプレッソへ泡立てたミルクを加えたカプチーノ。

毎朝これを行うことに楽しさを感じるか、準備や泡立てを減らしたいと感じるかで、選ぶべきミルク機能は変わります。

手動でも、おいしいミルク入りコーヒーを作れました。

ただ、忙しい朝に泡立てまで自分で行うかは、購入前に考えておきたいです。

詳しい泡立て方は、マグニフィカSでカプチーノを作る方法で解説しています。

自動ミルクを優先する場合は、両機の価格比較だけで決めず、マグニフィカ各モデルのミルク機能比較から対応機種も確認してください。

置き場所と補充の違い

本体が置けるかに加えて、給水や豆の補充、部品を取り出す動作まで考えると、毎日の負担が想像しやすくなります。

正面から見た幅は近い二台ですが、奥行きと高さ、豆を入れられる量には差があります。

本体寸法より周囲の余裕を確認

最初の比較表のとおり、ディナミカはSより幅が2mm、奥行きが15mm、高さが10mm大きくなっています。

幅の差は小さいものの、奥行きがぎりぎりの棚や上部に収納がある場所では、この差も確認したいところです。

両機の取扱説明書では、左側と背面は5cm以上、右側と上部は20cm以上の空間を空けるよう案内されています。

本体幅だけを測って隣の家電の間へ収める考え方では、指定の余裕を確保できません。

前側にも、水タンクやトレイを引き出して扱える空間が必要です。

豆を入れるときは上部のふたを開け、抽出ユニットを洗うときは右側の作業も発生します。

私がSを使っていた環境では、シンクに近い場所へ置いたことで、給水やトレイ洗いを行いやすく感じました。

本体を動かさず豆を補充できた点も、日常の使いやすさにつながっていました。

キッチンに設置して使用したマグニフィカSを斜め前から見た様子

給水や部品の洗浄を行うため、シンクに近い位置へ設置したS。

水の容量は同じで豆は50g多い

水タンクは両機とも1.8Lなので、ディナミカへ替えることでタンク容量が増えるわけではありません。

コーヒーの抽出だけでなく内部すすぎにも水を使うため、給水の頻度は杯数とメニュー、電源を入れ切りする回数によって変わります。

豆ホッパーはディナミカが300g、Sが250gで、ディナミカの方が50g多く入ります。

同じ豆を続けて飲むなら、一度に補充できる量が増える点は便利です。

ただし、豆を入れたまま気軽に別の種類へ切り替えるための交換式ホッパーではありません。

少量ずつ違う豆を試したいなら、容量の大きさだけをメリットとして考えず、普段の消費量に合わせて補充する使い方が合います。

動作音と手入れの負担

表示やメニューが充実しても、豆を挽く動作と使用後の片付けは日常の中に残ります。

ここは、実際の動画と取り外した部品の写真を見ながら、生活に合うか判断してみてください。

豆挽きの音を動画で確認

両機ともコーン式グラインダーを搭載し、飲む直前に豆を挽きます。

この仕組みから、豆を使えばグラインダーの作動音が発生することは共通しています。

私がSで特に気になったのも豆挽きの音で、家族が寝ている時間に使って注意されたことがありました。

こちらは、Sの豆挽きからコーヒー抽出までを確認できる動画です。

豆挽きと、その後のお湯を通す工程で、音の印象が変わることを確認してみてください。

ディナミカも豆を挽く方式なので、価格が高いことや液晶があることだけを理由に、夜中も気兼ねなく使えると考えるのは避けたいです。

一方、コーン式という分類が同じでも、モーターや本体の音の伝わり方まで同じと確認できたわけではありません。

動画はSで感じた音の参考として使い、ディナミカとの厳密な音量差を示すものとは分けて見てください。

毎日の片付けは共通する

両機とも内部すすぎは自動ですが、カス受け、排水トレイ、水タンクなどは利用者が手入れします。

この部分は、取り外して清掃する部品を備えた構造が共通しているので、ディナミカでも必要な作業として把握できます。

私がSで周辺部品を洗っていたときは、体感で約5分程度の作業でした。

これは私の使用環境での感覚で、ディナミカの清掃時間を実測した数字ではありません。

ブラック中心なら極端な負担には感じませんでしたが、すすぎで思ったよりトレイに水がたまる点は、使い始めてから気付きました。

マグニフィカSから取り外した排水トレイとカス受け

内部すすぎの排水や、抽出後のカスを処理するSのトレイとカス受け。

抽出ユニットも、説明書に従って取り外して洗浄します。

Sでは取り外しや取り付けに大きな不満はありませんでしたが、右側へ手を入れられる配置にしておくことが大切でした。

両機とも抽出ユニットは洗剤を使わず水で洗う部品なので、トレイなどと同じ洗い方にまとめないでください。

マグニフィカSから取り外して洗浄する抽出ユニット

洗浄するためSから取り外した抽出ユニット。

ミルクを使った日はフロッサーの洗浄も加わります。

私は、カスを捨てるときにトレイの水も一緒に処理していました。

まとめて片付けると、毎日の作業として続けやすかったです。

除石灰の作業と消耗品も必要

長く使ううえでは、両機とも表示に応じた除石灰が必要です。

私はSとスタートの両方で作業を経験しましたが、普段のトレイ洗いとは別に、排水を受ける容器と作業の時間を用意する必要がありました。

ディナミカは液晶の案内を見ながら進める方式で、Sはボタンとランプ、スチームノブを使います。

表示が変わっても、除石灰剤の投入や給水、容器の排水を利用者が行う点は共通です。

マグニフィカSの除石灰中に本体前の容器で排水を受けている様子

本体前の容器で排水を受けながら、Sの除石灰を行ったときの写真。

使う除石灰剤はデロンギ純正品を選び、投入量と手順は購入した機種の説明書で確認してください。

日常の出費には豆代があり、ミルクを飲むなら牛乳代、定期的な手入れには除石灰剤代も加わります。

ディナミカのドッピオ+など、豆を多く使うメニューを中心に飲めば、同じ袋の豆から作れる杯数も変わります。

本体価格だけでなく、普段飲むメニューと量を決めて予算を考えると、購入後も無理なく続けやすいです。

価格差を払うかで選ぶ

仕様が分かったら、購入後の一週間に何を飲むかを考えてみましょう。

この二台では、追加機能に使う予定があるかどうかで、価格への納得感が変わります。

Sは基本の二種類で足りる人へ

69,800円のSが合いやすいのは、いつも飲むものがエスプレッソかジャポーネで、量の登録も通常コーヒーにできれば足りるあなたです。

豆から挽いて淹れる便利さは欲しいけれど、休日もほぼ同じ一杯を飲むなら、追加メニューが少ないことは大きな不満になりにくいと思います。

私が約一か月半のレンタルで感じたのも、基本の抽出と片付けを覚えれば、普段使いを続けやすいことでした。

購入時に残せる68,200円を、豆やカップ、今後の消耗品の予算へ回す考え方もできます。

ただし、ジャポーネの量を細かく登録したい、スペシャルティを直接選びたいという希望があるなら、価格の安さだけでSへ決めない方がよいです。

基本の二種類で足りる場合は、Sの販売価格と購入店の保証条件を確認してみてください。

ディナミカは飲み分けたい人へ

138,000円のディナミカが合いやすいのは、複数のブラックメニューを試し、気に入った量や濃さを登録して使いたいあなたです。

例えば、毎朝はスペシャルティ、食後はエスプレッソ、休日はドッピオ+という使い方なら、追加機能を使う場面が具体的にあります。

同じジャポーネでも、自分のカップへ合わせた量を登録したいなら、その便利さもディナミカを選ぶ理由です。

公式価格の差額68,200円を仮に3年間で割ると、ひと月あたり約1,894円になります。

これは追加費用の大きさを捉えるための単純計算です。

その金額で、毎日使うメニューや登録機能が増えることに納得できるかを考えてみてください。

反対に、My Menuを設定する予定もなく、ジャポーネだけを飲むなら、Sとの差はあなたの生活であまり出ない可能性があります。

購入店を比べるときは、本体価格と送料、使えるクーポンを合わせた支払額を確認しましょう。

ポイントは、自分が期限内に使う予定がある分を考えると、表示上のお得さだけに引っ張られず比較できます。

追加メニューや表示、My Menuを使いたい場合は、ディナミカECAM35035Wの販売価格と在庫を確認してみてください。

購入前の疑問を確認

最後に、購入や買い替えの前に迷いやすい点を確認しておきましょう。

ここでは、今回比較した型番での使い方と選び方に絞って回答します。

ディナミカとSのよくある質問

Q1. Sを持っている人もディナミカへ買い替える価値はありますか?

A. 前述した追加メニューやMy Menuを日常的に使いたいなら、買い替えを検討できます。

今のSのエスプレッソやジャポーネに満足しているなら、急いで替える必要はありません。

新規購入同士の差額と違い、買い替えではディナミカの購入費用からSの売却額などを引いて考えます。

Q2. アイスコーヒーを飲みたいなら、どちらが向いていますか?

A. 温かく抽出したコーヒーを氷で冷やす飲み方なら、両機で楽しめます。

ディナミカECAM35035WとS ECAM22112B/Wには、専用のコールドブリューメニューはありません。

ブラックの抽出方法を飲み分けたいならディナミカ、基本のメニューでアイスを作るならSが候補です。

Q3. ホッパーの豆を替えずに、デカフェを1杯だけ作れますか?

A. 両機とも、指定のパウダー投入口へデカフェのコーヒー粉を入れる方法で対応できます。

豆ホッパーへ粉を入れず、粉モードの選択と投入量は各機種の説明書に従ってください。

私もSで粉を使い、普段の豆を残したまま別のコーヒーを1杯飲める点を便利に感じました。

Q4. マグニフィカSのブラックとホワイトで機能は違いますか?

A. ECAM22112BとECAM22112Wは本体色の違いで、比較した基本機能は共通です。

置き場所に合う色で選べますが、販売店によって価格や在庫が異なる場合があるため、希望する色の購入条件を確認してください。

いつも飲む一杯から選ぼう

ここまでの違いを踏まえると、あなたが選ぶ基準は次の四つです。

  • エスプレッソとジャポーネが中心ならマグニフィカS
  • ブラックの飲み分けとMy Menuを使うならディナミカ
  • 文字の案内やジャポーネの量の登録を重視するならディナミカ
  • ミルクまで自動にしたいなら、自動ミルク対応機種も比較

前述した通り、Sでも豆から自動で淹れる便利さと、好みに合わせた基本の調整は得られます。

ディナミカの追加機能を普段使う予定があるかを、価格差へ納得できるかの基準にしてください。

価格、在庫、保証条件の正確な情報は、デロンギ公式サイトと購入予定の販売店でご確認ください。

設置やお手入れは購入した型番の取扱説明書に従い、適合や扱い方に迷う場合はデロンギ公式サポートへ相談してください。

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