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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。
マグニフィカSは、豆だけでなく挽いてあるコーヒー粉も使えます。
挽い豆てある粉は、ホッパーではなく本体上部のパウダー投入口を使うため、投入量や操作手順には注意が必要です。
私も友人宅のマグニフィカSで、デカフェ粉を使う手順を実機で確認しました。
また、自宅のマグニフィカ スタートECAM22020では、カス受け周辺に落ちた粉に気づかず、大量にたまってから大掃除した経験があります。
この失敗があるからこそ、粉の入れ方だけでなく、抽出後にどこを確認すれば同じ状況を防げるのかまで具体的にお伝えできます。
この記事では取扱説明書と公式FAQを基準に、マグニフィカSで粉やデカフェを使う手順、適量、抽出後の確認箇所を解説します。
マグニフィカSは粉も使える
まず、豆から淹れる場合とコーヒー粉から淹れる場合の違いを押さえます。
粉抽出は、豆を切り替えずに一杯だけ別のコーヒーを飲むための補助的な使い方と考えると分かりやすいですよ。
豆を残したまま一杯だけ淹れられる
マグニフィカSでコーヒー粉を使うときは、豆ホッパーとは別に設けられたパウダー投入口へ粉を入れます。
前面の豆量調整つまみを粉抽出の位置へ合わせると、グラインダーで豆を挽かず、投入済みの粉を使って抽出する仕組みです。
そのため、豆ホッパーにコーヒー豆が残っていても、粉を使うたびに全部取り出す必要はありません。
普段飲む豆をホッパーへ入れたまま、別の味を一杯だけ試せることが、粉運用の使いやすいところです。
ただし、粉抽出が終わったあともつまみを粉の位置へ残すと、次回も豆は挽かれません。
豆へ戻すときは、豆量調整つまみをMINからMAXの範囲へ戻すところまでを一連の操作にしてください。
粉抽出は一杯分だけ使う機能
ECAM22112で粉から抽出できるのは、一回につき一杯です。
通常のコーヒーもカフェ・ジャポーネも、粉を使うときは2杯抽出を選べません。
豆抽出では2杯分を自動で挽けますが、粉投入口へ入れた粉は一回分しかありません。
つまり、二人分を続けて淹れたい場合は、一杯目が終わって本体が抽出可能な状態へ戻ってから、改めて二杯目の粉を量って操作します。
粉抽出が合う使い方
普段と違う粉を一杯だけ試したいときや、豆ホッパーの中身を替えずにデカフェを飲みたいときに向いています。
友人宅で使用しているデロンギ マグニフィカS正面写真

粉の量と順番は、ECAM22112の取扱説明書とも照合しています。
マグニフィカS本体の価格や販売状況も確認したい方は、購入予定店の保証内容まで合わせて比べてください。
マグニフィカSで粉を使う手順
ここからは、コーヒー粉を準備してから一杯を抽出し、豆抽出へ戻すまでを順番に説明します。
途中だけ覚えるのではなく、最初から最後まで一度通して確認すると操作を間違えにくくなります。
粉と付属スプーンを用意する
用意するのは、マグニフィカSで使うコーヒー粉、付属の計量スプーン、抽出用のカップです。
公式案内による粉の目安は、付属スプーンですり切りから山盛り一杯、約6〜11g。
山盛り一杯が最大量なので、濃くしたいからと二杯分をまとめて入れることはできません。
袋から投入口へ直接注ぐと、量が分かりにくいうえ、本体上部へこぼしやすくなります。
先に付属スプーンで一杯分だけ取り分け、余分な粉を袋へ戻してから本体を操作しましょう。
粉の挽き方は、購入する商品の表示とECAM22112の取扱説明書を優先してください。
抽出が極端に遅くなるほど細かな粉や、反対にお湯が速く通って味が軽くなりやすい粗い粉は、狙った一杯にならない場合があります。

私はマグニフィカスタートで袋から粉を入れ、大量の粉を掃除した経験があります。
必ず、スプーンで図ってから入れましょう。
電源を入れて動作音が止まるまで待つ
水タンク、カス受け、トレイを正しく取り付け、抽出口の下へ内部洗浄のお湯を受ける容器を置きます。
背面の主電源スイッチが入っていることを確認し、前面の電源ボタンを押してください。
起動すると予熱と内部洗浄が進むため、ランプが抽出可能な状態になり、完全に動作音が止まるまで待ちます。
粉を投入できるのは、このあとです。
電源が切れた状態で粉を入れないでください。
公式FAQでは、電源オフのまま粉を入れると、本体内部で粉が飛び散ると案内されています。
初期設定や起動時のランプ、内部洗浄から確認したい場合は、マグニフィカSの基本的な使い方で一連の流れを解説しています。

オフで入れて、中漏れで掃除することになったときも、大変でした。
パウダー投入口へ粉を入れる
本体上部のふたを開け、パウダー投入口を確認します。
コーヒー粉を入れる細い投入口は、豆を入れる広い豆ホッパーとは別の場所にあります。
量った粉を付属スプーンからパウダー投入口へ静かに入れ、すべて入ったことを確認してください。
粉を押し込んだり、道具を使って奥へ突いたりする必要はありません。
粉の位置へ合わせて一杯抽出する
粉を入れたら、飲む量に合うカップを抽出口の下へ置き、抽出口をカップへ近づけます。
次に、前面中央の豆量調整つまみをMIN側へ回し、MINを越えたコーヒー粉の位置へ合わせてください。
通常のコーヒーなら一杯抽出ボタン、カフェ・ジャポーネなら一杯用のボタンを押します。
抽出が始まったらカップを動かさず、動作が終わるまで待ちましょう。
途中で止めたいときは、押した抽出ボタンをもう一度押します。
通常コーヒーの抽出量を変えたい場合は、粉の量を増やすのではなく、本体の定量設定を使います。
抽出量と粉量は役割が違うため、カップを大きくしたいだけなら上限を超える粉を足さないでください。
抽出後につまみを豆の範囲へ戻す
一杯を抽出し終えたら、次に何を飲むかでつまみの位置を決めます。
続けて別の粉を使う場合は、本体が抽出可能な状態へ戻ってから、もう一度一杯分を量って同じ手順を繰り返します。
次回は豆から淹れるなら、豆量調整つまみをMINからMAXの範囲へ戻してください。
つまみを戻し忘れると、抽出ボタンを押してもグラインダーが豆を挽かず、粉が入っていないことを示す警告につながります。
粉抽出の流れ
- 付属スプーンで一杯分の粉を量る
- 電源を入れて起動と内部洗浄を待つ
- 動作音が止まってからパウダー投入口へ粉を入れる
- 豆量調整つまみをコーヒー粉の位置へ合わせる
- 一杯用の抽出ボタンを押す
- 豆へ戻す場合はつまみをMINからMAXの範囲へ戻す
型番ごとの正式な図とボタン位置は、デロンギ公式のECAM22112Bサポートページから取扱説明書を確認してください。
デカフェ粉を入れる方法
デカフェだから特別な抽出モードが必要になるわけではありません。
マグニフィカSでは、対応するデカフェのコーヒー粉を通常の粉と同じパウダー投入口から一杯分ずつ使います。
友人宅のマグニフィカSでは、デカフェ粉をパウダー投入口へ入れ、前面のつまみを粉抽出へ切り替えるところまで実機で確認しました。
豆ホッパーの豆を取り出さずに切り替えられるため、夜の一杯だけデカフェへ替えたいときに使いやすい方法だと感じています。
通常のコーヒー粉と同じ順番で入れる
デカフェ粉も、付属スプーンですり切りから山盛り一杯までを量り、電源を入れて動作音が止まってから投入します。
カフェインの有無で、マグニフィカSへ入れられる量が増減するわけではありません。
商品パッケージに記載された挽き方、保存方法、賞味期限を確認し、コーヒーマシンでの抽出に合う粉を選んでください。
デカフェ、カフェインレス、カフェイン除去率などの表記は商品によって異なります。
カフェインを完全に含まないことが必要な場合や、健康上の理由で摂取量を管理している場合は、名前の印象だけで選ばず、表示を確認したうえで医師などの専門家へ相談してください。
夜の一杯だけデカフェへ替える
粉運用が特に便利なのは、朝や昼はホッパーの豆を飲み、夜だけデカフェへ切り替えたい場面です。
豆ホッパーから通常の豆を取り出してデカフェ豆へ入れ替えると、内部に残った豆が次の一杯へ混ざることがあります。
しかも、一杯飲むたびに豆を戻すのは手間がかかります。
デカフェ粉なら通常の豆を残したまま別経路から抽出できるため、切り替えのためにホッパーを空にする必要がありません。
一方、毎日何杯もデカフェを飲むなら、一杯ごとに粉を量る作業が増えます。
利用回数が多い人は、デカフェ豆をホッパーで常用する方が手早い場合もあるでしょう。
一杯だけ切り替えるなら粉、飲む豆をしばらく固定するなら豆という分け方が現実的です。

私はデカフェ豆を朝のうちに挽いておき、夜に抽出するってやり方をしています。
最初は少量の粉から試す
同じデカフェでも、焙煎度や産地によって苦味、酸味、香りは変わります。
最初から大袋を買うと、好みに合わなかった場合だけでなく、飲み切る前に香りが落ちる心配も増えます。
夜だけ飲むなら消費速度は普段の豆より遅くなりやすいため、まずは少量の商品を選ぶと試しやすいですよ。
ブラックで飲むなら香りや酸味、ミルクを加えるならコーヒーの味が残る焙煎度を基準にします。
味が軽いと感じても、いきなり粉を上限以上に増やしてはいけません。
初回はすり切り一杯から始め、通常コーヒーの一杯ボタンで抽出した味を基準にしてください。
豆とデカフェ粉の使い分け
マグニフィカSでは、普段飲むコーヒーは豆ホッパーから抽出し、夜だけデカフェ粉へ切り替えられます。
普段飲むコーヒーは豆が手軽
同じコーヒーを何杯も飲むなら、一杯ごとに粉を量るより、豆ホッパーから抽出する方が手軽です。
私は普段、苦味とコクを感じやすいカルディのイタリアンローストを豆で使っています。
カルディやキンボ、KIRKLAND、ゲイシャを飲んだ感想は、マグニフィカSにおすすめのコーヒー豆でまとめています。
デカフェ豆は飲む日に挽く
デカフェは最初から粉で購入するのではなく、豆のまま保管し、飲む日に必要な分だけコーヒーミルで挽いています。
豆を挽くと表面積が広がり、香りを構成する揮発性成分が放出されやすくなります。
粉の保存中に揮発性成分が減少することも研究で確認されているため、袋全体を粉にして保存するより、必要な分だけ挽く方が香りを保ちやすくなります。
私は、音がうるさいので朝のうちにデカフェ豆を一杯分だけ挽いておき、夜になったらパウダー投入口へ入れて抽出しています。
飲む直前に挽くより時間は空きますが、すべてを粉で保存するよりも粉の状態で置く時間を短くでき、夜は投入するだけで済みます。
通常の豆を夜に飲むとカフェインが気になりますが、私の場合はデカフェへ替えることで、カフェインが原因で眠れないと感じることはありません。
デカフェ豆を挽く際に使用しているKG79J
私が使っているKG79Jは旧型で、現在は後継モデルのKG79JNが販売されています。
ほかの機種も含めて選びたい方は、デロンギコーヒーグラインダー3機種の比較記事を参考にしてください。
夜用のデカフェ豆として選びやすいのが、イリー ブレンド デカフェです。
通常のカフェイン入りコーヒーとまったく同じ味ではありませんが、カラメルやチョコレートを思わせる香ばしさとコクがあり、デカフェにありがちな物足りなさを抑えています。
苦味や香りはやや穏やかなため、夜でもコーヒーらしい味を楽しみたい方に向いています。
豆のまま用意しておけば、飲む分だけ挽いてマグニフィカSの粉抽出に使えます。
粉運用で守りたい注意点
粉抽出で起きやすい失敗は、投入するタイミング、量、選ぶボタンの三つに集まります。
味の調整とは分けて、故障や抽出不良を避けるための操作として確認してください。
電源オフのまま粉を入れない
前述した通り、パウダー投入口へ粉を入れるのは、本体の電源を入れ、起動時の動作が完全に止まったあとです。
電源を入れる前に準備を済ませたい気持ちは分かりますが、粉だけは先に入れません。
電源オフで投入すると、起動時の本体内部で粉が飛び散る可能性があります。
水とカップを準備し、粉をスプーンへ量るところまでは先に行い、投入口へ落とす作業だけを起動後に回しましょう。
山盛り一杯を超えて入れない
前述した通り、粉の最大量は付属スプーンで山盛り一杯です。
薄く感じたからといって粉を二杯入れると、抽出ユニットが処理できる量を超え、警告や詰まりにつながるおそれがあります。
濃さを変えたい場合は、上限の範囲内で粉量を試すか、通常コーヒーの抽出量を見直してください。
カップ量と濃さの関係は、マグニフィカSの抽出量と豆量の設定で詳しく分けています。
粉抽出ではグラインダーを使わないため、豆の挽き目調整ノブを回しても、すでに挽かれた粉の粒度は変わりません。
粉そのものが合わない場合は、本体設定だけで解決しようとせず、次に購入する粉の挽き方を見直します。
二杯用ボタンを押さない
前述した通り、コーヒー粉を使うときは一杯抽出だけを選びます。
特に注意したいのが、カフェ・ジャポーネの二杯抽出です。
豆では二回挽いて二杯分を間欠抽出しますが、粉運用で同じボタンを使うことはできません。
デロンギ公式FAQでも、粉からカフェ・ジャポーネを淹れる場合は二杯抽出を選ばないよう案内されています。
同時に二杯必要なら、一杯用で抽出を完了させたあと、二杯目の粉を新しく量ってください。
粉を入れずに粉モードを選ばない
豆量調整つまみを粉の位置へ合わせたまま抽出ボタンを押すと、本体はパウダー投入口の粉を使う前提で動きます。
そこに粉がなければ、豆ホッパーに豆が入っていてもグラインダーは使われません。
粉が入っていないことを示すランプが出たら、故障と決めつける前につまみの位置を確認します。
豆から淹れたいならMINからMAXの範囲へ戻し、粉から淹れたいなら本体が抽出可能な状態で一杯分を投入してください。
粉があふれ出した場合
パウダー投入口へ粉を入れすぎたり、スプーンから外れたりすると、投入口の周囲へ粉があふれることがあります。
そのまま抽出すると粉が本体内部へ落ちるため、抽出ボタンを押す前に、乾いたブラシで周囲の粉を取り除いてください。
粉を投入口の奥へ押し込まず、外側へかき出すように動かします。
付属ブラシでも掃除できますが、私には毛が硬く、ブラシ部分も狭いため、広い範囲へ散った粉を集めにくく感じました。
そこで使っているのが、Tmwinnersのコーヒーミルブラシです。
毛の本数が多く、ブラシ部分にも幅があるため、パウダー投入口の周囲やカス受け付近へ広がった粉をまとめて掃き出しやすくなります。
コーヒー粉の掃除に使用しているTmwinnersのコーヒーミルブラシ
細い場所だけなら付属ブラシでも対応できますが、投入口やトレイ周辺を広く掃除したい方には、毛量と幅のあるブラシが使いやすいです。
抽出できないときの確認
手順どおりに操作したつもりでも抽出が始まらない場合は、何度も粉を追加せず、起きている症状から原因を切り分けます。
追加投入すると元の粉量が分からなくなるため、まずランプ、つまみ、投入口、カス受けを見てください。
警告ランプとつまみを見る
粉抽出を選んだのに粉が入っていない場合と、豆を使いたいのにつまみが粉の位置にある場合は、見た目が似た失敗になりやすいです。
最初に豆量調整つまみがどこを指しているか確認します。
続いて、水タンク、カス受け、トレイが正しく収まり、抽出ランプが点灯しているかを見てください。
ランプの意味は型番によって確認方法が異なるため、ECAM22112の表示一覧と照らし合わせます。
原因が分からないまま抽出ボタンを連打すると、状態を判断しにくくなります。
投入口の詰まりをブラシで確認する
パウダー投入口の内部が詰まると、粉が抽出ユニットまで届かず、警告が出ることがあります。
この場合は使用を止め、本体の電源を正しく切ってから、取扱説明書に従って付属のクリーニングブラシで投入口を手入れしてください。
粉を押し流そうとして水を注いだり、硬い棒で無理に突いたりする作業は行いません。
手入れ後も同じ表示が続く場合は、別の粉を足さず、公式サポートへ相談しましょう。
カス受け周辺に粉がたまる
コーヒー粉がすべてカス受けへ収まらず、カス受け周辺や奥のトレイへ落ちることがあります。
デロンギのECAM・ETAMシリーズ共通FAQでは、グラインダーで挽いた粉とパウダー投入口から入れた粉が、抽出ユニットまでの通路へ少しずつ付着すると説明されています。
付着した粉は本体の振動で抽出ユニット上へ落ち、その後の動作によってトレイの奥へ排出されます。
私のマグニフィカ スタートECAM22020でも、カス受け周辺にコーヒー粉が大量にたまり、カス受けとトレイを外して大掃除した経験があります。
マグニフィカSとスタートは操作方法が同じ機種ではありません。
ただ、どちらもECAMシリーズで、パウダー投入口、着脱式の抽出ユニット、カス受けとトレイを使う基本構成には共通点があります。
そのため、この経験はマグニフィカSの清掃負担を考えるうえでも参考になりますが、Sでも必ず同じ量がたまるという意味ではありません。
普段の使用後に撮影したECAM22020のカス受けと排水トレイ

それからは、カス受けの中だけでなく周囲も確認しています。
奥へ落ちる粉が多い場合は、デロンギ公式FAQに従い、付属ブラシでパウダー投入口を手入れしてください。
乾いた粉がカス受けへ落ちる
抽出ボタンを押してもコーヒーが出ず、乾いた粉がそのままカス受けへ落ちる場合があります。
デロンギ公式FAQでは、背面の主電源スイッチを入れ直すか、電源プラグを抜き差しする対処が案内されています。
特に、粉抽出でカフェ・ジャポーネの二杯ボタンを誤って選び、途中でカス受けやトレイを抜いた場合は、同FAQの症状に当てはまる可能性があります。
電源操作を行う前に前面ボタンで正しく終了させ、動作が止まったことを確認してください。
詳しい条件と対処は、ECAM22112の公式FAQで確認できます。
味が薄いときは量から見直す
問題なく抽出できるものの味が薄い場合は、粉の追加投入ではなく、使った粉量と抽出量を確認します。
すり切り一杯で大きなカップいっぱいまで抽出すると、後半が水っぽく感じることがあります。
まず抽出量を短くし、それでも軽い場合に、山盛り一杯を上限として粉量を少し増やしてください。
反対に、ぽたぽたとしか出ない場合は、粉が細かすぎる可能性もあります。
市販の粉は本体側で挽き目を変えられないため、次回は挽き方の異なる商品を選ぶ判断が必要です。
焦げた臭い、異常な発熱、繰り返す水漏れ、解消しない警告がある場合は使用を中止してください。
本体を分解せず、正確な情報はデロンギ公式サイトと取扱説明書で確認し、メーカーまたは購入店へ相談しましょう。
コーヒー粉の保存方法
デカフェ粉を一杯ずつ使うと、通常の豆より一袋を飲み切るまで時間がかかる場合があります。
そこで、抽出手順とは分けて、開封後の粉を扱うときに確認したい点をまとめます。
挽いたコーヒー粉を保存する
鮮度を優先するならコーヒーは豆のまま購入し、飲む直前に必要な分だけ挽く方法が適しています。
一方、コーヒーミルを持っていない方や、豆を挽く作業を省きたい方は、あらかじめ挽かれたコーヒー粉を選ぶと手軽です。
袋で保存する場合は、使い終わるたびに空気を抜き、口をしっかり閉じます。
私は見た目と取り出しやすさを重視して、挽いた粉をa.depecheのサークルボックスへ直接入れています。
また、朝のうちに挽いたデカフェ粉を、夜に抽出するまで保管する容器としても使っています。
a.depecheサークルボックスに挽いたコーヒー粉を保存した様子
飲む頻度に合う内容量を選ぶ
夜だけデカフェを一杯飲む場合、通常の豆と同じ内容量を買っても、消費する速さは同じになりません。
一回に使う量を約6〜11gとして、自分が一週間に何杯飲むかを考えると、必要な内容量を見積もれます。
例えば週に数杯なら、価格だけを見て大袋を選ぶより、小さな袋を飲み切ってから次の味を試す方が無駄を減らしやすいでしょう。
ただし、必要量は一杯に使う粉、飲む回数、商品ごとの保存条件で変わります。
数値はあくまで選ぶ目安とし、賞味期限と開封後の案内を優先してください。
投入口へ粉を保管しない
パウダー投入口は、一杯分の粉を抽出直前に入れる場所です。
翌日分をまとめて入れておく保存容器ではありません。
使うたびに必要量だけを量れば、内部に余分な粉を残しにくく、次に豆抽出へ戻すときも迷いません。
残った粉は本体へ追加せず、元の袋を閉じて保存します。
マグニフィカSの粉FAQ
最後に、コーヒー粉とデカフェの使い方で迷いやすい点へ短く回答します。
本文で確認した操作と重ならないよう、購入前や実際の切り替え時に判断しやすい形でまとめました。
粉とデカフェのよくある質問
Q1. 豆ホッパーに豆が残っていても粉を使えますか?
A. 使えます。豆はホッパーへ残したまま、電源を入れて動作音が止まったあと、パウダー投入口へ一杯分の粉を入れます。豆量調整つまみを粉の位置へ合わせると豆を挽かずに抽出できます。次に豆を使うときは、つまみをMINからMAXの範囲へ戻してください。
Q2. コーヒー粉は何グラムまで入れられますか?
A. ECAM22112の公式目安は、付属スプーンですり切りから山盛り一杯、約6〜11gです。最大量は山盛り一杯なので、それを超えて入れないでください。濃さを変えたい場合も、二杯分をまとめて投入せず、上限内の粉量と通常コーヒーの抽出量を見直します。
Q3. デカフェ粉でカフェ・ジャポーネを淹れられますか?
A. マグニフィカSで使えるコーヒー粉なら、カフェ・ジャポーネの一杯抽出を選べます。ただし、粉からの二杯抽出はできません。デカフェ粉を一杯分だけ入れ、豆量調整つまみを粉の位置へ合わせて、一杯用のボタンを押してください。
Q4. 粉を入れたのに抽出されないのはなぜですか?
A. 豆量調整つまみが粉の位置にない、投入量が多い、パウダー投入口が詰まっている、粉で二杯抽出を選んだといった原因が考えられます。粉を追加せず、ランプとつまみを確認してください。付属ブラシで手入れしても直らない場合は、使用を中止して公式サポートへ相談しましょう。
Q5. デカフェを毎日飲むなら粉と豆のどちらが便利ですか?
A. 普段の豆を残して一杯だけデカフェへ替えるなら粉が便利です。毎日何杯もデカフェを飲み、しばらく別の豆へ切り替えないなら、デカフェ豆をホッパーで使う方が一杯ごとの計量を減らせます。飲む杯数と豆を替える頻度で選んでください。
まとめ
マグニフィカSのパウダー投入口は、豆ホッパーの中身を入れ替えず、一杯だけ別のコーヒー粉を使うために便利な機能です。
特に、普段は豆から淹れ、夜だけデカフェへ切り替えたい人なら、粉運用の良さを活かしやすいでしょう。
- 粉は豆ホッパーではなくパウダー投入口へ入れる
- 電源を入れて動作音が完全に止まってから投入する
- 一回の量は付属スプーンですり切りから山盛り一杯まで
- 粉抽出では一杯用のボタンだけを使う
- 次に豆を使うなら豆量調整つまみを元の範囲へ戻す
- 詰まりや警告が続くときは粉を追加せず公式手順を確認する
一番避けたいのは、濃くしたいからと粉を大量に入れることです。
まずはすり切り一杯と通常コーヒーの一杯抽出を基準にし、味が軽ければ上限内の粉量や抽出量を一つずつ見直してください。
正確な操作、ランプ表示、安全上の注意は、使用中のECAM22112B/Wに付属する取扱説明書を最優先にしましょう。

