デロンギ マグニフィカ全機種比較|違いとおすすめの選び方を解説

マグニフィカシリーズの代表的な5タイプを並べ、全7機種の味・ミルク・操作・お手入れの比較を示したアイキャッチ画像 マグニフィカ

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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

デロンギのマグニフィカを探すと、S、スマート、スタート、イーヴォと似た名前が並びます。

「ブラックだけなら安い機種で十分?」「ラテも自動で作れるのはどれ?」と、違いが分かりにくいですよね。

私の結論は、まずミルクを自分で泡立てるかを決め、次に飲みたいメニューと操作方法で絞ることです。

価格の高さだけで選ぶと、使わない機能にお金をかけたり、欲しかったメニューがなかったりします。

私はマグニフィカ スタートECAM22020を家族と約1年間使い、友人所有のマグニフィカSに加えて、CLASで約一か月半借りたSでも抽出・清掃を経験しました。

ここでは、その使用感と型番ごとの公式仕様を分けながら、シリーズ全体の選び方をお伝えします。

毎日よく飲む一杯と、続けられる手入れから、あなたに合う一台を選んでいきましょう。

この記事のポイント
1マグニフィカの種類と型番別の違い
2ブラックとミルクから選ぶ候補
3実際に使って感じた操作と手入れ
4価格差を払う前に確認したい条件

マグニフィカの種類を比較

最初に、名前と機能の対応を確認しましょう。

同じスタートでも、末尾の型番が変わるとミルク方式だけでなくブラックメニューまで変わります。

比較する国内向けモデル

本記事の中心は、国内向けのS、S スマート、スタート3モデル、イーヴォ2モデルの計7モデルです。

色違いはまとめ、旧型番は後半で補足します。

「全機種比較」はこの対象範囲での比較であり、海外専用機や歴代の販売終了機をすべて一覧にしたものではありません。

2026年10月10日の確認では、公式販売ページで価格を確認できるモデルと、公式サポート情報を中心に確認するイーヴォを分けています。

製品ページや説明書が残っていることだけで、新品の在庫や販売継続までは判断していません。

国内向けマグニフィカ7モデルの機能比較
シリーズ・型番 ブラックメニュー ミルク方式・自動メニュー 操作の特徴
S ECAM22112B/W エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ 手動フロッサー 物理ボタンと豆量ダイヤル
S スマート ECAM25023SB エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、スペシャルティ 手動フロッサー バックライト付きボタンとダイヤル
スタート ECAM22020B/W エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、スペシャルティ 手動フロッサー タッチアイコン
スタート ECAM22062B/W エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ 自動:カプチーノ タッチアイコン
スタート ECAM22080GB エスプレッソ、スペシャルティ 自動:カプチーノ、ラテマキアート タッチアイコン
イーヴォ ECAM29064XB エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ 自動:カプチーノ、マイラテ カラーのタッチアイコン
イーヴォ ECAM29081XTB エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、スペシャルティ 自動:カプチーノ、ラテマキアート、マイラテ カラーのタッチアイコン

表はコーヒーと自動ミルクメニューを比較するため、給湯を別扱いにしています。

メーカーの「4メニュー」「5メニュー」といった表示は給湯を含む場合があるので、数字だけで比較しないでください。

ECAM22080GBにはカフェ・ジャポーネがありません。

反対に、ECAM22062B/Wにはスペシャルティとラテマキアートの専用メニューがありません。

数字が大きい方へ、すべての機能がそのまま追加される関係ではない点に注意しましょう。

実機経験と公式仕様の範囲

私が直接使ったマグニフィカは、手動ミルクのECAM22020とSです。

Sのレンタル個体と友人所有機の経験は、シリーズの使い勝手を考える材料にしていますが、旧型番とECAM22112の細かな仕様まで同じとは扱いません。

スマート、自動ミルクのスタート、イーヴォは実機未使用です。

これらの固有機能は公式情報で比較し、自動ミルクを使う生活の感想には、レンティオで借りたエレッタ エクスプロアの経験を補助的に使います。

エクスプロアでの泡の仕上がりや洗いやすさを、そのまま別機種の実測結果に置き換えることはしていません。

用途別に候補を絞る

比較表を見ても決めにくい場合は、今の飲み方に近いところから読んでください。

ここでは各機種を選ぶ理由と、別の候補へ移った方がよい条件をお伝えします。

基本のブラックならS

エスプレッソとカフェ・ジャポーネを中心に飲み、購入費を抑えたいなら、ECAM22112B/Wが候補です。

豆を挽く、粉を押し固める、抽出するという作業は自動なので、手動機のように一杯ずつ抽出準備をする必要はありません。

中央のダイヤルで豆量を変える操作は、目で確認しながら調整したい人にも向いています。

私もSは説明書を一度読んでから使い始め、その後の日常操作で特に困りませんでした。

画面が付いていないことだけで、使いにくい機種とは感じていません。

ただし、ミルクの泡立ては自分で行います。

「カプチーノもボタンだけで完成させたい」という希望があるなら、この時点で自動ミルク搭載機へ候補を移しましょう。

以下は、実際に使用したSの操作部とフロッサーを確認できる写真です。

使用したマグニフィカSの物理ボタンと中央ダイヤル、手動フロッサー
実際に使用したマグニフィカS。 掲載写真の個体と購入対象の型番は分けて確認してください。

タッチ操作ならスタート

ブラックの飲み分けとタッチ操作を求めるなら、手動ミルクのECAM22020B/Wが選びやすいです。

Sの二つのブラックメニューに加えてスペシャルティがあり、豆量は3段階から選びます。

細かな数字を毎回入力する使い方ではなく、飲みたいアイコンを選ぶ方式です。

私の家では家族共用で1日2〜3杯ほど、ブラック中心に使っていました。

その範囲では大きな不満はなく、朝の豆挽きから抽出まで任せられることを便利に感じています。

個人的にはSよりスタートの操作パネルの方が使いやすく感じましたが、これはタッチ操作を好む私の感想です。

家族用だから必ずスタートというわけではありません。

実際に使う人がアイコンを読み取りやすいか、押した感触のあるボタンを好むかで判断してください。

この2台まで絞れたら、マグニフィカSとスタートの詳しい比較も参考になります。

マグニフィカ スタートECAM22020のタッチ式操作パネルと本体正面
約1年間使ったECAM22020。 ミルクは左側のフロッサーで手動で泡立てます。

ボタンで飲み分けるならスマート

ECAM25023SBは、スペシャルティを使いたいけれど、タッチ操作よりボタンを選びたい人の候補です。

バックライト付きのメニューアイコンを備え、Sとは前面の見え方やメニューの選び方が異なります。

ブラックメニューの顔ぶれが近いECAM22020と比べると、操作部や外観にどれだけ魅力を感じるかが判断の中心になります。

「スマート」という名前だけで、スマートフォン操作や自動ミルクを期待しないでください。

本記事で比較しているスマートは手動フロッサーを使う機種です。

公式表示価格ではSとの差も大きいため、スペシャルティをほとんど使わず、Sのボタン配置にも不満がなければ、追加費用の意味は小さくなります。

細かな違いは、マグニフィカSとスマートの比較記事で確認できます。

自動ミルクはスタートから検討

カプチーノを日常的に飲み、自分で泡立てたくないなら、ECAM22062B/WとECAM22080GBを見比べましょう。

どちらもミルクコンテナを使うラテクレマ搭載機で、コーヒーだけでなくミルクの泡立てと供給まで任せられます。

選び分けは、カフェ・ジャポーネを残したいなら22062、スペシャルティとラテマキアートを選びたいなら22080です。

例えば普段はジャポーネ、休日はカプチーノという人なら、22062のメニュー構成が暮らしに合います。

一方、ミルクをたっぷり楽しむ飲み方を選びたい人は22080が候補になります。

ただし、ここでいうラテマキアートは専用メニューの有無の話です。

ミルクとコーヒーを自分で組み合わせることと、希望する名前のメニューをワンタッチで選べることは分けて考えてください。

カフェ・ジャポーネとカプチーノを選ぶなら、ECAM22062B/Wを確認してください。

スペシャルティとラテマキアートを選ぶなら、ECAM22080GBが候補です。

マイラテを使うならイーヴォ

イーヴォを候補に入れる理由は、カラーのメニューアイコンと、入れた牛乳を使い切る方式のマイラテです。

マイラテでは、取扱説明書の使用範囲内でコンテナへ入れる牛乳量を変え、好みのミルク量を探せます。

ECAM29064XBは基本のブラック2種類とカプチーノ、マイラテを使いたい人向けです。

ECAM29081XTBは、さらにスペシャルティとラテマキアートも選びたい場合の候補になります。

前述したスタートのメニュー構成では、欲しい飲み物の組み合わせがそろわない人も確認してみてください。

ただし、今回はイーヴォの公式販売価格と新品在庫を確定できていません。

販売店に商品があっても、型番、国内保証の条件、未使用品かどうかまで確認したうえで比較しましょう。

Sとイーヴォの比較記事では、2型番の違いを詳しく扱っています。

必要なメニューを絞るなら、ECAM29064XBを確認してください。

ブラックもミルクも飲み分けたいなら、ECAM29081XTBが候補です。

味は値段だけでは決まらない

予算を上げると選べる機能は変わりますが、必ず好みの味に近づくとは限りません。

ここでは、メニューの違いと実際に飲んだ感想を分けて考えます。

メニュー名で味の方向を選ぶ

エスプレッソは、少量の濃厚な一杯を楽しむ基本メニューです。

そのまま飲むほか、ミルクを加える飲み方の土台にもなります。

マグカップ一杯をブラックで楽しみたい人は、次のメニューも候補になります。

  • カフェ・ジャポーネ:豆を蒸らしながら抽出する、深蒸しレギュラーコーヒー。
  • スペシャルティ:豆の産地の特徴を楽しむメニューで、公式でも浅煎り豆などとの相性が案内されています。

ただし、スペシャルティを選べば、お店の味を再現できるわけではありません。

私は濃く、深みのあるコーヒーが好みです。

スタートで中煎りやフルーティーな豆をスペシャルティで飲み、好みに合うと感じることもありました。

一方、ドゥアスポンチス農園の豆では、期待した味になりませんでした。

お店ではブドウのような香りと味に驚きました。

でも、自宅のスペシャルティでは苦味が先に感じられ、あの風味にはなりませんでした。

原因までは分かりませんが、抽出方法や設定によっても味は変わります。

「豆に向いているメニュー」と「自分好みの味になるメニュー」は、必ずしも同じではないと感じました。

また、深煎り豆では、ジャポーネとスペシャルティの違いを大きく感じないこともありました。

そのため、全員にスペシャルティが必要とは考えていません。

選ぶときは、今の豆でどんな一杯を楽しみたいかを考えましょう。

飲み分けを楽しみたいなら、スペシャルティがある機種は候補になります。

お店の味を再現したいなら、メニューの有無だけでは判断しきれません。

Sとスタートを飲み比べた感想

私は阿部のコーヒーをSとスタートの両方で飲みましたが、その範囲では、マシンが変わるだけで劇的においしくなったとは感じませんでした。

分かりやすかった違いは、操作方法とスペシャルティを選べるかどうかです。

これは厳密に条件をそろえたブラインド試験ではなく、普段飲んでいる中での感想です。

全機種の抽出性能が同じだと証明するものではありませんが、価格が高ければ、その分だけ自分好みの味になるとは限らないと感じました。

実際の味には、豆の鮮度、焙煎度、豆量、抽出量、挽き目、清掃状態も関わります。

私は初期設定を薄く感じたことがありましたが、好みに合わせて調整する余地がありました。

そのため、ブラック中心で選ぶなら、価格による味の差だけを期待するより、使いたいメニューがあるか、毎日の操作が分かりやすいかを確認すると選びやすいと思います。

私はSとスタートを使って、味の差より操作とメニューの差を実感しました。

毎日押すボタンの分かりやすさも、選ぶ理由になります。

ミルクの自動化に価値はあるか

ミルク機能の違いは、完成したカップだけで見るより、作るときに自分が何をするかで考えると分かりやすくなります。

手動は練習も楽しめる人向け

手動フロッサーでは、別の容器に牛乳を入れ、スチームを当てて泡立ててからカップへ注ぎます。

泡の状態を見ながら調整する時間を楽しめる人には、この工程そのものが魅力になるでしょう。

私はSとスタートの両方で手動スチームを使いました。

使い始めは大きな泡ばかりになることもありましたが、10回ほど使った頃から少しずつ慣れた感覚があります。

この回数で誰でも習得できるという意味ではなく、初日から毎回同じ泡を作れるとは限らないということです。

週末に一杯だけ作るなら許容できても、出勤前に家族の分も続けて作る場合は負担の感じ方が変わります。

「ミルク対応」と書いてあるだけで選ばず、ピッチャーを持って泡立てる工程を生活に入れたいか考えてみてください。

マグニフィカSの手動フロッサーでピッチャー内の牛乳を泡立てる様子
手動ミルクは、容器を用意して自分で泡立てます。

自動は抽出後の片付けまで考える

自動ミルクは、コンテナに牛乳を入れて対応メニューを選ぶと、泡立てからカップへの供給まで進む方式です。

自分でスチームを当てる工程を省けるので、毎日ラテやカプチーノを飲む人には魅力があります。

エレッタ エクスプロアでフラットホワイトを作っている途中の様子。画面に「豆を挽いています」と表示され、ミルクコンテナとカップがセットされている
自動ミルクの使用イメージとして、エレッタ エクスプロアでフラットホワイトを作っている様子を掲載しています。

エクスプロアでは、手動よりかなり楽に感じました。

仕上がりも好みでしたが、ミルク容器を洗う手間は残ります。

これはエクスプロアでの体験なので、スタートやイーヴォでも泡の細かさや温度、手入れが同じとは言い切れません。

自動化されても、次の作業は残ります。

  • コンテナに牛乳を入れる
  • ミルク容器を本体に取り付ける
  • 使用後にすすぎ、容器や部品を洗う

ノズルのすすぎと、ミルク容器の洗浄は別です。

すすぎ機能を使っても、コンテナや部品を外して洗う作業は残ります。

選ぶときは、作るときの楽さと、飲み終えたあとの片付けをセットで考えましょう。

洗った部品を置く場所や、乾かす場所も確認しておくと安心です。

毎日使える置き場所と手入れ

機能が希望に合っていても、給水や片付けのたびに困る場所では使い続けにくくなります。

購入前は、設置した状態で作業する場面まで想像してみましょう。

本体寸法と作業空間を分ける

マグニフィカは、正面の幅だけを見ると機種による大きな差はありません。

機種・型番 幅×奥行×高さ
S ECAM22112 238×430×350mm
スマート ECAM25023 238×440×350mm
スタート ECAM22020・ECAM22062 240×440×350mm
イーヴォ ECAM29064・ECAM29081 約240×445×360mm

ただし、本体が収まることと、毎日使いやすいことは別です。

設置するときは、次の作業に必要な空間も確認しましょう。

  • 上からコーヒー豆を補充する
  • 前へ水タンクやトレイを引き出す
  • 側面から抽出ユニットを取り出す

ECAM22080を含め、設置条件は購入する型番の取扱説明書で確認してください。

私は水回りに近いカウンターで使い、給水や排水のために長く移動せずに済むことを便利に感じました。

一方、抽出ユニットを取り出すときには、本体を少し斜めにすることもありました。

マグニフィカ スタートECAM22020の側面を開けて抽出ユニットを取り外す様子
側面の部品を取り出せるかも、設置前に確認したいポイントです。

また、普段使うカップやタンブラーを置けるかも確認しておきましょう。

私が使っているのは、次の3つです。

左からサーモスJDY-600C-BK、ステンレスサーモタンブラー450ml、アトラスの持ち手付きビールジョッキタンブラー470mlを並べた写真
左からサーモスJDY-600C-BK、ステンレスサーモタンブラー450ml、アトラスのビールジョッキタンブラー470ml。

写真の3つは、普通に置いて使えています。

背の高い容器でも、斜めにして手で支えれば抽出できる場合があります。

スタートの置き方は、本体サイズと設置スペースの解説も参考にしてください。

ブラックでも手洗いは必要

全自動という名前でも、カス受け、排水トレイ、水タンク、抽出ユニットまで自動で洗い終わるわけではありません。

内部すすぎとは別に、部品を取り外して手入れする作業があります。

私がブラック中心で使った範囲では、トレイやカス受けなどの日常的な洗浄は、体感で5分程度でした。

これは正式な計測値ではなく、除石灰やミルク部品の洗浄を含む時間でもありません。

機種や汚れの状態によって、かかる時間は変わります。

カス捨てや給水の表示が出たら、案内に従って対応しましょう。

ただし、抽出回数が少ないと、カス捨ての表示が出る前に、カスが長く残ることがあります。

私の環境では、約1週間放置したコーヒーカスに白いカビを確認したことがあります。

カス受けの容量は「その回数まで放置してよい」という意味ではありません。

表示が出ていなくても、長く使わないときはカスや水を捨て、部品を洗って乾かしておきましょう。

起動時や終了時の内部すすぎでも水を使うため、飲んだ量以上に給水や排水が必要になることがあります。

水タンク容量をカップの量で割った数字だけでは、実際に何杯続けて使えるかは決まりません。

マグニフィカ スタートECAM22020の使用後にたまったコーヒーカスと排水トレイの水
抽出後のカスと洗浄水。自動すすぎがあっても、捨てる作業と部品の洗浄は必要です。

私はカス受けを片付けるときに、トレイの水も捨てています。

ブラック中心でも、内部すすぎの水は思ったよりたまります。

豆を挽く音と定期作業を確認

動作音を比較するときは、まずグラインダーの方式を確認しましょう。

今回比較する7機種は、いずれもコーン式グラインダーを搭載しています。

機種・型番 グラインダー方式
S ECAM22112 コーン式
スマート ECAM25023SB コーン式
スタート ECAM22020 コーン式
スタート ECAM22062 コーン式
スタート ECAM22080GB コーン式
イーヴォ ECAM29064XB コーン式
イーヴォ ECAM29081XTB コーン式

コーン式は、円すい形の刃を使って豆を挽く方式です。

私が使ったSとスタートでは、抽出音や洗浄音よりも、この豆挽き音が目立ちました。

購入前に音のイメージをつかめるよう、両機種の動画を掲載します。

マグニフィカS:豆挽きから抽出まで

マグニフィカ スタート:カフェ・ジャポーネの抽出

Sは2杯分を2回に分けて挽いているので、1回ごとの豆挽き音に注目して聞き比べてみてください。

7機種ともグラインダー方式は共通なので、豆を挽くときの音をイメージする参考になります。

ただし、方式が同じでも音量まで同じとは限らず、動画の聞こえ方も録音環境や再生音量で変わります。

夜に使って、家族から音について注意されたことがあります。

私には、特に豆を挽く音が目立ちました。

寝室との距離や、使う時間帯も含めて置き場所を考えましょう。

日々の片付けとは別に、除石灰も必要です。

私はSとスタートの両方で行いましたが、排水容器の用意やすすぎがあり、いつもの片付けとは別の作業でした。

実施時期や方法は、本体の案内と購入する型番の取扱説明書に従ってください。

除石灰剤などの消耗品代も、購入予算に含めておきましょう。

価格差と購入条件を確認する

最後は、欲しい機能にいくら払うかを考えます。

同じシリーズでも販売価格の順番と機能の数は一致しないため、購入時の条件で見比べてください。

公式価格と実売価格は分ける

2026年10月10日に確認した公式税込表示価格
型番 公式表示価格 追加費用を考えるポイント
ECAM22112B/W 69,800円 基本のブラックと手動ミルク
ECAM22020B/W 97,800円 タッチ操作とスペシャルティ
ECAM25023SB 128,000円 ボタン操作と飲み分け
ECAM22062B/W 128,000円 ジャポーネと自動カプチーノ
ECAM22080GB 124,800円 スペシャルティと自動ミルク2種類
ECAM29064XB・ECAM29081XTB 現行の公式販売価格は未確認 販売店ごとの在庫・保証も確認

上記は確認時点の公式表示で、最安値や今後の販売価格を保証するものではありません。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでは、出品者、クーポン、送料、ポイント付与条件によって支払額が変わります。

例えばこの公式価格では、22080が22062より3,200円低く表示されています。

それでも前述したようにメニューが異なるため、「高い方が全部入り」とは判断できません。

まず必要なメニューを満たす型番を決め、その候補の販売条件を比べる順番が分かりやすいです。

価格差に迷うなら、追加機能を週に何回使いそうかを具体的に考えてみましょう。

差額3万円を3年間使う仮定なら、単純計算で年1万円です。

これは耐用年数や節約額の保証ではなく、毎日の手間を減らすために払える金額を考える例です。

旧型番と保証を確認する

検索結果には、ECAM23120などの旧型Sや、Xが付かないECAM29064B・ECAM29081TBも出てきます。

販売時期や仕様の異なる型番を、現行の比較対象と同じ商品として購入しないよう注意しましょう。

旧型というだけで使えないわけではありませんが、新品、展示品、中古品では確認する条件が違います。

商品名だけでなく、本体の型番、付属品、保証書、購入証明の有無まで確認してください。

中古を選ぶ場合は、外観のきれいさだけでは内部の清掃状況や使用歴までは分かりません。

保証延長の案内がある場合も、すべての機種と購入経路へ同じ条件が適用されるとは限りません。

登録期限や対象製品など、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

修理対応や保証の適用についての最終的な判断は、メーカーのサポート窓口へご相談ください。

購入前に残りやすい疑問

候補を絞ったあとに迷いやすい、メニュー数や使い方の疑問をまとめました。

マグニフィカ比較のよくある質問

Q1. 全自動ならミルクも自動ですか?

A. いいえ。

本記事のS、スマート、スタートECAM22020は手動フロッサーです。

ミルクの泡立てまで任せたい場合は、ラテクレマを搭載するECAM22062、ECAM22080、対象のイーヴォを選びます。

Q2. 4メニューと6メニューはそのまま比較できますか?

A. 給湯を含むかどうかが機種の案内によって異なるため、数だけでは比較できません。

ブラック、自動ミルク、給湯を分け、実際に飲みたいメニューがあるかを型番ごとに確認してください。

Q3. アイス用メニューがないとアイスコーヒーは作れませんか?

A. 専用メニューがなくても、抽出したコーヒーを氷で冷やして作れます。

私もSとスタートで作っています。

ただし、熱いコーヒーを氷で冷やす方法は、水出しのコールドブリューや冷たいミルク泡を自動で作る機能とは別です。

Q4. 2杯抽出ならカプチーノも同時に2杯作れますか?

A. 2杯抽出という表示だけで、全メニューを同時に2杯作れるとは判断できません。

対象メニューは機種ごとに異なり、例えばECAM29081XTBの2杯抽出はエスプレッソが対象です。

家族で使う場合も、希望の飲み物を順番に作る時間を考慮してください。

Q5. デカフェ用にもう一台必要ですか?

A. 必ずしも必要ではありません。

粉コーヒー対応機では、豆ホッパーの豆を残したまま、指定の粉投入口からデカフェの粉を一杯分使う方法があります。

私はこの使い分けを便利に感じました。

投入量と操作順は、購入する型番の取扱説明書で確認してください。

まとめ|使う機能から選ぼう

マグニフィカ選びでは、シリーズ名の印象より、毎日の飲み方と残る作業を具体的に考えることが大切です。

  • 基本のブラックと価格を優先するならS
  • スペシャルティを飲み、タッチ操作を選ぶならECAM22020
  • ボタン操作で飲み分けたいならS スマート
  • 自動ミルクは、ジャポーネ重視なら22062、スペシャルティとラテマキアート重視なら22080
  • マイラテやメニューの組み合わせを重視するなら、販売条件も確認してイーヴォ

私なら、最初に「平日の朝、何を何杯作るか」を決めます。

そこで必要なメニューを持つ機種を残し、操作部、置き場所、片付け、実際の支払額の順に確認します。

一番機能が多い一台より、使いたい機能を無理なく使い続けられる一台を選びましょう。

購入する直前には、商品ページで型番とミルク方式が希望どおりか、もう一度確認してください。

仕様・価格確認日:2026年10月10日。
機能はデロンギ公式製品情報・取扱説明書を基準にし、使用感はtaka本人の経験として記載しています。

仕様確認先: S、 S スマート、 スタート22020、 スタート22062、 スタート22080、 イーヴォ29064、 イーヴォ29081。

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