マグニフィカスタートとイーヴォの違い|どっちを選ぶべき?

マグニフィカスタート22062・22080とイーヴォ29064・29081の4モデルを並べた比較記事のアイキャッチ画像 マグニフィカ

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こんにちは、ブリュークラフト・ガイドのtakaです。

マグニフィカスタートとイーヴォを見比べると、「どちらもミルクが自動なら、安い方でいい?」「マイラテがあると何が変わる?」と迷いますよね。

私の結論は、欲しい飲み物がスタートにそろっているなら、価格を比べてスタートを選ぶ理由があります。

一方、牛乳を入れる量でラテを変えたい人や、カフェ・ジャポーネとスペシャルティの両方を自動ミルク機で楽しみたい人には、イーヴォが候補になります。

ただし、同じシリーズでも型番でメニューが変わるため、「スタート対イーヴォ」という名前だけの比較では決められません。

私は手動ミルクのスタートECAM22020を家族と約1年間使い、自動ミルクはレンティオで借りたエレッタエクスプロアで経験しています。

この記事では、その経験と公式仕様を組み合わせ、自動ミルク搭載のスタート2モデルとイーヴォ2モデルを中心に、あなたの飲み方に合う一台を考えます。

この記事のポイント
1自動ミルク4モデルのメニュー差
2マイラテと抽出量登録の違い
3実機経験から考える味と手入れ
4毎日の飲み方と価格で選ぶ型番

スタートとイーヴォの違いを比較

最初に、何をワンタッチで作れるかを確認しましょう。

自動ミルクという共通点があっても、ブラックメニューとラテの選択肢は同じではありません。

自動ミルク4モデルの機能一覧

国内向け自動ミルク搭載モデルの比較
比較項目 スタート22062B/W スタート22080GB イーヴォ29064XB イーヴォ29081XTB
エスプレッソ あり あり あり あり
カフェ・ジャポーネ あり なし あり あり
スペシャルティ なし あり なし あり
自動カプチーノ あり あり あり あり
自動ラテマキアート なし あり なし あり
マイラテ なし なし あり あり
給湯 対応 対応 対応 対応
ミルク方式 ラテクレマホット ラテクレマホット ラテクレマホット ラテクレマホット
操作部 タッチアイコン タッチアイコン カラーダイレクトメニュー カラーダイレクトメニュー
豆量調整 3段階 3段階 3段階 3段階

「なし」は、その名前の専用メニューがないという意味です。

牛乳とエスプレッソを自分で組み合わせることとは分けて見てください。

型番の数字やシリーズの印象だけで選ぶと、毎日飲みたかったブラックメニューを逃すことがあります。

また、メーカーのメニュー数は給湯を含む場合があります。

22020は手動ミルクのスタート

スタートECAM22020B/Wは、今回の4モデルと違い、ミルクを自分で泡立てる機種です。

豆挽きからコーヒー抽出までは自動ですが、カプチーノを完成させるには、ピッチャーとフロッサーを使う工程が残ります。

私が約1年間使ったのはこちらの22020で、自動ミルクの22062・22080を使った経験ではありません。

今回はミルクまで自動で作りたい人向けなので、22020を安価な同等品として並べることはしません。

手動ミルクも候補に残る場合は、マグニフィカSとスタート全5モデルの比較で選択肢を広げられます。

共通する機能と経験の使い方

4モデルとも、ラテクレマホットによるミルクの自動泡立てに対応します。

そのため、牛乳をコンテナへ入れて取り付け、対応メニューを選ぶことで、手動でピッチャーを持って泡立てる作業を省けるのは、仕様から分かる共通点です。

一方、4モデルを同じ条件で並べた味の比較や、泡の細かさ、抽出時間の実測を行ったわけではありません。

ここは、機能から分かる工程の差と、実際に飲んだ感想を分けることで、必要な判断材料をお伝えします。

飲みたい一杯から型番を選ぶ

ここからは、4モデルをそれぞれ選ぶ理由を具体的に見ていきます。

価格差を考える前に、平日の朝と休日に何を飲むか、二つくらい思い浮かべてください。

ジャポーネとカプチーノなら22062

スタートECAM22062B/Wは、カフェ・ジャポーネと自動カプチーノを普段の二本柱にしたい人の候補です。

朝はブラック、休憩にはカプチーノという使い方なら、メニューを増やすためだけに別の機種へ進む必要はありません。

反対に、スペシャルティやラテマキアートを専用アイコンから選びたい場合は、その希望を満たしません。

2026年10月15日確認の公式表示では、ブラックの22062Bは税込128,000円でした。

欲しいメニューが合うなら、販売店ごとの支払額と保証条件を比べてください。

ECAM22062の商品リンクはこちらです。

スペシャルティとラテなら22080

スタートECAM22080GBは、スペシャルティと、カプチーノ・ラテマキアートの飲み分けを重視する人に向きます。

ミルクメニューを二つ選べるため、コーヒーを感じながら泡を楽しむ日と、ミルク寄りの一杯を飲みたい日で選択を変えられます。

エスプレッソも搭載しますが、前述した通りカフェ・ジャポーネはありません。

公式の掲載価格は、確認時点で税込124,800円です。

今回の公式表示では22062Bより3,200円低いものの、メニューの組み合わせが異なるので、安いから一方的に得とは言えません。

毎朝ジャポーネを飲む予定なら22062、スペシャルティとラテマキアートが目的なら22080という選び分けになります。

マイラテを必要とせず、この二つのミルクメニューで足りるなら、イーヴォとの実売価格差を比べる価値がある一台です。

ECAM22080GBの商品リンクはこちらです。

マイラテを使うなら29064

イーヴォECAM29064XBは、ジャポーネとカプチーノに加え、牛乳量で自分のラテを作りたい人の候補です。

22062との違いを考えるなら、マイラテを実際に使うかが分かれ目になります。

毎回同じカプチーノで満足している人より、「今日は牛乳を少なめにしたい」「休日はミルクを多めに楽しみたい」という人に、追加機能の使い道があります。

ただし、29064もスペシャルティとラテマキアートの専用メニューはありません。

カラーで飲み物が示される操作部も特徴ですが、見やすさの好みだけでなく、よく使うメニューを迷わず選べるかを見てください。

今回、29064XBの現在の公式販売価格は確認できていません。

販売店の新品在庫と価格を確認し、22062との追加費用がマイラテの使い方に見合うかで考えましょう。

ECAM29064XBの商品リンクはこちらです。

ブラックも飲み分けるなら29081

イーヴォECAM29081XTBは、ジャポーネとスペシャルティの両方に加え、ラテマキアートとマイラテも欲しい人に向きます。

家族の一人はジャポーネ、もう一人はスペシャルティ、休日はミルクという家庭なら、4モデルの中で選べる範囲が広いことに意味があります。

一方、毎日カプチーノしか作らないなら、メニューが増えても実際の出番は変わりません。

将来飲みそうな一杯をすべて数えるより、今の習慣で週に何回使うかを考えた方が、追加費用へ納得しやすいですよ。

29081XTBについても、今回確認できた現在の公式販売価格はありません。

ECAM29081XTBの商品リンクはこちらです。

メニューの特徴と実際の味

飲み物の名前だけで比較すると、追加メニューが自分に必要か分かりにくいですよね。

メーカーが示している特徴を先に確認し、そのあとに私が飲んだ感想をお伝えします。

メーカーが示すメニューの特徴

公式の説明・機能と、選ぶときの見方

メニュー メーカーが示す特徴・機能 選ぶときの見方
エスプレッソ 圧力をかけて短時間で抽出する、濃厚な風味のコーヒー。ミルクメニューのベースにもなる 小さな一杯やミルクと合わせるコーヒーを楽しみたい
カフェ・ジャポーネ 蒸らしを取り入れる間欠抽出で、エスプレッソのうまみとドリップのキレを合わせた日本向けメニュー マグカップで飲む普段のブラックを選びたい
スペシャルティ 通常より多めの豆量で、蒸らさず抽出。すっきりした繊細な飲み口で、浅煎り豆との相性も案内 ジャポーネとは別の抽出方法で豆を楽しみたい
カプチーノ ラテクレマホットによるフォームミルクとコーヒーを自動で抽出するプリセット まずは定番の泡立ちのあるミルクメニューを飲みたい
ラテマキアート 22080・29081に搭載する、カプチーノとは別の自動ミルクメニュー 一般にミルクを主体として楽しむ一杯を、専用メニューから選びたい
マイラテ コンテナに入れた牛乳を抽出する方式。コーヒー量は登録できる 入れる牛乳量を変えて、自分の飲み方に合わせたい

右列は、機能をどう選ぶかについての私の見方です。

公式が案内する味の方向性と、あなたが実際においしいと感じるかは分けて考えてください。

例えば、スペシャルティはメーカーが浅煎りとの相性を案内していますが、酸味が好みでなければ、その特徴がそのままメリットになるとは限りません。

なお、マイラテは「泡を自在に細かくする機能」という意味ではありません。

牛乳の使用量を変えることと、泡立ちの調整機能は別の項目です。

私は深煎りのミルクが好み

エレッタエクスプロアでキンボクラシックを使ったときは、カフェラテのミルクのクリーミーさと、コーヒーの深みの組み合わせがおいしいと感じました。

カプチーノでは、私にはカフェラテよりほろ苦さが残り、コーヒーの濃厚さを楽しみながらミルクの甘さも感じられました。

これは私の味覚と使用した豆・設定での感想で、スタートやイーヴォを実飲した評価ではありません。

エレッタエクスプロアで作ったカフェラテとカプチーノの見た目の比較
私がエレッタエクスプロアで作ったカフェラテとカプチーノ。今回の比較4モデルの抽出写真ではありません。

中煎りのドゥアスポンチスをミルクと合わせたときも飲みましたが、私の好みでは深煎りの方がコーヒーの存在感を楽しめました。

そのため、ミルクメニューの味を期待して機種を上げる前に、普段使う豆の焙煎度も考えておきたいところです。

濃い味を好む私なら、最初は深煎りで試し、牛乳量を少しずつ変えて好みへ寄せます。

キンボクラシックの商品リンクはこちらです。

私はキンボクラシックのミルクメニューが好みでした。

泡のクリーミーさと、深煎りのコーヒーの味がよく合うと感じました。

ラテマキアートを選ぶ理由

私がエレッタエクスプロアで飲んだラテマキアートは、コーヒーのコクを感じつつ、全体は優しい味という印象でした。

エレッタエクスプロアで抽出したラテマキアート
エレッタエクスプロアで実際に飲んだラテマキアート。ミルクメニューを選ぶ参考写真です。

この経験から、ミルク寄りのメニューをよく注文する人には、ラテマキアートがある22080・29081を候補に残す理由があると考えます。

私なら、「見た目がきれいだから」だけで追加費用を払うより、カプチーノと交互に飲む予定があるかで判断します。

すでに好きな飲み物が決まっているなら、その名前を直接選べる方が、家族にも使い方を伝えやすいでしょう。

ブラックの好みも残して選ぶ

食後はブラック、朝はミルクという使い方なら、ブラックメニューの違いも購入後の満足度に関わります。

私が使ったスタート22020のスペシャルティは、コーヒーの濃さや深みと、クレマのクリーミーな口当たりを楽しめる一杯でした。

一方、豆によっては酸味が前に出すぎると感じることもあり、私にはカフェ・ジャポーネの方が合う組み合わせもありました。

メーカーの説明はメニューの特徴を知る目安として使い、味の好みは実際の豆と合わせて考えるのがおすすめです。

ミルクの便利さだけを優先してジャポーネを外すより、普段飲むブラックを残せる型番を選ぶ方が、買い替え後も使いやすいですよ。

両方を飲み分けたいなら29081、片方で足りるなら、そのメニューを持つスタートも残して価格を比べましょう。

マイラテで変わる使い方

イーヴォを選ぶ理由として気になるのがマイラテです。

ここでは、スタートにもできる量の登録と、マイラテならではの牛乳の使い方を分けて考えます。

スタートも抽出量を登録できる

マイラテがないスタートでも、カプチーノのミルク量とコーヒー量を好みに合わせて登録できます。

公式FAQでは、ミルクの抽出を好みの量で止め、続くコーヒーも好みの量で止める定量設定が案内されています。

毎日同じカップで、同じくらいのミルク感を楽しむなら、スタートの登録機能でも目的を満たせる可能性があります。

細かな操作方法や登録できる範囲は、買う型番の説明書に従ってください。

購入前には、「量を変えたい」のか、「毎回入れる牛乳量を変えて使い切りたい」のかを分けると、マイラテの必要性が見えてきます。

牛乳を入れた分だけ使う方式

イーヴォ29064・29081のマイラテは、コンテナに入れた牛乳を使い切って抽出するメニューです。

コーヒー量は登録できるため、入れる牛乳量を変えることで、コーヒーを感じやすい一杯から、ミルクをたっぷり楽しむ一杯まで好みに合わせられます。

私もカフェラテを作る際、普段の量と、ミルクコンテナの「2」の目盛りまで牛乳を入れた量で、仕上がりを比べたことがあります。

牛乳を多めに使うと、私にはミルクの甘みがより感じられ、いつもとは違う仕上がりになりました。

砂糖を加える調整とは違い、ミルクの割合を変えて、自分が飲みたい味と量へ近づけられるところに価値を感じます。

この感想はカフェラテで牛乳量を変えた経験ですが、マイラテを選ぶ理由も、こうした「今日はミルク多めで飲みたい」という使い分けにあります。

説明書で認められた牛乳量の範囲内で、泡を含む出来上がりが収まるカップを用意して調整してください。

家族の分を作って最後に使い切る

マイラテは、自分の一杯分だけ牛乳を入れる使い方に限りません。

ほかの人のカプチーノなどを作るために牛乳を用意し、最後に残った牛乳をマイラテで使い切るという使い方もできます。

家族の分は普段のメニューで作り、最後の自分の一杯は、残りの牛乳量に合わせて楽しむイメージです。

その場合、残った牛乳量によってミルクの割合や出来上がり量が変わるため、毎回同じ味を求めるより、その日の一杯を調整して楽しみたい人に向きます。

家族でもミルク少なめが好きな人、たっぷり飲みたい人で好みが違いますよね。

決まったメニューを選ぶだけでなく、使う牛乳量から一杯を変えられることが、マイラテの便利さだと思います。

なお、残った牛乳が使用量の下限を満たしているかを確認し、使い切ったあともコンテナやノズルの洗浄は行ってください。

毎日の準備と片付けを考える

スタートとイーヴォのどちらを買っても、自動ミルクを気持ちよく使うには、準備と使用後の作業が必要です。

ここは故障対処や清掃手順を網羅するのではなく、購入前に生活へ組み込めるかを考えるための比較です。

自動化の価値は泡立てる工程

手動のスタート22020では、牛乳をピッチャーへ入れ、フロッサーの位置を合わせながら泡立てていました。

使い始めは大きな泡ができることもあり、何度か繰り返してから少しずつ慣れてきたという感覚です。

マグニフィカスタートECAM22020の手動フロッサーで牛乳を泡立てている様子

スタート22020で牛乳を手動で泡立てているところ。ピッチャーを持ち、泡立ちを見ながら位置を調整します。

泡立てたミルクを、抽出したエスプレッソへ注いでカフェラテを作ります。

実際にスタート22020で作ったカフェラテが、こちらです。

マグニフィカスタートECAM22020で手動で泡立てたミルクを使って作ったカフェラテ

スタート22020で作ったカフェラテ。ミルクの泡立てと、コーヒーへの注ぎ入れは自分で行いました。

手動でもおいしく作れましたが、泡の仕上がりは自分の操作に左右されます。

一方、エレッタエクスプロアでは、牛乳を入れたミルクコンテナとカップをセットし、メニューを選ぶことで、泡立てからカップへの注ぎ入れまで任せられます。

エレッタエクスプロアにミルクコンテナとカップをセットして自動ミルクメニューを抽出している様子

エレッタエクスプロアで自動ミルクメニューを抽出している実機全体の様子。

手動のようにピッチャーを持ち続けたり、フロッサーの位置を調整したりする必要がなく、ミルクが自動でカップへ注がれます。

エレッタエクスプロアのラテクレマホットで泡立てたミルクをカップへ自動抽出している様子

ラテクレマホットで泡立てたミルクを自動抽出しているところ。自動ミルクの動作を示す写真です。

そして、エレッタエクスプロアで自動抽出したカフェラテが、こちらです。

エレッタエクスプロアの自動ミルク機能で作ったカフェラテ

エレッタエクスプロアで作ったカフェラテ。ミルクの泡立てとコーヒーの抽出をマシンに任せて完成させました。

私が飲み比べて感じたのは、自動で作った方が泡がきめ細かく、口当たりもクリーミーでおいしかったということです。

手動で作ったカフェラテも楽しめましたが、私が実際に作った範囲では、自動の方が好みの仕上がりでした。

写真はそれぞれの完成した一杯を示すもので、泡の口当たりやおいしさについては、実際に飲んだ私の感想です。

自動ミルクの価値は、作る工程が減ることに加え、自分で泡立てたときより好みの一杯を楽しめたところにもありました。

この比較は、手動のスタート22020と、自動のエレッタエクスプロアでの経験です。

今回比較するスタート22062・22080とイーヴォ29064・29081でも、ミルクを自分で泡立てる操作を省けることは共通しています。

そのうえで両シリーズを選び分けるなら、飲みたいメニューとマイラテの使い道に注目すると、追加費用を考えやすいですよ。

私には、自動で作ったカフェラテの方が泡がきめ細かく、おいしく感じました。

作るのが楽になり、仕上がりも好みだったのがうれしいところです。

すすぎと分解洗浄は別の作業

ミルクの抽出を任せられても、使用後の手入れは残ります。

ノズル内をすすぐ簡易洗浄と、ミルクコンテナを分解して洗う作業は別です。

イーヴォの公式案内でも、ミルク使用後のノズル洗浄と、一日の終わりのコンテナのお手入れを分けています。

私もエレッタエクスプロアでは、抽出後の簡易洗浄に加えて、コンテナを取り外して部品を洗っていました。

エレッタエクスプロアのミルクコンテナを使用後に洗浄している様子

実際に使用したエレッタエクスプロアのミルクコンテナを洗浄している様子。

エクスプロアとイーヴォではコンテナの容量や部品構成が異なりますが、簡易洗浄だけで済ませず、ミルクが通る部品と容器を洗うという基本は共通しています。

スタートの自動ミルク搭載モデルも、購入する型番の説明書に従って部品を洗う必要があります。

私がエレッタエクスプロアを使った範囲では、片付けの負担は手動ミルクと極端に変わらないという感覚でした。

手動ではフロッサーとピッチャー、自動ではミルクコンテナを洗うため、どちらにも牛乳を使ったあとの作業があります。

私が自動ミルクで特に便利に感じたのは、片付けがなくなることではなく、泡立てから注ぎ入れまで任せられることでした。

購入前には、説明書の分解図で洗う部品を確認し、普段の片付けに組み込めそうかを見ておくとよいでしょう。

部品の外し方や洗浄方法、残った牛乳の保管・廃棄は、使用する型番の説明書に従ってください。

ミルク容器を置く場所も必要

設置場所は本体だけが載ればよい、という考え方では足りません。

コンテナの取り付け、カップの出し入れ、給水、トレイの取り外しができる空間まで見ておきたいところです。

さらに、牛乳を一時的に冷蔵保管する使い方なら、コンテナを置ける冷蔵庫内の高さや奥行きも確認しましょう。

公式のラテクレマ紹介では、22062のミルクコンテナは225mL、イーヴォは230mLと案内されています。

この小さな容量差よりも、あなたが一度に作りたい杯数と、一杯に使う牛乳量の方が使い勝手に直結します。

大きなカップを家族全員が使う場合、一回の補充で足りるかはメニューと量の設定次第です。

泡を含む出来上がり量を、そのままコンテナの牛乳量として計算しないでください。

棚へ設置する場合は上から豆を補充できるか、カウンターでは前から水やカスを扱えるかまで、実際の動きを想像すると分かりやすいです。

スタートの設置については、スタートのサイズと置き場所を解説した記事も参考になります。

豆を挽く音は動画で確認

自動ミルクを選んでも、豆から作るときのグラインダー音は出ます。

今回の4モデルはコーン式グラインダーを使うため、私が使ったSやスタートの動画は、豆挽きがどのような音を伴うかを知る参考になります。

方式が共通していることから豆挽き音への配慮は必要と考えられますが、方式だけで各モデルの音量まで同一とは決められません。

私は夜に使い、家族から音について注意されたことがあります。

特に気になったのは、コーヒーが流れる音より豆を挽く音でした。

スタートECAM22020の豆挽きと抽出

マグニフィカSの豆挽きと抽出

上の動画は実際に使った別機種の記録で、自動ミルク4モデルの音量比較ではありません。

録音位置や再生音量で聞こえ方が変わるため、何デシベルかを判断する用途には使えませんが、購入前に作動音のイメージを持つには役立ちます。

早朝にミルクメニューを使うなら、マイラテの有無より先に、寝室との距離や使う時間を考えておきましょう。

カスと洗浄水の処理も残る

ミルク容器の手入れとは別に、コーヒーカスや排水トレイの片付けもあります。

私が使ったスタートでは、起動・終了時などの内部すすぎで、思ったよりトレイへ水がたまりました。

使用したマグニフィカスタートECAM22020のコーヒーカス受けと排水トレイ
ECAM22020で使用後に残ったコーヒーカスと洗浄水。自動すすぎがあっても、捨てる作業は必要です。

私はカスを片付けるときにトレイの水も捨てることが多く、ブラック中心の22020での日常清掃は、体感では5分程度でした。

家族で使うなら、飲む人だけでなく、給水や洗浄を担当する人にも無理がないかを考えてください。

除石灰剤など、定期的に使う消耗品も必要です。

私はSとスタートで除石灰を経験していますが、日々のカス捨てとは別に、排水とすすぎを行う時間を取る作業でした。

私はカスを片付けるときに、トレイの水も捨てています。

一度に済ませる方が、普段の習慣にしやすかったです。

価格差に納得して購入する

必要なメニューが決まったら、最後に購入時の金額と条件を比べます。

スタートの方が必ず安いと決めず、希望を満たす型番同士で確認してください。

追加メニューの出番で差額を見る

22062と29064ならマイラテを使うか、22080と29081ならジャポーネとマイラテが必要か、という形で考えられます。

例えば同条件の商品で差額が2万円だった場合、3年間使うと仮定すると、ひと月あたり約556円です。

これは価格差を感覚として捉えるための単純計算で、実際の差額、寿命、節約額を示すものではありません。

週に何度も使う追加メニューなら納得できても、買ってからほぼ押さないアイコンなら割高に感じるでしょう。

逆に、毎日楽しみにしているジャポーネを外してまで本体代を下げると、価格への満足と飲み物への満足が分かれてしまいます。

どのモデルでも基本の自動泡立ては使えるので、イーヴォへの追加費用を「自動ミルクのため」と二重に数える必要はありません。

型番と購入条件をそろえる

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでは、本体価格のほかに送料、クーポン条件、販売者、保証の扱いも確認しましょう。

ポイント還元は現金で支払う金額を直接減らすものとは違うため、支払額と獲得予定ポイントを分けて見ると比較しやすいです。

特にイーヴォは、ECAM29064Bと29064XB、ECAM29081TBと29081XTBのような似た型番が検索結果へ出てきます。

旧型番の方が安くても、同じ販売条件の商品として自動的に置き換えず、商品ページの型番と仕様を確認してください。

新品、展示品、中古品では、本体の状態、付属品、購入証明、返品条件も変わります。

ミルクコンテナや給湯ノズルなど、使うために必要なものが含まれるかまで確認すると、安く買ったあとで追加購入する事態を避けやすくなります。

保証について迷う場合は、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

購入経路や旧型番の修理・保証の適用は、注文前に販売店またはデロンギのサポート窓口へ確認するのが確実です。

購入前の疑問と選び方の結論

最後に、候補を絞ったあとで残りやすい疑問へ回答します。

そのうえで、あなたが毎日作りたい飲み物に合う型番を選びましょう。

スタートとイーヴォのよくある質問

Q1. イーヴォの方がコーヒーはおいしいですか?

A. シリーズ名だけでは決められません。

豆、抽出メニュー、豆量、牛乳量などで味の印象が変わります。

本記事では4モデルの同条件での飲み比べを行っていないため、おいしさの順位を付けず、欲しいメニューの有無で比較しています。

Q2. マイラテがないと牛乳量を変えられませんか?

A. スタートでもカプチーノのミルク量とコーヒー量を登録できます。

マイラテは、コンテナへ入れた牛乳を抽出し、入れる量で一杯を変えられる方式です。

量の登録と、牛乳を入れた分だけ使うことを分けて選んでください。

Q3. カフェラテの専用メニューはありますか?

A. 今回の4モデルに「カフェラテ」という名前の専用メニューはありません。

ミルクとコーヒーを合わせた一杯は、対応メニューの量調整やイーヴォのマイラテで好みに近づけられますが、カフェラテの専用プリセットとは区別してください。

Q4. スタート22080は22062の上位版ですか?

A. すべてのメニューを引き継ぐ関係ではありません。

22062はカフェ・ジャポーネとカプチーノ、22080はスペシャルティとカプチーノ・ラテマキアートを搭載します。

普段飲むブラックも含めて選んでください。

Q5. 自動ミルクなら洗い物もなくなりますか?

A. なくなりません。

泡立てや抽出は自動でも、ミルクノズルのすすぎ、コンテナの分解洗浄、カス捨て、トレイの排水などが残ります。

私が自動ミルクで便利に感じたのは、主に一杯を作る工程を任せられることでした。

毎日飲むメニューで決めよう

スタートとイーヴォは、どちらも自動ミルクを楽しめるモデルがあります。

そのうえでの選び方は、メニューの組み合わせとマイラテを使うかどうかです。

  • ジャポーネとカプチーノで足りるならスタート22062
  • スペシャルティとラテマキアートが目的ならスタート22080
  • ジャポーネに加え、牛乳を入れた分だけ使うならイーヴォ29064
  • ジャポーネもスペシャルティも、ラテマキアートも欲しいならイーヴォ29081

私なら、まず「明日の朝に何を飲むか」を決め、そのメニューを持つ型番から比較します。

欲しいメニューがスタートで足りて、購入時の条件もよければ、無理にイーヴォへ進む必要はありません。

マイラテやブラックの飲み分けを日常的に使うなら、その追加機能へ払う差額を考えてください。

まだ手動ミルクも含めて迷う場合は、マグニフィカ全機種の比較から候補を見直せます。

機能・価格情報の確認日:2026年10月15日。

価格・在庫・仕様は変わる場合があるため、購入直前の正確な情報は公式サイトと販売店の商品ページをご確認ください。

公式確認先: スタート22062、 スタート22080、 イーヴォ29064、 イーヴォ29081、 コーヒーメニューの特徴、 スタートの定量設定、 イーヴォ29081の定量設定。

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