マグニフィカSスマートとスタートの違い|全型番の機能を比較

マグニフィカSスマートとスタート22020・22062・22080を並べた比較画像 マグニフィカ

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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

マグニフィカSスマートとスタートを見比べると、「ブラックのメニューは似ているけれど、何が違うの?」「ミルクも作るならどちら?」と迷いますよね。

この比較で大切なのは、スタートをECAM22020・22062・22080に分けて考えることです。

手動でミルクを仕上げ、泡の作り方や豆量を自分で調整したいならSスマート。

タッチ操作でブラックを楽しむなら22020、ミルクの泡立てからカップへの供給まで任せたいなら22062・22080が候補になります。

私はスタートECAM22020を家族共用で約1年間使用し、通常のマグニフィカSもCLASで約1か月半レンタルして、抽出や手入れを経験しました。

この記事では、その実体験と対象機種の公式仕様を組み合わせ、Sスマートを選ぶ理由と、スタートへ替える理由を型番ごとにお伝えします。

この記事のポイント
1Sスマートとスタート全型番の機能差
2手動ミルクの泡調整と自動ミルクの使い分け
3ブラックメニューと操作方法の選び方
4価格と毎日の使い方に合う購入候補

Sスマートとスタートの機能差

まずは、Sスマートとスタート各型番の対応メニューを確認しましょう。

ミルクが自動かどうかに加え、ブラックのメニューにも違いがあります。

比較するのは四つのモデル

  Sスマートとスタートの国内向けモデル比較
項目 Sスマート スタート22020 スタート22062 スタート22080
型番 ECAM25023SB ECAM22020B/W ECAM22062B/W ECAM22080GB
操作 物理ボタン+豆量調整つまみ タッチ操作 タッチ操作 タッチ操作
豆量の調整 つまみを回して調整 3段階 3段階 3段階
エスプレッソ あり あり あり あり
カフェ・ジャポーネ あり あり あり なし
スペシャルティ あり あり なし あり
ミルク方式 手動・フロス調整つまみ付き 手動 自動・ラテクレマ ホット 自動・ラテクレマ ホット
自動ミルクメニュー なし なし カプチーノ カプチーノ、ラテマキアート
本体色 シルバーブラック ブラック、ホワイト ブラック、ホワイト グレイブラック

色違いを含めると6型番ですが、機能で分けると上記の4モデルになります。

表はブラックとミルクの飲み分けを比較するため、給湯をメニュー数に含めていません。

Sスマートと22020はブラック3種類が共通し、22062と22080は自動ミルクを備える代わりにブラックの構成が異なります。

このため、型番の数字が大きい方を選べば、欲しい機能が全部そろうという関係ではありません。

Sスマートの購入を考えているなら、まず「今気に入っているどのメニューを残したいか」を基準にすると、比較相手を絞りやすくなりますよ。

Sシリーズ内の比較とは分ける

Sスマートは、マグニフィカS系統でスペシャルティやフロス調整機構を選べる上位候補です。

一方、スタートはタッチ操作を採用し、ミルクを手動で作るモデルと自動で作るモデルを用意しています。

ここでは通常のSを購入候補の中心には置かず、Sスマートとスタートのどちらが普段の飲み方に合うかに絞ります。

通常のSも含めた価格と機能を見たい場合は、マグニフィカS系とスタート全5モデルの比較を参考にしてください。

なお、Sスマート・22062・22080を実際に使用したという紹介ではありません。

ボタンやノズルの構造から判断できる作業の違いは公式情報で説明し、味や片付けの感想は私が使った機種を明示します。

手動ミルクなら泡調整と操作で選ぶ

Sスマートと22020は、どちらも自分で牛乳を温めて泡立てる方式です。

両者で迷う場合は、ブラックメニューの数よりも、ミルクの仕上げ方と操作部の違いが判断材料になります。

Sスマートは泡を切り替えられる

Sスマートの特徴は、フロス調整つまみ付きのミルクフロッサーです。

取扱説明書では、カプチーノを作るときの「CAPPUCCINO」と、泡の少ない温かいミルクを作る「HOT MILK」の使い分けが案内されています。

ふんわりした泡を楽しみたい日はカプチーノ向け、温めたミルクを中心に合わせたい日はカフェラテ向け、と切り替えられるのが22020と比べるポイント。

単にミルクが作れるだけでなく、自分で仕上げるミルクの方向を選びやすいところに価値があります。

例えば、平日は泡を控えたカフェラテ、休日は泡をのせたカプチーノという楽しみ方です。

ただし、つまみを切り替えたら一杯が自動で完成するわけではありません。

牛乳を入れたピッチャーを用意し、ノズルに合わせてスチームを使い、できたミルクをコーヒーへ注ぐ作業は自分で行います。

この作業も含めて楽しみたいなら、Sスマートは選ぶ理由がはっきりした機種だと思います。

逆に、カプチーノを飲みたいけれど泡立てには時間をかけたくないなら、後述の自動ミルクモデルが比較相手です。

22020はシンプルな手動式

22020も、スチームで牛乳を泡立ててカフェラテやカプチーノを作れます。

Sスマートのようなフロス調整つまみはなく、ピッチャーの持ち方やノズルを入れる位置などで仕上げていく方式です。

私は22020で実際に牛乳を泡立て、ミルク入りのコーヒーを作っていました。

使い始めは大きな泡が目立ち、10回ほど試したころから少しずつ慣れてきた感覚があります。

たまにミルク入りを楽しむなら22020でも十分候補になりますが、泡立てには多少の慣れが必要でした。

家族に好評だったのは、手動で泡立てた牛乳をハチミツ入りのエスプレッソへ注ぐ飲み方です。

甘さとミルクのクリーミーな泡が重なり、私自身もおいしいと思いました。

泡立てから注ぐところまで、自分で一杯を仕上げたい人には楽しめる機能です。

一方、毎朝の泡立てを任せたいなら、自動ミルクを搭載した22062・22080を比較してください。

ブリュークラフト・ガイド運営者taka

私はアイスコーヒー派ですが、親は手動で作ったミルク入りが好みでした。

家族で使うなら、誰が何を飲むかで選びたいですね。

豆量つまみと三段階の違い

ブラックを淹れるとき、Sスマートは物理ボタンでメニューを選び、つまみを回して豆量を調整します。

「いつもの位置より少し増やしたい」という合わせ方をしやすく、押した感触やつまみの位置で操作を確かめたい人に向く構成です。

バックライト付きのメニューアイコンがあるため、通常のSから比較する場合も、操作部の見せ方が変わります。

22020を含むスタート3モデルはタッチ操作で、豆量は3段階から選びます。

「私は一番多い段階」「家族は真ん中」と伝えやすく、つまみの微妙な位置を覚えなくてよい点が便利。

私自身は22020の操作パネルが使いやすく、友人もスタートの方が扱いやすいという感想でした。

ただ、Sも説明書を一度読めば日常の操作で困らなかったので、物理ボタンが難しいとは感じていません。

細かく動かしたいか、選択肢を絞って迷わず押したいかで考えるのがよいと思います。

なお、豆量は一杯に使う豆の量、挽き目は豆をどれだけ細かく砕くかを指す別の設定です。

「3段階だから挽き目も3段階」という意味ではないので、ここは分けて見てください。

家族共用で約1年間使用したマグニフィカスタートECAM22020の正面とタッチ式操作パネル
使用したECAM22020の正面。飲みたいメニューと豆量を前面で選びます。

自動ミルクは飲みたい一杯で選ぶ

毎日ミルク入りを飲むなら、22062と22080がSスマートの有力な比較相手です。

どちらもラテクレマ ホットを搭載していますが、選べる飲み物が違います。

22062はジャポーネとカプチーノ

22062は、エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、自動カプチーノを楽しめるモデルです。

普段はカフェ・ジャポーネを飲み、ミルク入りではコーヒーのコクやほろ苦さも楽しみたい人に合う組み合わせになります。

感想として、私がエレッタ エクスプロアで作ったカプチーノでは、コーヒーの濃厚さを残しながら、ミルクの甘さとクリーミーな泡を楽しめました。

カフェラテと比べるとほろ苦く、ミルク入りでもコーヒーの風味をしっかり感じられたのが好みでした。

「ミルクでまろやかにしたいけれど、コーヒーのコクも楽しみたい」というときに選びたくなる一杯です。

22062なら、牛乳を自分で泡立てることなく、カプチーノを作れます。

家族の一人はブラックのジャポーネ、もう一人はカプチーノという飲み分けにも使いやすい構成ですね。

一方、スペシャルティと自動ラテマキアートは搭載していません。

カプチーノに加えて、コーヒーのコクを残したやさしい味のラテマキアートも楽しみたいなら、次の22080が候補になります。

22080はラテマキアートも自動

22080では、エスプレッソとスペシャルティに加え、カプチーノとラテマキアートを自動で作れます。

カプチーノのコクやほろ苦さと、ラテマキアートのやさしい味わいを、その日の気分で飲み分けたい人に向く構成です。

感想として、私がエレッタ エクスプロアで飲んだラテマキアートは、コーヒーのコクを感じつつ、やさしい味がする一杯でした。

ミルク入りでもコーヒーの存在感があり、やさしい飲み口で楽しめるところが気に入っています。

カプチーノのほろ苦さを楽しみたい日もあれば、ラテマキアートのやさしい味を選びたい日もありますよね。

22080なら、その両方を専用メニューから選べるのが22062との違いです。

デロンギ エレッタ エクスプロアで抽出したラテマキアート
エレッタ エクスプロアで実際に作ったラテマキアート。

家族でミルク入りの好みが分かれる場合も、カプチーノだけに絞らず楽しめます。

ただし、22080にはカフェ・ジャポーネがありません。

22062へラテマキアートを追加しただけのモデルではなく、ブラックもジャポーネからスペシャルティへ替わります。

ジャポーネとカプチーノが中心なら22062、スペシャルティと二つの自動ミルクメニューを楽しみたいなら22080という選び方になります。

ここで紹介したミルクメニューの味は、私がエレッタ エクスプロアで飲んだ際の感想です。

22062・22080そのものの実飲評価ではなく、飲みたいメニューを選ぶための参考として紹介しています。

ブラック3種類の抽出方法と味の違いは、後半の「ブラックはメニューの特徴で比較」で詳しく解説します。

手動と自動で泡の仕上がりを比較

手動と自動の違いは、泡立ての作業だけでなく、完成したミルクの泡にも感じました。

まずは、私が手動で泡立てて作ったカプチーノと、エレッタ エクスプロアで自動抽出したカプチーノを見比べてください。

実際に作ったカプチーノのミルクフォーム比較
手動で泡立てたカプチーノ エレッタの自動カプチーノ
手動で泡立てたカプチーノの表面に大小の泡が見える様子手動で泡立てたミルクをエスプレッソに加えた一杯。撮影にはマグニフィカSを使用。 エレッタエクスプロアの自動カプチーノで細かなミルクフォームが表面に広がる様子エレッタ エクスプロアで自動抽出した一杯。細かなミルクフォームが表面に広がっています。

手動で作った写真では、細かな泡の中に大きめの泡が点在しています。

一方、エレッタの自動カプチーノでは、細かな泡が表面全体に広がり、より均一に見えます。

実際に飲んだ感想でも、自動の方が泡のクリーミーさを楽しめて、私には好みの仕上がりでした。

手動でもおいしく作れますが、ノズルを入れる位置やピッチャーの持ち方で泡立ちが変わり、私は使い始めに大きな泡が目立つことがありました。

エレッタでは、ピッチャーを持って泡立てる必要がなく、手動より圧倒的に楽で、作る流れも速く感じています。

この写真は手動と自動を実際に使った体験の比較で、22062・22080の抽出写真ではありません。

22062・22080も、牛乳を入れたコンテナとカップをセットし、対応メニューを選ぶ自動ミルク方式です。

自分で泡を仕上げる作業を任せたい人、毎日カプチーノを手軽に楽しみたい人には、自動ミルクを選ぶ理由があります。

自動ミルクは作るのが楽なだけでなく、泡の仕上がりも私には好みでした。

毎日飲むなら、自動化する価値を感じます。

ブラックはメニューの特徴で比較

ミルク方式を決めても、普段飲むブラックが好みに合わなければ使う頻度が下がってしまいます。

まずメーカーが示す特徴を確認し、そのあとで私が飲んだ感想をお伝えします。

メーカーが説明する味の違い

公式のメニュー説明をもとにしたブラック3種類の比較
メニュー 抽出の特徴 メーカーが示す味の方向 今回の搭載モデル
エスプレッソ 圧力を使って短時間で抽出 濃厚な風味を楽しむ。ミルク入りのベースにもなる 全4モデル
カフェ・ジャポーネ 蒸らしを取り入れ、お湯を断続的に通す エスプレッソのうまみとドリップ風の後味、香りや甘みを楽しむ Sスマート、22020、22062
スペシャルティ 通常より豆を多めに使い、蒸らさず抽出 豆の産地の個性や繊細な飲み口を楽しむ。浅煎りとの相性も案内 Sスマート、22020、22080

この表は「どれが一番おいしいか」という順位ではなく、抽出方法と目指す味の違いです。

同じ豆を違うメニューで飲み比べたいなら、3種類を選べるSスマートと22020が候補になります。

毎朝飲むメニューが決まっているなら、その一つが自動ミルクモデルに残っているかを見れば十分。

スペシャルティという名前も、専用の高級豆しか使えないという意味ではありません。

メーカーの説明を出発点に、自分が飲む豆と好みを合わせて選ぶためのメニューです。

なお、ブラックに冷たい牛乳を加える飲み方なら、温かい泡を作る機能の出番は少なくなります。

「ミルク入りを飲む」だけで自動ミルクが必要と決めず、温かいフォームミルクまで欲しいかを考えると選びやすいですよ。

実際に飲んで感じたこと

私は濃さと深みを感じるコーヒーが好きで、22020では豆量を多めにして使うことが多くありました。

スペシャルティはコーヒーらしい深みと、クレマのクリーミーな口当たりを楽しめるところが気に入っています。

一方、浅煎りや中煎りの豆では、酸っぱさが前に出すぎると感じたこともあります。

中煎りのゲイシャやドゥアスポンチスを試したときには、カフェ・ジャポーネの方が私の好みに合う場面がありました。

つまり、メーカーが案内する相性と、私が飲んでおいしいと感じる組み合わせは、いつも一致するわけではありません。

豆を替えながら試す人なら、両方のメニューがあること自体に楽しみがありますね。

通常のSと22020で同じ豆を飲み比べた経験では、機種を替えただけで劇的に味が変わったとは感じませんでした。

この経験からも、Sスマートの方が価格が高いという理由だけで、ブラックがおいしくなると期待して選ぶのはおすすめしません。

Sスマートとの同条件の飲み比べ結果ではありませんが、購入時には操作とメニューの違いを先に見るというのが私の考えです。

また、初期設定で薄く感じたときも、それだけで機種が合わないと決める必要はありません。

私は豆量や挽き目を見直して好みに近づけていました。

設定を変える楽しさを残すか、いつもの段階を簡単に選ぶかという操作の差も、ここで関係してきます。

片付けと設置で変わる使い勝手

飲み物が完成するまでだけでなく、飲み終わってからの作業も毎日続きます。

ミルク部品の片付け、設置場所、動作音を、購入前に一度確認しておきましょう。

ミルクの片付けはどちらも必要

手動式では、牛乳を入れたピッチャーと、ミルクが付いたフロッサーやノズルを手入れします。

自動式では、ミルクコンテナや吸引する部品などを手入れし、ノズル内部の洗浄機能も使います。

私が手動式とエレッタの自動ミルクを使った感覚では、片付けの負担はどちらもそれほど変わりませんでした。

自動ミルクは洗う容器が増えるように見えますが、手動でもピッチャーとノズルの片付けがあるためです。

そのうえで作るときは自動の方が楽だったので、カフェラテなどを頻繁に飲むで迷っているなら、諸々込みで自動ミルク付きの方がいいと思いました。

ブラック中心なら共通作業を見る

ブラック中心なら、カス受け、排水トレイ、水タンク、抽出ユニットなどの手入れが日常の中心です。

Sスマートも、カス受けやトレイ、タンク、抽出ユニットを取り外して洗浄できる構成になっています。

私が通常のSと22020で行っていた周辺部品の清掃は、体感で5分ほど。

厳密な計測ではありませんが、ブラックだけなら極端に負担が大きいとは感じませんでした。

意外だったのは、コーヒーをこぼしていなくても、内部洗浄などで排水トレイに水がたまることです。

カスを捨てるときにトレイの水も確認する流れにすると、日常の片付けとして続けやすくなりました。

反対に、カス受けの容量が大きいことだけを理由に、何日も放置する使い方はおすすめできません。

私の環境では約1週間置いたカスに白いカビが出た経験があります。

自分が使うたびに片付けるのか、家族の最後の一杯のあとに洗うのかまで決めておくと、購入後の作業を想像しやすいですよ。

本体寸法より周囲の余裕を確認

Sスマートとスタート各型番の本体寸法は、ほぼ同じです。

本体の外形寸法の比較。単位はmm
モデル 幅 奥行 高さ
Sスマート 238 440 350
スタート22020 240 440 350
スタート22062 240 440 350
スタート22080 240 440 350

幅の差は2mmで、奥行と高さは共通しています。

本体の小ささで選び分けるより、まずは奥行き44cmの本体を置き、周囲に作業できる余裕が残るかを確認したいところです。

私が使用したスタート22020も、正面から見るとすっきりしていますが、斜めから見ると奥行きのある形が分かります。

マグニフィカスタートECAM22020の奥行きと側面が分かる斜め前からの外観
使用したスタート22020を斜め前から撮影。設置前には、幅だけでなく奥行きも確認しておきたいところです。

棚やカウンターには、本体を載せる場所に加え、背面のコードを無理なく通せる余裕も必要です。

さらに、ミルク方式によって、前面で行う作業が変わります。

Sスマートと22020の手動式では、フロッサーに合わせてピッチャーを持ち、牛乳を泡立てるための空間を確保します。

22062・22080の自動式では、ミルクコンテナを着脱し、冷蔵庫へ出し入れしやすい置き方を考えてください。

同じ本体寸法でも、普段のミルク作りを無理なく行えるかで、使いやすさは変わります。

上部は豆ホッパーのふたを開けて補充できるか、前面は水タンクやトレイを引き出せるかも確認しましょう。

棚へ収まっても、豆を足すたびに本体を動かしたり、片付けのたびに周囲の物をよけたりすると、毎日の手間になります。

置き場所を決めるときは、本体が収まることと、補充・ミルク作り・手入れを行えることを合わせて確認してください。

私は水回りに近いカウンターで使っていますが、給水や部品の洗浄、片付けがしやすいのでおすすめの場所です。

詳しい採寸のポイントは、マグニフィカスタートのサイズと設置スペースで解説しています。

豆を挽く音は動画で確認

Sスマートはコーン式グラインダーを搭載し、豆を挽いてから抽出する機種です。

スタートも豆挽きを行うので、タッチ操作になったことやミルクが自動になったことを、静かさの根拠にはできません。

私が通常のSと22020を使ったときは、抽出やすすぎよりも豆を挽く音が気になりました。

家族が寝ている時間に使い、音について注意された経験もあります。

そのため、この比較では夜間に豆から淹れるなら、挽く音が出る前提で置き場所を考えることをおすすめします。

まずは、スタート22020の実際の抽出動画です。

こちらは、通常のマグニフィカSの抽出動画です。

豆を挽く工程と、そのあとの抽出で音がどう変わるかを確認してみてください。

録音条件と再生音量によって聞こえ方は変わりますが、生活の中で気になりそうな音かを考える材料になります。

Sスマートそのものの録音ではないため、音量が完全に同じとする比較ではありません。

挽く音を避けたい時間帯は粉コーヒーを使う選択肢もありますが、ポンプや内部動作の音は残ります。

価格と使う機能から候補を決める

ここからは、各機種の価格を機能と合わせて見ていきます。

価格は2026年10月13日に確認した公式オンラインショップの税込表示で、市場の最安値ではありません。

Sスマートは手動の調整を楽しむ人

ECAM25023SBの公式表示価格は128,000円でした。

22020Bとの差は30,200円で、ブラックの主要3メニューは共通しています。

そのため、この差額を払う理由になるのは、フロス調整つまみ、物理ボタン、豆量をつまみで合わせる操作、シルバーブラックの外観です。

私は、手動ミルクを楽しみながら泡の少ないカフェラテも作りたい人なら、Sスマートを比較に残す意味があると思います。

反対に、ブラックだけをいつもの設定で飲むなら、泡調整を使わない分、22020との価格差を慎重に考えたいところです。

販売店の値引きで差が縮まっていれば判断も変わるので、欲しい機能を決めたうえで実際の支払額を比べてください。

22020はブラック中心の人

ECAM22020Bの公式表示価格は97,800円でした。

ブラック3メニューとタッチ操作を選べて、ミルクを飲みたいときは手動で作る構成です。

私は家族共用で1日2〜3杯ほど使い、ブラック中心の使い方では大きな不満はありませんでした。

Sスマートの泡調整つまみや物理操作に特別なこだわりがなければ、まず比較したいモデルです。

本体の差額を、普段飲む豆や手入れ用品へ回せることにも意味があります。

ただ、後から毎朝カプチーノを飲むようになると、手動の泡立てが負担になる可能性はあります。

今の飲み方だけでなく、「買ったら増えそうな飲み物」がブラックなのかミルク入りなのかも考えてみてください。

22062は家族で飲み分けたい人

確認したECAM22062Wの公式表示価格は128,000円で、Sスマートと同額でした。

この価格なら、手動ミルクの調整を選ぶか、自動カプチーノを選ぶかが直接の比較になります。

朝はジャポーネ、休日はカプチーノという人や、家族でブラック派とカプチーノ派に分かれる家庭に合う組み合わせです。

前述した通り、スペシャルティはありませんが、そのメニューを使う予定がなければ、選ぶうえで大きな不都合にはなりません。

私なら、自分だけでなく家族も頻繁にカプチーノを作り、泡立てを任せたいという条件なら、Sスマートよりこちらを優先して考えます。

なお、価格を確認したのはホワイトです。

ブラックを選ぶ場合は、その色の販売価格と在庫を確認してください。

22080はミルクを飲み分けたい人

ECAM22080GBの公式表示価格は124,800円で、Sスマートより3,200円低い表示でした。

ミルク自動のモデルが、手動式のSスマートより必ず高いわけではないことが分かります。

カプチーノとラテマキアートを両方使い、ブラックはエスプレッソかスペシャルティでよいなら、比較しやすい候補です。

22020Bとの差額は27,000円でした。

この差は、手で泡立てる作業を任せたい頻度と、自動で選べる飲み物に対して納得できるかで考えます。

毎朝ミルク入りを飲む人と、月に一度だけ飲む人では、同じ差額でも受け止め方が変わりますよね。

ただし、ジャポーネをよく飲む人は価格だけで決めず、22062か手動モデルを残して比較してください。

価格は色、販売店、セール、在庫で変わります。

購入時には正確な情報を公式サイトと販売ページで確認し、型番、送料を含む支払額、保証条件を合わせて比べてください。

ブラック中心だった私には22020で大きな不満はありませんでした。

ミルクを毎日飲むなら、自動モデルも候補に入れます。

スマートとスタートのよくある質問

Q1. Sスマートのミルクは自動ですか?

A. 手動です。

フロス調整つまみで泡立て方を切り替えられますが、牛乳を温めて泡立て、コーヒーへ注ぐ作業は自分で行います。

Q2. スタートの色違いで機能は変わりますか?

A. 同じ22020のB/W、同じ22062のB/Wは、基本機能が共通の色違いです。

22020と22062ではミルク方式とメニューが変わるため、色より先に数字の部分を確認してください。

Q3. 22080は22062の全メニューを使えますか?

A. 使えません。

22080にはカフェ・ジャポーネがなく、スペシャルティとラテマキアートを搭載しています。

22062はカフェ・ジャポーネと自動カプチーノを組み合わせたモデルです。

Q4. 泡の少ないカフェラテを作るならどれですか?

A. 手動で作るなら、HOT MILK側へ切り替えられるSスマートが候補です。

22062の自動ミルクはカプチーノ、22080はカプチーノとラテマキアートなので、自動メニュー名まで確認して選んでください。

まとめ

Sスマートとスタートは、ミルクの作り方を決め、そのあとに残したいブラックメニューと操作方法を合わせると選びやすくなります。

  • Sスマート:フロス調整つまみと豆量つまみを使い、手動で好みの一杯を仕上げたい人
  • 22020:ブラック3メニューとタッチ操作を中心に、価格も抑えて選びたい人
  • 22062:カフェ・ジャポーネを残し、カプチーノを自動で作りたい人
  • 22080:スペシャルティを飲み、カプチーノとラテマキアートを自動で楽しみたい人

私なら、まず一週間に飲むものを思い浮かべ、頻繁に使う機能へ予算をかけます。

手動で仕上げる楽しさを取るのか、毎朝の泡立てを任せるのか。

そこが決まれば、名前やメニュー数だけで迷わず、自分の生活に合う型番を選べると思います。

参考:Sスマート公式仕様、22020公式サポート、22062公式サポート、22080公式サポート。

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