マグニフィカSのアイスコーヒーの作り方|濃く作るコツを解説

マグニフィカSで氷入りグラスへ濃いコーヒーを抽出する様子 マグニフィカ

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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

マグニフィカSでアイスコーヒーを作ると、最初の一口はおいしいのに、氷が溶けるにつれて水っぽく感じることがあります。

私が普段アイスコーヒーを作っているのは、家族で約1年使っているマグニフィカ スタートECAM22020です。

そのうえで、友人が所有するマグニフィカSでも同じ作り方を試し、抽出操作と味が薄いときに見直す項目を確認しました。

実際に両方で作って分かったのは、操作パネルは違っても、濃いコーヒーを氷へ直接注ぐ作り方と、抽出量・豆量・挽き目を確認する順番はほぼ同じということです。

そこでこの記事では、スタートで普段作っている経験を土台にし、マグニフィカSでも共通すると確認できた方法として、濃く作る手順と薄いときの直し方を解説します。

この記事のポイント
1スタートとSで共通する作り方
2両機でほぼ同じ設定の見直し方
3氷で水っぽくなる原因
4カルディやゲイシャ豆の選び方

デロンギ マグニフィカ スタート正面外観私が普段アイスコーヒーを作っているマグニフィカ スタート

友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカSの正面写真友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカS正面写真

普段はスタートで作っていますが、Sでも基本は変わりませんでした。
ボタンの見た目より、抽出量と豆量をどう合わせるかが大切です。

スタートとSで共通する点

マグニフィカ スタートとマグニフィカSは別の機種ですが、アイスコーヒーのために行う仕事は共通しています。

どちらも本体の中で豆を挽き、設定した豆量と抽出量でコーヒーを作り、用意した氷で冷やす流れです。

作り方の考え方は同じ

両機には専用のアイスコーヒーボタンがありません。

そのため、ホット用のコーヒーを長く抽出して後から冷やすのではなく、氷で薄まることを見込んだ短く濃い一杯を作ります。

スタートで水っぽくなったときも、Sで薄く感じたときも、私が最初に見るのは抽出量です。

その次に豆量を確認し、抽出の流れが明らかに速い場合だけ挽き目へ進みます。

確認する部分 マグニフィカ スタート マグニフィカS
抽出量 エスプレッソを短めにする エスプレッソを短めにする
豆量 濃い側へ合わせる つまみをMAX側へ合わせる
挽き目 必要なときだけ1目盛り 必要なときだけ1目盛り
冷やし方 十分な氷へ直接抽出する 十分な氷へ直接抽出する

違うのは操作する場所

スタートは前面のタッチ式アイコンで豆量やメニューを選び、Sは物理ボタンと中央の豆量調整つまみを使います。

操作する場所は違いますが、「お湯を出しすぎない」「豆量を増やす」「挽き目は最後に触る」という考え方は変わりません。

つまり、スタートで身についた調整方法はSでも使え、Sからスタートへ替えた場合も同じ順番で味を見直せます。

マグニフィカSだけに特別なアイス設定があると考えず、表示と操作方法だけ使用中の型番へ読み替えてください。

濃いアイスの基本手順

まずは細かな調整へ進む前に、一杯を作るための基準を決めます。

初回から挽き目まで変える必要はなく、用意するもの、豆量、抽出量、冷やし方の四つをそろえれば十分です。

必要なものと分量

一杯分として用意するのは、コーヒー豆、氷、耐熱表示のあるグラス、マドラーです。

グラスは氷と抽出後のコーヒーが余裕をもって入るものを選び、抽出口の下へ置ける高さかも先に確かめてください。

用意するもの 最初の目安 選ぶ理由
コーヒー豆 やや深煎りから深煎り 冷やしても苦味とコクが残りやすい
氷 グラスへたっぷり 抽出直後から素早く冷やせる
抽出量 約80ml 氷で薄まる分を見込める
豆量 濃い側(SはMAX側) 短い抽出でも飲みごたえを出しやすい

デロンギ公式のアイスメニューでも、やや深煎りの豆と氷を用意し、豆量をMAXにして約80mlを抽出する方法が案内されています。

ただし、分量はあくまで一杯目を作るための目安なので、豆の焙煎度やグラスの大きさに合わせて調節しましょう。

濃く冷やす五つの手順

作り方は難しくありません。

  1. 給水タンクと豆ホッパーを確認する
  2. 耐熱グラスへ氷をたっぷり入れる
  3. 豆量を濃い側へ合わせる
  4. エスプレッソを約80ml抽出する
  5. 抽出中からマドラーで静かに混ぜる

マグニフィカSでは中央の豆量つまみをMAX側へ合わせ、スタートでは豆量設定を濃い側へ合わせます。

この操作だけ機種ごとに読み替えれば、その後の抽出と冷やし方は同じです。

ポイントは、コーヒーが落ち始めてから混ぜるのではなく、抽出された液体をその場で氷へ触れさせ続けることです。

一部の氷は溶けますが、残った氷で飲み頃まで冷えれば、ぬるさと過度な希釈を同時に避けやすくなります。

抽出が終わった時点で氷がほとんど残っていなければ、次の一杯では氷を増やしてください。

反対に、氷が十分に残り、味が濃すぎると感じた場合は、少量の水を後から足した方が調整しやすいです。

二つのメニューから選ぶ

スタートとSには、どちらにもエスプレッソとカフェ・ジャポーネがあります。

氷で薄まりにくい濃さを先に決めたいなら、抽出量を短く合わせやすいエスプレッソから試すのが分かりやすいです。

一方、普段飲むレギュラーコーヒーに近い口当たりを残したいなら、カフェ・ジャポーネを氷へ注ぐ飲み方もできます。

私はスタートのカフェ・ジャポーネでアイスコーヒーを作ることがありますが、氷で後味がすっきりしながら、コクと苦味はきちんと残りました。

Sでもメニューの考え方は同じなので、最初から別のレシピを覚える必要はありません。

マグニフィカ スタートのカフェ・ジャポーネで作ったアイスコーヒーマグニフィカ スタートのカフェ・ジャポーネで作ったアイスコーヒー

濃さを決めやすいのはエスプレッソです。
たっぷり飲みたい日は、カフェ・ジャポーネをアイスにするのもおいしいですよ。

両機でほぼ同じ見直し方

アイスコーヒーの濃さは、挽き目だけで決まりません。

スタートとSでは操作方法が異なりますが、抽出量、豆量、挽き目がそれぞれ変える部分は同じです。

最初に抽出量、次に豆量、最後に挽き目の順で確認すると、どの変更で味が変わったのか見失いにくくなります。

抽出量は80ml前後から

最初の基準は、デロンギ公式レシピでも示されている約80mlです。

ECAM22112の購入時設定では、エスプレッソ1杯が約30ml、2杯が約60mlなので、そのままでも濃いアイスコーヒーを試せます。

もう少し量が欲しければ、2杯ボタンの定量を約80mlへ合わせるか、短いエスプレッソを追加して調整してください。

大きなグラスを満たそうとして抽出を長く続けると、後半に出る成分が薄くなり、氷が溶ける水まで加わります。

そのため、完成量を増やしたい場合でも、マシンから出す量をむやみに伸ばさない方が味を保ちやすいです。

ボタンの登録方法や設定できる範囲は、マグニフィカSの抽出量と豆量の設定で詳しく解説しています。

豆量は濃い側から試す

アイス用では氷による希釈を見込み、スタートは豆量設定を濃い側、Sは中央のつまみをMAX側へ合わせます。

豆量を増やしてもカップへ出る液体の量は変わらず、同じ約80mlの中で香りや苦味、口当たりを出しやすくなります。

ただし、深煎り豆で苦味が重く残る場合まで、最も濃い設定へ固定する必要はありません。

一度作って濃すぎたら、抽出量を増やす前に豆量を一段階戻すか、Sのつまみを少し中央へ戻し、同じ氷量で比べてみてください。

ホッパー内の豆が少なすぎると、設定どおりに取り込めず薄く感じる場合もあるので、豆切れ表示と残量は先に確認します。

挽き目は最後に動かす

「薄いなら最も細かくすればよい」と考えがちですが、挽き目は一杯目から動かす設定ではありません。

抽出量を約80ml、豆量を濃い側にしても、液体が明らかに速く流れて味が軽いときに限り、細かい側へ1目盛り動かします。

スタートとSのどちらも、グラインダーノブは豆を挽いている最中に1目盛りずつ操作してください。

変更前の粉が内部に残るため、新しい挽き目の効果は2杯以上抽出してから判断します。

細かくしすぎて抽出がぽたぽたになった場合は、無理に続けず、作動中に1目盛り粗い側へ戻しましょう。

数字の向きや確認手順は、マグニフィカSの挽き具合設定で画像とともに確認できます。

温度設定は後回しでよい

アイスだから抽出温度を下げたくなるかもしれませんが、最初に触るべきなのは温度ではありません。

温かいコーヒーを氷へ直接当てて急速に冷やすことで、香りを残しながら冷たい一杯へ仕上げます。

温度を変えると抽出される味にも影響するため、薄さを直す目的なら、まず抽出量と豆量を合わせる方が原因を追いやすいでしょう。

同じ手順で数杯作っても好みに合わない場合だけ、使用中の取扱説明書に従って温度設定を確認してください。

アイスコーヒーが薄い原因

スタートとSのどちらで薄く感じた場合も、設定を変える前に、どの時点で薄くなったのかを見ます。

抽出直後から軽いのか、飲んでいる途中でぼやけるのかによって、最初に直す部分が変わるからです。

抽出するお湯が多すぎる

グラスをいっぱいにするために、ホットコーヒーと同じ感覚で長く抽出すると、水っぽさが出やすくなります。

抽出量が増えるほど豆量も同じ割合で増えるわけではなく、後半までお湯を通すことで一杯全体が軽く感じられるためです。

特に、抽出直後の時点ですでに色が淡く、氷が溶ける前から物足りないなら、お湯の量を疑ってください。

一度計量カップで現在の抽出量を測り、約80mlよりかなり多い場合は短く戻すと変化が分かりやすくなります。

氷が少なく冷え切らない

氷を減らせば薄まりにくいように見えますが、少なすぎる氷はすべて溶けやすく、コーヒーがぬるいまま残ります。

ぬるい一杯には溶けた水だけが加わるため、冷たさも濃さも中途半端になりがちです。

抽出後にも氷が残る程度まで入れ、コーヒーが落ちている間から混ぜる方が、必要なところで冷却を止められます。

家庭の製氷機で作った小さな氷は溶けやすいので、量を増やすか、大きめの氷と組み合わせるのも一案です。

豆量が味に足りていない

抽出量は約80mlなのに最初から飲みごたえがない場合は、豆量設定を確認します。

スタートの低い豆量や、Sの中央付近からMIN側は、ホットではちょうどよくても、氷を加えると軽く感じるかもしれません。

まず濃い側で一杯作り、苦味が際立てば少し戻す方法なら、薄い位置から少しずつ上げるより基準を決めやすいです。

なお、SはつまみをMINより先へ回すと粉抽出の位置へ入るため、豆を使うときはMINとMAXの範囲に合わせてください。

豆の焙煎と香りが合わない

設定が同じでも、深煎りと浅煎りでは冷やしたときの印象が変わります。

深煎りは苦味と香ばしさが残りやすく、初めて濃いアイスコーヒーを作るときの基準に向いています。

浅煎りや香りを楽しむ豆は、冷えることで酸味が目立ったり、深煎りほどの苦味がないため薄く感じたりする場合があります。

これは抽出の失敗とは限らないので、濃さだけでなく、酸味、香り、後味のどこが気になるのかを分けて考えましょう。

濃さが残る豆の選び方

マグニフィカSの設定を合わせても、豆が変われば完成する味も変わります。

ここでは、私や友人が実際に飲んだ豆の中から、アイスで選ぶときの違いが伝わるものを取り上げます。

さらに詳しい選び分けは、マグニフィカSにおすすめのコーヒー豆でまとめています。

カルディは日常用に合う

私が暑い時期によく飲んでいるのは、カルディのイタリアンローストです。

夏季はアイスブレンドとして販売されることがあり、商品名は時期によって変わります。

深煎りの苦味とコクがあるため、氷が少し溶けてもコーヒーらしい飲みごたえが残り、後味は重くなりすぎませんでした。

200gから試せるので、大袋を買う前に、深煎りのアイスが自分に合うか確かめたい方にも選びやすい豆です。

エスプレッソ抽出で使用したカルディのコーヒー豆2種類私がアイスコーヒーに使用しているカルディのコーヒー豆

カルディのイタリアンローストは、アイスで飲むのがうまいです。
氷を入れても苦味とコクが残るので、暑い時期によく選んでいます。

KIRKLANDは苦味が残る

友人宅のマグニフィカSで使われているのは、KIRKLAND Espresso Blendです。

私が飲んだときは、香ばしさと深煎りらしい苦味が先に伝わり、その後にもコーヒーの厚みが残りました。

Sでも深煎り豆なら氷の中に苦味とコクが残りやすく、スタートで作ったときと豆選びの方向は変わらないと感じています。

友人が使用しているKIRKLAND Espresso Blend表面パッケージ友人がマグニフィカSで使用しているKIRKLAND Espresso Blend

ゲイシャは香りを楽しむ

エチオピアやパナマのゲイシャもアイスにできますが、深煎りと同じ苦味を求める豆ではありません。

私が飲んだエチオピアのゲイシャは、酸味が感じられながら口当たりは比較的まろやかで、温度が変わる途中の香りに面白さがありました。

パナマ ゲイシャ ナチュラルも果実を思わせる風味と酸味があるため、アイスでは氷で薄めすぎず、短い抽出から試すのが合います。

DRIP TRIP エチオピア ゲイシャ グレナデG3のコーヒー豆実際に飲んだエチオピア産ゲイシャのコーヒー豆

DRIP TRIP パナマ ゲイシャ ナチュラルのコーヒー豆実際に飲んだパナマ ゲイシャ ナチュラルのコーヒー豆

最初の一袋で迷うなら、アイスブレンドと表示された深煎り豆が無難です。

ゲイシャは、基準の味を作った後に香りや酸味の違いを楽しむ二袋目として選ぶと、価格差の意味も判断しやすくなります。

氷と容器で味を保つ

抽出直後の濃さが決まったら、その後に溶ける水の量を減らします。

ここで見るのはマシンの設定ではなく、氷の形、容器、飲み終えるまでの時間です。

同じ大きさの氷を使う

砕けた氷や小さな欠片はコーヒーへ触れる面が多く、製氷皿で作った大きな氷より早く溶けます。

大小の氷を毎回適当に混ぜると、同じ約80mlを抽出しても、完成時に加わる水の量がそろいません。

味を決める数杯だけでも、同じ製氷機または製氷皿で作った氷を使うと比べやすくなります。

細かな氷しかない日は抽出前からグラスをいっぱいにし、次の一杯で抽出終了時にも残る量へ調節してください。

残った氷を目印にする

氷の重さを毎回量らなくても、抽出終了時に氷が残っているかを見れば冷え方の基準を作れます。

すべて溶けて液体がぬるいなら、次回は氷を増やす合図です。

氷が多く残って十分に冷えたのに味が重いなら、氷を減らすのではなく、飲む直前に少量の冷水を足します。

このやり方なら、冷やすための氷と、好みの濃さへ整える水を別々に考えられます。

飲む時間で容器を替える

作ってすぐ飲み切るなら、一般的な一杯用の耐熱グラスで十分です。

仕事中に少しずつ飲む場合は、外気の熱が伝わりにくい真空断熱タンブラーの方が、後半の変化を抑えやすくなります。

ただし、容器が大きいほど抽出量も増やす必要があるわけではありません。

600mlのタンブラーでも濃い抽出を土台にし、氷と冷水で飲みたい量へ近づける方が失敗を減らせます。

作り置きは氷と分ける

朝に作ったアイスコーヒーを氷入りのまま長時間置くと、保冷容器でも氷は少しずつ溶けます。

すぐ飲まない分まで用意するなら、濃いコーヒーだけを別の対応容器で冷やし、飲む直前に氷と合わせる方法があります。

ただし、抽出直後を急冷して飲む一杯とは香りの感じ方が変わるため、風味を優先するなら都度抽出がおすすめです。

一度に二杯分を作って保存するより、一杯ずつ短く抽出した方が、氷量と完成量を同じ条件へ戻しやすくなります。

飲み方を広げるアレンジ

基本の一杯が決まれば、同じ短い抽出を土台にしてミルクや甘さを加えられます。

ここでは設定を増やさず、注ぐ順番だけで作り分けられる三つの飲み方を紹介します。

アイスカフェラテ

アイスカフェラテは、氷と冷たい牛乳を入れたグラスへ、短いエスプレッソを注いで作ります。

デロンギ公式の目安は、牛乳120mlに対してエスプレッソ約30mlです。

コーヒーを氷へ当てるように静かに注げば、牛乳全体を温めにくく、見た目の層も作りやすくなります。

味がミルクに負ける場合は、牛乳を減らすかエスプレッソを一杯追加し、抽出量を長く伸ばさないようにしましょう。

甘いアイスコーヒー

砂糖を加えるなら、氷で冷やし切る前の温かいコーヒーへ溶かします。

冷たい一杯へ粒状の砂糖を入れると底へ残りやすく、甘さが均一になりません。

抽出されたコーヒーへ少量の砂糖を溶かしてから氷と混ぜるか、冷たい飲み物用のガムシロップを使うと簡単です。

甘さを加えると苦味の感じ方も変わるため、豆量や挽き目の評価は無糖の一杯で済ませてから行ってください。

アイスコーヒーにはタンブラー

アイスコーヒーの容器にはタンブラーが欠かせません。

冷たさを保ちやすく、時間をかけて飲んでも氷が溶けにくいと感じるからです。

特に使用頻度が高いのは、サーモスの真空断熱ケータイタンブラーJDY-600C-BKです。

600mlの容量があるため、氷をたっぷり入れてもコーヒーを注ぐ余裕があります。

ただし、容器の大きさに合わせて抽出量を増やすのではなく、濃く抽出したコーヒーを氷へ注いでいます。

私は部屋で使っていますが、保冷効果が高いため、キャンプなど屋外でアイスコーヒーを飲みたい方にも便利でしょう。

少なめに作るときは、持ち手の付いたアトラスのビールジョッキタンブラー470mlも使っています。

本来はビール用の商品ですが、持ち手があるため持ちやすく、部屋でアイスコーヒーを飲む容器としても使いやすいです。

アイスコーヒーに使用している3種類のタンブラーアイスコーヒーに使っている三つのタンブラー

600mlのタンブラーでも、抽出量まで増やさないのがコツです。
濃く抽出して氷へ注ぐ方が、部屋でゆっくり飲んでも味が薄くなりにくいですよ。

安全に作るための注意点

熱いコーヒーと氷を同じ容器で扱うため、味とは別に、容器の材質と抽出口まわりを確認します。

設定変更や異常時の対応もこの章へまとめるので、普段の作り方と混ぜずに確認してください。

耐熱表示を確認する

マグニフィカSから直接抽出するグラスは、必ず熱い飲み物へ対応した製品を使います。

見た目が厚いガラスでも、耐熱温度差が確認できなければ、熱いコーヒーと氷の温度差で破損するおそれがあります。

「耐熱ガラス」という名称だけで判断せず、商品の表示にある耐熱温度差と急冷の可否を確認してください。

手元の背が高いグラスが抽出口へ入らない場合は、無理に傾けて置かず、収まる耐熱容器へ抽出してすぐ氷へ移します。

氷の跳ねとやけどを防ぐ

氷の角へコーヒーが当たると、熱い液体がグラスの外へ跳ねることがあります。

抽出口をグラスに近づけ、手や顔を近づけたまま抽出ボタンを押さないでください。

マドラーで混ぜるときも激しくかき回さず、液体が氷へ触れるように静かに動かします。

小さな子どもやペットが近くにいる環境では、抽出中のマシンと熱い容器へ触れないよう十分に注意しましょう。

設定変更は説明書を優先

挽き目はグラインダーの作動中だけ、1目盛りずつ変更するのが基本です。

止まっている状態で無理に回したり、一度に複数目盛り動かしたりしないでください。

抽出がほとんど出ない、異音が続く、焦げたような臭いがする、水漏れやエラーが繰り返される場合は使用を中止します。

正確な操作と対処方法は、手元の型番に対応する取扱説明書を確認し、解決しなければデロンギ公式サポートへ相談してください。

作った後の手入れ

ブラックのアイスコーヒーを作ったからといって、特別な洗剤や分解清掃は必要ありません。

普段どおり、排水トレイ、カス受け、給水タンクを使用状況に応じて確認します。

氷や結露で抽出口の下が濡れた場合は、そのままにせず乾いた布で拭き取ってください。

アイスカフェラテでスチーム機能を使った場合は、乳成分が残らないよう、使用直後にノズルを取扱説明書どおり清掃しましょう。

マグニフィカSの実際の使い勝手や片付けまで知りたい方は、マグニフィカSの口コミ評判と実機レビューも参考にしてください。

作る前に確認したい疑問

最後に、マグニフィカSとスタートでアイスコーヒーを作るときに迷いやすい点へ回答します。

数値は豆や氷、容器によって変わるため、同じ条件で一項目ずつ調節してください。

マグニフィカSのアイスFAQ

Q1. マグニフィカ スタートでも同じ作り方ですか?

A. はい、基本の作り方は同じです。

私が所有するスタートと友人宅のSで確認した範囲では、豆量を濃い側にし、短く抽出したコーヒーを十分な氷へ注ぐ流れは変わりませんでした。

Q2. マグニフィカSでは何ml抽出しますか?

A. 豆量をMAX側にし、約80mlを氷へ抽出するところから試してください。

デロンギ公式でも案内されている目安ですが、氷の大きさや豆の焙煎度に合わせて調節します。

Q3. カフェ・ジャポーネでもアイスにできますか?

A. スタートでもSでも作れます。

濃さを先に決めたいならエスプレッソ、レギュラーコーヒーに近い口当たりで飲みたいならカフェ・ジャポーネから試してください。

Q4. 氷は抽出前と抽出後のどちらに入れますか?

A. 耐熱グラスへ氷を先に入れ、抽出されたコーヒーをその場で冷やす方法がおすすめです。

抽出中からマドラーで静かに混ぜると、液体全体を素早く冷やしやすくなります。

Q5. 豆量を増やしても薄いときはどうしますか?

A. 抽出量が多すぎないか、ホッパーに十分な豆があるか、氷が少なすぎないかを先に確認します。

それでも薄く、抽出が明らかに速い場合だけ、グラインダー作動中に挽き目を細かい側へ1目盛り動かしてください。

マグニフィカSのまとめ

私が所有するマグニフィカ スタートと友人宅のマグニフィカSで確認した結果、アイスコーヒーの基本的な作り方と見直す順番はほぼ同じでした。

Sでは豆量つまみをMAX側、スタートでは豆量を濃い側にし、約80mlを目安に十分な氷へ直接抽出します。

抽出中から静かに混ぜて素早く冷やせば、ぬるさを残しにくく、氷による味のぼやけも抑えやすくなります。

  • 耐熱グラスへ氷をたっぷり入れる
  • 豆量は濃い側から試す
  • エスプレッソを約80ml抽出する
  • 薄ければ抽出量から見直す
  • 挽き目は最後に1目盛りだけ動かす

日常用で迷うなら、氷の中でも苦味とコクが残りやすいカルディのイタリアンローストが試しやすいでしょう。

香りや酸味を楽しみたい日はゲイシャに替えるなど、同じ作り方を土台に豆の違いも楽しめます。

最初から完璧な一杯を決めようとせず、同じグラスと氷を使い、一回につき一項目だけ変えてみてください。

あなたが最後までおいしいと感じる濃さが、そのマグニフィカSに残しておきたい設定です。

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